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2016年06月03日 更新

「先生、あのね…」貧困層の地域で小学生が語った本音に、世界中の人が動き始めている。

アメリカのコロラド州で教師をするカイル・シュワルツ先生。小学校3年生を担任する彼女は、「もっと生徒の本音を知りたい」と、ちょっと風変わりな取り組みを行いました。

授業のテーマは「先生に知ってもらいたいことを、匿名で紙に書いてみせて」

名前は明かさず、だけど本当は知ってもらいヒミツを、こっそりとボードに提示してもらったのです。その内容を見て、先生の心は大きく揺れ動かされました。

先生、あのね私、一緒に遊んでくれるお友達がいないの。

連絡帳に保護者のサインが抜けることが多いのは、ママがあんまり帰ってこないからだよ。

あのね先生、宿題をするときに必要な鉛筆がね、私の家には、ないんです。

先生、あのね。僕はとっても、とっても、お父さんに会いたい。僕のお父さんはね、6年前の僕が3歳のとき、メキシコに追放された。それっきり、一度も会えていないんだ。

先生、あのね。わたし本当は、大学にいって勉強したいの。

もっと本が読みたいわ!早く学校に来て、本を読んで勉強するの!

メモの掲示は希望制でしたが、ほぼ全員が提出したそうです。みんな何か、心の奥に「本当は言いたいこと」を抱えていたのかな。

カイル・シュワルツ先生が教えている学校は、貧困層と呼ばれる家庭が非常に多く住む地域。クラス9割以上の生徒が、給食費の無料や減額の補助を受けながら学校に通っています。

そのせいか、家庭に事情を抱える生徒たちが大半。どの子どもにも悩みはつきものですが、先生は「鉛筆がない」などの悩みを抱えていたことに、気づけなかったとに、ハッとさせられます。

「貧困で生じる悩みをぜんぶなくしたい」そう考えたカイル・シュワルツ先生は、動き始めます。

メモの書きだしにみんなが使った「#iwishmyteacherknew」の言葉をキーワードに、匿名のままメッセージを公開しました。すると、メモを見た世界中の人から反響がきたのです。

このアイデアはすばらしい!自分の受け持つクラスでも実践してみたい。

私たちは、ここまで生徒と深く関われていただろうか。生活にまで、踏み込めていただろうか。

教師が生徒の心を知る行為はとても大切で、立派である!

私たちも何かできることはないのだろうか。鉛筆の寄付なら、私にもできる!

これはほんの一部。アメリカのニュースメディアでも多数取り上げられ、この現実に、多くの人が「どうにかしてあげたい」と、動き始めています。

CDJrXsIWgAMLT2Z

出典:https://twitter.com

教師として、そして地域の子ども達の問題を救う者として、大きなきっかけを与えたカイル・シュワルツ先生。こんな優しい先生に指導されたら、とても心強いですね。

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