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社会

2016年07月18日 更新

インクにちょっとした工夫を!スリランカの「蚊」よけ新聞が世界を変える

東南アジアの児童の主な死因の1つに挙げられる「デング熱」。

スリランカでは、このデング熱が流行し半年で1万3000人以上もの人が感染しています。

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デングウイルスを「蚊」が媒介することで感染していくのですが、現在のところ、デング熱のワクチンや治療方法が見つかっておらず、事前に「予防」することが非常に重要とされます。

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そうした状況で、人々の予防意識を高めるために、スリランカの新聞社「Mawbima」が、デング熱の予防キャンペーンとして、虫よけに使われる成分を含んだ「蚊よけ新聞:MOSQUITO REPELLANT PAPER」を発行しました。

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この新聞、虫よけにも使われる「シトロネラオイル」を混ぜたインクで印刷しているため、その匂いで蚊が近づかなくなるという仕組みです。

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さらに新聞だけでなく、バス停の広告にもこの特殊な素材を使用し、キャンペーンを知ってもらいながらバスを待っている人も蚊から守るようにしました。

蚊よけ新聞の効果

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・午前10時に新聞が完売する人気
・売上は通常よりも30%上昇
・Mawbimaの読者が30万人増加
・デング熱に対する知識が広まった

社会を良くするだけでなく、ビジネスとしても大きな効果をあげているのはすごいですね。

蚊よけ新聞の映像

このキャンペーンは現在、「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」の候補作にエントリーされています。

シンプルなアイデアですが、世界を変える素晴らしいキャンペーンでした。

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