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2016年07月18日 更新

カンヌを受賞した「死の橋」を「命の橋」に変える1年半がかりのプロジェクト(153秒)

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サムスン生命保険による「Bridge of Life(命の橋)」自殺防止キャンペーン。

韓国は経済協力機構加盟国の中で、8年連続で最も自殺率の高かった国でした。2011国家統計局によると1年間で約15,000人が自殺しています(平均して1日約44人)。

その中でも自殺の名所で知られていた麻浦(マポ)大橋。「Bridge of Death(死の橋)」と呼ばれ、漢江で起きた1090の自殺のうち188(17.2%)が麻浦大橋で起きました。

この麻浦大橋での自殺率を下げようとしたアイデアが、バリケードを作ったりするのではなく「人の心」を変えることによるものでした。

橋の手すりの部分にLEDライト(人が隣を歩くと光る)をつけ、橋を渡る人の歩くスピードに合わせて手すりが光るようするという工夫。そして、橋には専門家と丁寧に考えて生み出された「心を癒やすメッセージ」を描き、さらに笑顔の子供や家族、カップルたちの写真を浮かび上がるようにしたのです。

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このキャンペーンの取り組みは世界中でシェアされ、麻浦大橋での自殺率は85%減少を達成し、カンヌライオンズ2013のPR部門ではシルバー、ブロンズを受賞など、他多数の賞を獲得しました。

まさに「死の橋」が「命の橋」に変わった瞬間でした。本当に素晴らしい取り組みですね。

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