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2016年07月23日 更新

【隠された可能性】自閉症に「ポケモンGo」が効果的な理由が話題に

昨日7月22日、ついに日本でも配信された「ポケモンGo」。

盛り上がりをみせる一方で「自閉症に良い効果があるのではないか」という意見が出ています。

いったい、どのような効果が期待できるのでしょうか?

自閉症の症状とは?

自閉症は先天的な脳の機能障害。通常生後30ヶ月までに発症すると言われています。
決して心の病や育て方の問題ではありませんが、1人でいることを好み、コミュニケーションに困難を覚えます。
しかし、ある特定の物事に対しては強い関心を示します。
世の中の多くの「定型発達者(健常者)」とは物の見え方や感じ方が違うため、定型発達者にとってごく自然な空間に苦痛を感じたり、パニック状態に陥ることがあります。

ポケモンGoの写真

「ポケモンGo」と自閉症の関係性について、脳科学者の茂木健一郎 (@kenichiromogi)さんが、ツイッター上でわかりやすく解説し、反響を呼んでいます。

多くの人と「ゲーム」でコミュニケーションを交わす機会が増えるのは素晴らしいですね。そして、ゲームに向き合っている時間は、苦手なこと(身体を触られる、大きな音に敏感に反応してしまう)を少しでも忘れることができます。

茂木さんは「心の理論」を説明

自閉症の子は、微かな表情の違いから相手の気持ちを察することを苦手としています。理由は、相手の表情や心など、不確かなものを嫌うためです。

その一方で、自閉症の子が得意とする「具体的で定型的な情報」を駆使するゲームであれば、自信を持って取り組むことができ、相手にも気楽に接することができます。

ゲームの交流は表面的な関係かもしれませんが、まずはその位が心地良いとの意見があります。

自閉症の子は、大好きなモノや興味のあるモノには高い集中力を発揮し、研究熱心な姿勢を示します。行動や習慣のパターン、数字や物の配置などに強いこだわりを持つのです。

「ポケモンGo」のシステムは、自閉症の子供にとっては非常に単純明快なルールであると、茂木さんは感想を述べています。

さらに、キャラクターの名前を覚えることで自信にもつながるため、他人とスムーズに接することができます。

自閉症の全ての子にあてはまるとは限りませんが、人とのコミュニケーションが苦手だからといって、人との関わりが嫌いというわけではありません。

※ゲーミフィケーション:「社会的な活動にとってゲームが役に立つこと」

自閉症の子が得意とするゲームは、実は今までも存在していました。
しかし、その多くが「パズル」といった一人で遊ぶ系統のゲームだったのです。

「ポケモンGo」が持つ、外に出て、何かを探し、集め、チームを組む、といった要素には、他者とのコミュニケーションを必然的に必要とします。

「ポケモンGo」が持つ意外な可能性。

ぜひ、自閉症だけではなく、アスペルガー症候群や注意欠陥多動性障害(ADHD)など、コミュニケーションを苦手とする多くの人が、この「ポケモンGo」をきっかけに交流する機会が増えていくと良いですね。

出典:
@kenichiromogi
Discover Pokémon in the Real World with Pokémon GO!

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