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2015年10月01日 更新

facebookがきかっけに起きた、顔の骨の一部を持たずに生まれた少年の奇跡

モロッコに住むYayha Jabalyという3歳の少年は、額と脳の間にあるはずの骨の一部を持たずに生まれました。(※彼の顔の形状に、決して驚かないであげてください。Yayhaくんは、子宮の中で自分の体を作る際、骨の形をうまくつくることができませんでした。)

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鼻を形成する骨がないため鼻の形は大きく変形し、目は見えず、口を聞くこともできません。

「長くは生きられないだろう」

医師からそう判断されながら、3年の月日が経っていました。

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どうにかしてあげたいと両親も手を尽くしますが、高額な医療費がかかりますし、そもそも、難病の彼を治療してくれる医師が、なかなか見つかりません。両親は途方に暮れていました。

しかしあるとき、一人の女性がYayhaくんを助けたいと名乗り出てくれたのです。

yahya

バラカという、モロッコ出身の女性でした。なんと彼女は、facebookに投稿されたYayha Jabalyくんの写真を見て、「この子を助けたい!」と、決意してくれたそうです。

Yayha

そしてトニー·ホームズ教授という、結合体双生児の分離手術に成功したことのある医師とコンタクトをとってくれたのです。彼女の話を聞いた教授もまた、彼をぜひ治療してあげたいと、承諾してくれました。

yahya

hand

バラカの働きかけでTVの取材が行われたり、資金集めもすすみ、無事に手術ができることまでこぎつけました。しかし、トニー·ホームズ教授は高い技術を持った医師ですら、術後の命の保証ができるとは言い切れません。

yahya

「もしかすると、手術中に命を落とすかもしれない」そんな不安を抱えながら、両親はトニー教授に息子を委ねました。

face

出典:au.news.yahoo.com

10時間以上にも及んだ手術の結果は…成功でした。Yayhaくんの頭の方へと盛り上がっていた鼻は、顔の真ん中へ。痛々しかった赤みを帯びた皮膚も、綺麗に縫合されています。

Yayha Jabaly

出典:moroccanchildrensappeal.com

しかし彼の治療は、ここからがスタート。目が見えない、口がきけない、Yayhaくんがこれからを生きていくには、解決したい問題がまだまだ残っています。そこでモロッコの善意団体「moroccanchildrensappeal」では現在、彼のための寄付を募り始めています。

もしご両親が声をあげるだけでは、facebookで遠いオーストラリアの土地に住むバラカの元に、この事実は届いていかなったでしょう。

facebookに投稿した写真がきかっけでYayhaくんの存在は少しずつ広がり、多くの人のサポートが彼の元に届き始めています。

動画の配信や、彼への寄付のペーシも立ち上がっています。
moroccanchildrensappeal.com

懸命に生きる少年の姿を応援する人が、ネットを通じて確実に増え続けています。彼をサポートしてくれる人がたくさん現れて、彼が長く生きやすい環境になることを祈ります。

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