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2015年10月22日 更新

【自転車片付け大作戦】あなたは知っていますか?10年前に小学生達が体験した小さな大冒険

みなさんは小学生の頃どのような日々を送っていましたか?

何にでも興味を持ち、できなさそうなことにもどんどん挑戦して、周りから見たらただ遊んでいるように見えても、自分達にとってはワクワクする冒険の日々を過ごしていたのではないでしょうか。

今から10年以上も前の東戸塚小学校6年3組の少年少女も、そんな小学生達でした。

以下、戸塚区役所HPからの引用をしつつ紹介していきます。

自分たちの街の環境を守る活動

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私たち6年3組では5年生のときに1年間を通して環境の取組を行ってきました。その活動の中心は、柏尾川の清掃です。
柏尾川のごみの多くは「タバコの吸い殻」「紙くず」「お弁当のかす」「缶」「ビン」「ペットボトル」などです。他にもかさや自転車など色々な種類のごみが捨ててあります。

ゴミを拾い始めた頃は、あまりのゴミの多さに「本当にこの活動をやっていればごみが少なくなるのだろうか。」と小学生ながらに疑問を持っていたそうです。

大量のゴミの中に見つけた30台もの捨てられた自転車

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困ったな・・・
普通に捨てることはできないぞ捨てるのにお金がかかるし、大きくて重くて簡単に運べない。

でもこのままほおって置いたら、ますます自転車がたまり、柏尾川がきたなくなる。

私たちはまず自転車を無料で引き取ってくれるところを探しました。資料で探したところ、3つほどに電話をかけてみると3つともお金がかかってだめでした。でも3つの会社が「戸塚環境事業局なら」と電話番号を教えてくれました。そこで電話してみると、職員の人が、優しく、親切に「自転車が集まったらまた電話してください」と言ってくれました。

なんとか無料で自転車を引き取ってくれる人達に出会えたものの、更なる困難が・・・。

自転車片付け大作戦!

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出典:自転車片付け大作戦

ご覧のように30台以上もの自転車を、学校に集めようにも重くて運ぶのは大変、川を渡っていこうにも深くて自転車を持って渡ることは子供の体では無理でした。どうしたものか、と東戸塚小学校6年3組の少年少女は考え、ある作戦を実行することにします。

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出典:自転車片付け大作戦

自転車をいかだにのせて川を渡して運ぶことはできないだろうか。
いかだの作り方
(1)すのこを2枚つける。
(2)裏にペットボトルをしきつめる。
(3)引っ張るためのひもをつける。

それが、いかだを作り向こうの川まで自転車を運ぶという『自転車片付け大作戦

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出典:自転車片付け大作戦

この自転車大作戦は想像以上に大変でした。自転車を取るとき、草やとげが体にたくさんついて、前へ進むのもやっとでした。
自転車をみると、動かない自転車、タイヤの空気のぬけた自転車が山ほどありました。それを1台ずつ一生懸命みんなで運びました。いかだのところまで自転車を運んできたときは本当にほっとしました。それをいかだに乗せ、反対の岸の人が綱を引っ張る、岸に着くといかだに乗った自転車を引っ張り上げる、そしていかだを引っ張り、また自転車をのせるの繰り返しでした。その結果約30台もの自転車を運ぶことができました。

多くの困難にぶつかりながらも、クラスのみんなで協力し合い、なんとか全ての自転車を学校に集めることに成功した少年少女たち。小さなボランティアかもしれませんが、彼らにとってはかけがえのない大冒険です。

冒険の終わりに

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この『自転車片付け大作戦』を実行した彼らはこのような感想を述べています。

●元気が出たよ
学校へ自転車を運ぶ途中おじさんやおばさんが「がんばって」と声をかけてくれました。

●嬉しかったよ
柏尾川から自転車がなくなってきれいなのをみると、私たちもいいボランティアをしたなと思いました。

●自分たちが柏尾川を少しでもきれいにすることができて本当に良かった。

●子どもの私でも街の環境のために何かできるとは思いもしなかった。

このあと自転車は無事、環境事業局の人に引き取られました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段は目にするような話ではないかもしれませんが、このような心温まるお話が話題になることなく、埋もれていたのを知り、今回紹介させていただきました。

この他にも、まだまだ埋もれている「いいな」と思える話があるかと思います。今回は小学生達の小さな大冒険のお話でした。

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