「いいな」を届けるWebメディア

アート 雑学・ライフハック

2016年02月21日 更新

【これぞ究極】”無音”の音楽!?「4分33秒」とは

突然ですが「4分33秒」という楽曲をご存知でしょうか?

まずはこちらをご覧ください。

そうなんです。

こちらはアメリカの作曲家・ジョン・ケージ氏が”作曲”した、

4分33秒間に渡る”無音”の音楽なのです。

楽譜にはこう書かれてあるだけ…

第1楽章
休み
第2楽章
休み
第3楽章
休み

演奏者は舞台に出ても楽章の区切りを示すだけで、

なにもせず過ごし、一定の時間が経過したら退場するという、

なんとも不思議な楽曲なのです。

無音でも侮るなかれ!著作権きちんとあるんです!

この楽曲、日本国内ではJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)によって管理され、

2002年7月には著作権を巡る裁判が起こっています。

その内容は、イギリスの作曲家であるマイク・バット氏がプロデュースしたアルバムの13曲目に、

「A One Minute Silence(1分間の沈黙)」という文字通りの無音の音楽を収録し、

作曲のクレジットを「Batt / Cage」したことが著作権侵害にあたるということでした。

実は評価される名曲?

クラシック音楽は新しい曲になるほど複雑になっていく歴史があり、

「4分33秒」はその複雑の流れの反対を行く頂点的な楽曲であり、

「新しい概念の創造」とも評されます。

ジョン・ケージ氏は生前こんな言葉を残しています。

『私が死ぬまで音があるだろう。
それらの音は私の死後も続くだろう。
だから音楽の将来を恐れる必要はない。』
ジョン・ケージ

偉大な作曲家がこの世に残した音楽を、どうぞお楽しみください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

FEELYの最新情報をお届けします

この記事に関連するキーワード

こちらもおすすめです