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2015年09月11日 更新

【樹木葬カプセルで自然に還ろう】人生の終え方に選択肢が広がっている

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出典:facebook.com

最近よく「終活」という言葉を耳にすることが増えましたね。
自分の人生の最後に、周囲の人々に迷惑がかからないように身の回りを整えておくことです。
葬儀の方法や相続に関すること、自分の思いなどをエンディングノートに記しておく人が増えました。

新しい自然葬のアイデア

若い世代の墓離れがすすみ、近年になって手元供養や自然葬が注目を集めていますね。
海や山などに散骨したり、指定された土地の樹木の下に遺骨を埋葬したりなどは、「人間が自然に還る」という概念から、支持する人が多くなってきたよう。

そんな中、イタリアの企業「カプスラ・ムンディ」がナチュラル素材のカプセルの上に木を植えるという新発想を提案しています。

カプセルの中で永眠

3カプセル

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このカプセルはトウモロコシやジャガイモなどからできた土に還る素材。
それをまゆのような形にし、故人を胎児のような姿勢で納めます。

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その上に、故人の好きだった、もしくは残された家族が選んだ樹木の苗を植えるのです。

上から木

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▼自然に還っていくプロセスはこんな感じ。
自然に還るプロセス

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図を左上から見ていくと、カプセルに遺体を納めたあとに苗を植えるので、その後は自然に吸収され、自然と共にまた大きくなるというアイデアがわかりやすいですね。

樹木は人間よりも長い時間成長していくでしょうから、お墓参りのように定期的にその樹木に会いにくると、まるで大切な故人に見守られているような気持ちになるのではないでしょうか?

「愛する人が木に生まれ変わる」ような不思議な埋葬方法ですね。
残念ながらこの発案はまだイタリアでは法的に認められておらず、法改正を申請中だそうです。

▼この埋葬方法の予想図
墓の様子

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日本のお墓の代わりが樹木になっているといった感じでしょうか。

日本の樹木葬との違い

99%が火葬のわたしたちの国では、樹木葬のやり方も少し違います。
遺骨を埋めた後にシンボルツリーを植樹するといった形が多いようです。

このイタリアのアイデアは、故人からのエネルギーをそのまま吸収できるように土葬に近い形。
まだまだ日本ではハードルが高そうですが、大切な人が会いに行くたびに木として大きくなっているのは感慨深いものがあるかもしれません。

発案元:カプスラ・ムンディ

●HP>>>CAPSULA MUNDI

●facebook>>>Capsula Mundi

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