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2015年10月07日 更新

【未開の島】誰もたどり着けない、北センチネル島とは?

あなたは「北センチネル島」という名前を耳にしたことがあるでしょうか?

そこは現代においてなおも、文明を拒否し続けている「未開の島」。誰もたどり着くことのできない「孤立の島」なのです。

「未開の島」、北センチネル島とは?

インド領アンダマン諸島中の島。インド洋東部・ベンガル湾内にあり、アンダマン諸島の南西部、南アンダマン島の西、約30kmに位置する。
(Wikipediaより)

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出典:https://ja.wikipedia.org

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出典:https://ja.wikipedia.org

世界にはまだ、現代文明のほとんどを持たずに生活している少数民族が多く存在しています。とはいえ、現在知られているそのほとんどは専門家やその民族の領土を持つ国との交流があり、その生活様式についてもある程度認知されているものです。
この北センチネル島、地理的に行くのは簡単です。それなのになぜ未だ「未開の島」とされるのでしょうか?
それは、そこに住む先住民が「いかなる理由であろうと、島に近づく者を拒み続け、一切の上陸を許さない」からなのです。
それゆえに現在では「世界で一番訪れるのが困難な場所」とまで言われています。

「未開の島」の先住民、センチネル族

センチネル族(Sentinelese people)はインド洋東部のアンダマン諸島に浮かぶ北センチネル島に住む先住民族。人口は250人ほどとされる。今もなお石器時代の生活を維持する世界で唯一の民族と言われ、外部との接触を一切拒絶する生活を続けており、インド政府も干渉をしない意向を示している。
(Wikipediaより)

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出典:http://www.terrafor.net

センチネル族はセンチネル語使って話しますが、島に上陸したものはみな殺されているため外部でセンチネル語を話せる者はいないそうです。行政ですらもセンチネル族とコミュニケーションを取ることは不可能らしく、アンダマン・ニコバル諸島政府当局は、「センチネル族の生活に干渉せず、これ以上追求する意志がない」ことを2005年に示しています。

センチネル族の外部に対する拒絶は絶対的なもので、2004年に発生したスマトラ島沖地震の際には、生存者の確認と救援物資輸送を目的としたヘリコプターに対しても、矢を放ち絶対に寄せ付けなかったそうです。
↓矢を放つセンチネル族。
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出典:http://www.all-nationz.com

また2006年、カニの密漁をしていたインド人2人が寝ている間にボートが流され北センチネル島に漂着した際も、二人は矢で射られ殺されてしまったそうです。インド政府が2人の遺体を回収しようとヘリコプターで向かうも、矢の嵐。結局、遺体の回収すらできなかったそうです。

このように意図せず、たまたま漂着してしまった人に対してもその徹底ぶり。

こうした実例から、いまやその島への接触を試みるものはなくなり完全に「孤立した島」 となってしまったのです。
彼らの生活様式を知ることのできない私たちには、何が彼らをそうさせるのかもわかりません。センチネル族についてで唯一分かっていることは、彼らは狩猟で生活し農業は行っていないようだということのみ。
彼らはずっと、彼らの生活を自身達でのみ育み、守り続けているのでしょう。

こんなに進み切った現代社会において、未だ未開とされる不思議な島、北センチネル島。そしてそこの住民、センチネル族

あまりにも違いすぎる文明の中で生きている彼らにとって、私たちはまるで宇宙人にでも見えるのかもしれません。

彼らの島が私たちに開かれる日は来るのでしょうか。

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