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2015年09月11日 更新

【悲痛な写真】地球温暖化がもたらした代償がホッキョクグマに

ホッキョクグマが苦しんでいる

polarbear

出典:facebook.com

ドイツ人の自然写真家であるケルスティン・ランゲンベルクさんが撮影した写真です。
北極圏のバレンツ海に浮かぶスバールバル諸島で撮られたもの。
8月20日に自身のfacebookに投稿され、これを見た人たちからの悲痛なコメントがたくさん寄せられています。

骨と皮ばかりかと思うくらいにやせ細ったメスのホッキョクグマの写真は、それ一枚で「地球温暖化」を痛切に私たちに訴えかけています。

溶けていく北極の氷

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出典:cars.aol.co.uk

ケルスティンさんによると、オスは流氷にのっている期間が長いため、餌にそれほど困らず普通の体型の個体が多いそうです。

一方メスは、出産のために巣穴をつくれる陸にとどまらなければならないため、やせ細ってしまうそう。
氷が溶けてしまうことによって、その下にいるはずのアザラシがいなくなり、彼らの餌がなくなってしまうのです。
お母さんグマは、出産したあとに巣穴で育児をする冬の間、100日間ほど何も食べません。
その冬ごもりの前に栄養をたくさん摂ることで母乳の質を高めるはずなのですが、温暖化で捕食が困難になるとそれが難しくなります。
それによって赤ちゃんも栄養失調で亡くなることが増えているそう。
悲しい話です。

▼溶けた氷の上をジャンプしながら歩く親子
親子

出典:blog.arkive.org

ケルスティンさんは、「この(一番上の)やせ細っている写真のクマは、餌のアザラシがいないことにより、セイウチを捕食しようとして前足をケガしてしまった可能性がある」と語っています。

セイウチはその巨大な体から、ホッキョクグマでもしとめるのが困難と言われている獲物です。

まして、空腹で弱っている時なら尚更難しいでしょう。
せっぱつまった様子が想像できますね・・・。

私たちが日々の生活の中でできること

温暖化に歯止めをかけるために、小さなことでもなにか取り入れていきたいと思いませんか?

ひとりひとりの行動は微々たるものでも、地球のメンバーである私たち全員が気をつけていけば変わることもあるのではないでしょうか?

省エネをこころがけたり、ガソリンを使う車利用をなるべく避けて公共機関や徒歩で外出などを意識することが大切かもしれません。

▼もっと積極的に地球を守る活動に参加したい方は「環境保全団体WWF」をサポートすることもできます。
WWF・あなたができること

▼自然写真家ケルスティンさんのHPとfacebookはこちらです。

Kerstin Langenberger
facebook

私たちの便利になった生活のツケが、こんな遠い場所の野生動物にきているなんて・・・胸が痛いです。

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