「いいな」を届けるWebメディア

コラム

2015年10月02日 更新

本当に大切なものは?「メキシコの漁師とMBAコンサルの旅行者」の話

fishing

出典:simply-living-simply.com

ネット上で定期的に話題になる話の1つに「メキシコの漁師とMBA旅行者」があります。

漁師とビジネスマンの2つの価値観を比較することで、今後の生き方を考えさせられる内容となっています。

メキシコの漁師とMBA旅行者


メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
 

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。

 

その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

 

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

 

旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

 

「それじゃあ、余った時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、
 

漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
 

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

 
 

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
 
 
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
 

やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
 

その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
 

漁師は尋ねた。
 

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
 

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
 

「それからどうなるの」
 

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、
 

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
 

「それで?」
 

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

すでにそういった生活を手にしている漁師と、億万長者を目指す旅行者とのやり取りでした。

価値観は人それぞれで、そこに正しいも間違いもありません。みなさんはこの話を、どのように感じましたか?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

FEELYの最新情報をお届けします

この記事に関連するキーワード

こちらもおすすめです