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2015年11月11日 更新

【人生を変えた1枚の写真】路上で勉強する少年を世界中が称賛した結果・・・

事の発端は、フィリピンの女子大生であるジョイス・トレフランカさんが帰宅途中に撮った一枚の写真でした。
小さなイスをテーブル代わりに使いながら、マクドナルドの明かりを頼りに外で勉強するまだ幼い男の子。

そのけなげで熱心な姿に、「私も見習わないとなって思わされたわ!」とfacebookに投稿したのをきっかけに世界中に拡散。

fb

出典:facebook.com

世界中がこの少年ダニエル・カブレラ君に賞賛のコメントを送り、地元のテレビ局が取材に行くまでに有名になりました。
その取材の中で、少年は自分がおかれている境遇を語ってくれます。

自分は9歳で小学校に通っていること。
家には電気がないので、駐車場でマクドナルドから洩れる明かりを頼りに勉強していること。
ノートがなく、鉛筆も1本しかないこと。
自宅はすぐ近くで、木製のベンチに寝ていること。
将来は警察官か医者になりたいという夢があること。

これを受けて、世界中の人たちがこの向学心のある男の子に感銘を受けます。
それと同時に、「この子よりずっと恵まれた環境にあるのに努力していない自分が情けない・・・」「子供が、勉強したいのに出来ない状況なんてかわいそう」などと、大勢の人々が貧富の差に胸を痛めました。

mom

出典:youtube.com

ダニエル君のお母さんがインタビューを受けて、こう答えます。

「この子はとても意志が強くて勉強好きなの。でも、私の稼ぐお金ではろくにお昼ごはんをもたせてあげられないわ。それでもこの子はかまわず学校に勉強しに行くのよ。」
「いつもこの子は言っているわ。‘貧乏なままではいたくない。夢をかなえたい’ってね。」

しかし、いくらダニエル君が学校を休まずに行こうとしても、マクドナルドの明かりを頼りに外で勉強しても、お母さんの収入では高校にも、ましてや大学などにも行かせてはあげられない状態だったのです。

ダニエル君を助けたい

そんな中、テレビや新聞、SNSでダニエル君の苦しい状況を知った人々から善意がもたらされます。
Professional Academy of the Philippinesという大学の犯罪学のコースの為の奨学金を受け取れることになったのです。

scholarship

出典:sunstar.com.ph

それだけではなく、文房具やソーラーランプも支給してもらいました!
もうマクドナルドの明かりを求めて駐車場で勉強しなくても良いのです!

studious

出典:youtube.com

更にマクドナルドもダニエル君の家族に親切な申し出をしました。
1年分の食事を提供してくれることになったのです。
それまで、ダニエル君の家族は1日1度か2度の食事しかできない状態だったそうです。
そして高校卒業までの奨学金も与えられるとのことで、もうお金の心配をせずに勉強に打ち込むことができるようになりました。

ダニエル君のみならず、他の貧しい生徒たちにも心おきなく勉強ができるような寄付が集まっているようです。
彼が真摯に示した未来への姿勢が、本人だけでなく学校全体や家族まで巻き込んで良い方向へ動き出しています。

恵まれない環境だったとしても、自分がいまできることを精一杯やる。
そんな芯の通った確固たる決意を、こんな幼い子供から学ばせてもらえるとは思いませんでした。
そのぶれない強い心が、応援してくれる人たちを惹きつけたのかもしれません。

ジョイスさんのfacebook
ダニエル君のニュース(CCTV/America)

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