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2016年08月25日 更新

シンゴジラ、エキストラ撮影時に配られた「蒲田文書」が熱すぎると話題に……

2016年7月29日に公開した『シン・ゴジラ』(全国東宝系)。

総勢328名のキャスト、庵野秀明さん・樋口真嗣さんが総監督・特技監督を務めた大作は、公開後はやくも反響を呼んでいます。(8月2日時点で観客動員数が71万人を突破、ゴジラシリーズ累計動員数は1億人を突破したと発表)

そして今、この大傑作を裏で支えたエキストラに配られた「蒲田文書」が話題になっています。

『シンゴジラ』のエキストラに配られた「蒲田文書」とは

この蒲田文書とは、2015年9月6日、東京都・JR蒲田駅前での撮影に参加したボランティアのエキストラに配られた演技心構え。エキストラに参加した@shimokasさんが、公開しています。

〜撮影に参加されるボランティアスタッフの皆さまへ〜と、題された同文書には「巨大不明生物に襲われて逃げ惑う市井の人々」役の心得がびっしりと書き込まれています。

まず、「観客が映画の世界に引きずり込まれ、巨大不明生物を目の当たりにした恐怖を感じて思わず背筋が震え上がってしまうようなシーンにしたい」と、撮影の目的を述べています。

グロテスクな演出など考えられるが、巨大不明生物の恐怖を最も効果的に伝える方法を考えた結果、「逃げ惑う市井の人々がまるで本当に襲われているように見えること」が大切という結論に至ったと説明しています。

それらを踏まえた上で、次のような思いを綴っています。


「もし本当に巨大不明生物に襲われた場合、人はその人の個性によって違った反応をすると思います。猛ダッシュで逃げる人、ノロノロと逃げる人、身体が固まり動けない人、興味が勝り写真を撮る人、顔を巨大生物から背けず体だけが逃げる人、子供を必死に守ろうとする人、連れとはぐれ人波の中で探し続ける人・・それら個性の集合体が、画面に力強さと、リアリティと、本物の恐怖を与えてくれると、我々は考えています」

そして、各々のエキストラに想像力を働かせることを求め、
「自分が巨大不明生物に遭遇したらどうするか?を考え、きっと自分ならこうするという芝居をしてください」
「恐怖映画などでよく見かけるような、大声で大袈裟に逃げ惑う芝居ではなく、皆さまお一方お一方にしかできないお芝居をしてください」と、訴えています。

最後は、自身の身の安全を第一優先にすべきと伝え、「1ミリでも質の高い映画にするために、何十年、何百年単位で語り継がれる映画にするために、皆様のお力をお貸しください。是非とも、よろしくお願い申し上げます」の熱い一文でこの「蒲田文書」は完結しています。

スタッフの熱い想いが込められたこの蒲田文書には絶賛の声が相次ぎます。

ぜひ、これから『シン・ゴジラ』の劇場に足を運ぶ方は、この蒲田文書に思いを馳せながら、蒲田シーンに注目してみてはいかがでしょうか。

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