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2016年07月18日 更新

死んだトドの赤ちゃんが見つかる、原因は“人間が近づいたから…”

スマホで写真を撮影するため、トドの親子に近づいた2人組。親が驚いて海に逃げました。人の手では育てられないトドの子供は10日間放置され死んでしまいました。

野生動物との正しい付き合い方を考えたことはありますか?

7月13日、北海道の八雲町熊石県日町の海岸で、トドの赤ちゃんが死亡しているのが発見されました。
住民の話によると、2人組がスマートフォンでトドの親子を撮影しようと近づいたところ、親が驚いて海に逃げ込んだというのです。

赤ちゃんはその後もその近辺にとどまり続けましたが、親が再び戻ってくることはありませんでした。そして、10日以上放置された後に衰弱死しました。

赤ちゃんは体長1メートル弱。道内の水族館関係者によると、トドは生後約1年間、母乳だけで育ち、人の手で育てるのは困難という。

出典:mainichi.jp

トドのメスは6月ごろに子供を1頭産みますが、授乳期間は人間よりも長く、その期間は実に1年から2年にも及びます。

この件に関して、ツイッター上では様々な意見がつぶやかれています。

すぐスマホで撮影したがる

動物が育児放棄したのではなく、人間が育児放棄を仕向けてしまっている

野生動物は毎日が命懸けの生活です。そんな中、トドの母親は一人で子育てをしています。

海の底から戻ってこなかった母親は「きっと子供は殺されたに違いない」と、諦めてしまったのかもしれません。

トド 親子

出典:pixta.jp

トドは決して生態系の頂点に近い動物ではありません。シャチなどの天敵とともに、人もまたトドを狩る天敵になってしまう可能性があります。

好奇心で可愛い動物に近づきたくなる気持ちは理解できます。

しかし、敏感な野生本能を持った野生動物と、保護された環境下で育った動物園の動物では、接し方を変えなければなりません。

相手の命を尊重し、見守る姿勢こそが、野生動物と付き合う距離感なのではないでしょうか。

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