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コラム 感動

2015年06月03日 更新

「校長先生、私たちは修学旅行には行きません。だから…」思いやりの大切さを感じる、生徒全員のある決断

もし、大好きな人が困っていたら、あなたならどうしますか?

アメリカにあるシニアスクールの生徒たちは、今年も例年通り修学旅行に行くことが決まっていました。しかし時同じくして、大好きな校長先生が近頃、学校を休みがちだった理由が明かされたのです。
 
 
「校長先生はね、ガンになってしまいました」
 
 
滑膜肉腫(かつまくにくしゅ)という悪性度の高いガンを患っていたのです。まだ若く、人望もあつい心優しい校長先生。みんな驚きを隠せません。

事実が明かされた1週間後、生徒たちは校長先生の元に集まりました。そして、

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「校長先生、ぼくたちは今年の修学旅行にいきません」

「だから、その旅行代を先生の治療費にしてください」

と、みんなで発表したのです。その言葉を聞いて、先生は涙。生徒の満場一致で決まったこの決断は、そのまま実行されました。

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それだけではありません。先生の高額な治療費を少しでもサポートできるようにと、生徒たちはそのまま募金活動を始めす。

5日間で集まった資金はおよそ8000ドル、日本円にして100万円相当の金額が集まったのです。

h先生はその資金で、間もなく本格的な治療を開始する予定です。生徒たちの愛、そして、その愛を教えてくれた校長先生。「思いやり」や「優しさ」大事なことを学び合えるこの学校の環境に、世界中が感動しています。

それにしても、満場一致で「自分たちが楽しい思い出を作るよりも、校長先生を助けたい」という決断がくだせる生徒たちはきっと、普段の学校生活の中で、勉強以外のこともきちんと学んでいるのだと思います。

校長先生の普段からの口癖は「今の自分から少し背伸びして、大きな結果を見せてみよう」。このことを生徒たちは、しっかりと胸に刻んでいたのでしょうか。

修学旅行の思い出は残らないかもしれませんが、校長先生や大切な同級生たちと過ごした時間、考えた決断は、きっとこれから先の「大切な人生の思い出」として、ずっと残っていくのでしょう。

すべての人がこのような決断や行動をするのが正解だとは思いません。ただ、大切なのは「どうすればいいか」をみんなで考え、その人たちにとっての最善策を見つけ出していくこと。

いろんなことを考えさせられる、とても素敵な映像でした。

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