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2016年08月09日 更新

「彼らを敵としてみれない」イチロー、敵チームからの粋な演出に感激する

「彼らを敵としてみられない」

メジャー通算安打数3,000本に迫るイチロー選手は、敵地セントルイスでのカージナルス戦に1番センターで先発。

 バッターボックスに立つイチロー選手

イチロー選手がバッターボックスに登場すると、カージナルスのファンはなんと敵であるイチロー選手に対して敬意を表しました。

スタンドの観客が次々と立ち上がり、やがてスタンディングオベーションへと変わります。

カージナルスのファン

ベースボールの街「セントルイス」がみせた演出に対して「ここは特別ですね。去年もそうでしたが、今日のはちょっと考えられないですね」イチロー選手はこのようにコメントを残しました。

※この去年の思い出とは、2015年8月15日に行われたカージナルス戦。イチロー選手はこの試合で、日米通算4,192本目(歴代2位の記録を抜く)のヒットを放ち、祝福されていました。

さらに、イチロー選手の心を打った今回の出来事とは、相手チームのウェインライト投手とモリーナ捕手の所作。

実は、カージナルスのモリーナ捕手は、この歓待の時間を少しでも長引かせようと、ホームプレートの土を整えたり、ゴミを拾うなどの動作をすることで試合の流れを止めたのです。

キャッチャー

ぜひ、一連の流れを動画でご覧ください。

試合後、レジェンド・イチローに対する配慮を聞かれたモリーナ捕手は「あれは素晴らしい瞬間だった。イチローとの対決は僕にとっても光栄なことなんだ。ファンが、イチローが来てからの10年間に対して感謝を表す時間を作れると思ったんだ」と、振り返っています。

米メディアもこのモリーナ捕手を「さすが、試合の流れを読む素晴らしいキャッチャーだ」と、褒め称えます。
※ キャッチャーのポジションは、ピッチャーの調子、試合全体の流れなどを細かく予測して、チームをコントロールするポジションとして知られています

さらに、この試合の翌日は、ウェインライト投手がピッチングマウンドから離れることで、余韻を演出しました。

さりげない行動で、イチロー選手の心を揺さぶったセントルイスに対して、イチロー選手は次のように語っています。

「この3連戦は一生忘れないでしょうね。ファン、そして、モリーナとウェインライトがしてくれたこともそうです。セントルイスでなければ、こんな経験できなかったと思います。あんなに皆さんからオベーションをいただいたし、ウェインライトがしてくれたことなんて、もう彼らを敵として見られませんでしたよ。すべて最高の経験でした」

出典:full-count.jp

いよいよカウントダウンが始まったメジャー通算3,000本安打。

歴史的快挙を後押しするのは、味方だけではありませんでした。

画像出典:MIA@STL: Cards’ fans give Ichiro standing ovation

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