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2016年09月01日 更新

イタリア地震で被災した姉妹。生き残った1人の姿が反響を呼ぶ…

 2016年8月24日、イタリア中部でマグニチュード6.2の地震が発生。被災地での懸命な救出活動が続く中、この大地震によって多くの犠牲者が出ています。

 その犠牲者の中には、自分の命と引き換えに大切な妹の命を救った10歳の少女の姿もありました。

妹をかばうように覆いかぶさった姉

 何とか妹を助けようと自分の小さな体を盾にして覆いかぶさった少女は帰らぬ人となりました。

 少女の名前は、ジュリアちゃん。レスキュー隊が到着して、ジュリアちゃんを瓦礫の中から発見した時は、妹のジョルジャちゃんをかばうようにして横たわっていたそうです。

 すでに地震発生から16時間が経過していましたが、妹のジョルジャちゃんは生存していました。

 そんな2人を目の当たりにした消防士は泣いたといいます。その気持ちを込めて、ジュリアちゃんへ手紙を書いたのです。

a little girl was found dead already, after the earthquake

こんにちは、小さくて可愛いお嬢さん。

瓦礫の檻の中から君を救出するために、何とかしようと必死に頑張ったんだよ。

到着が遅すぎたのなら許して欲しい。でもね、到着したときには、もう息をしていなくて…それでも君を瓦礫の中から引っ張り出すことに全力を尽くしたことは、どうか知っていて欲しい。

ラクイラの家に戻る時、空から天使が僕を見ていることに気づくだろうね。

君は夜に輝く星になるのだから。

さようなら、ジュリアちゃん。

愛しているよ、例え君が僕のことを知る由もないとしてもね。

 消防士は、小さな手書きのハートを添えて手紙を書き終えました。ジュリアちゃんの棺は他の34名の犠牲者とともに、土曜日に執り行われた州都アスコーリ・ピチェーノの合同葬儀にて出棺されました。

 極限の中で自分以外の人を最優先に考え行動することは、決して誰にでが出来ることではありません。

 ジュリアちゃんの愛に包まれた勇姿ある行動を胸に刻むとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

参照:Firefighter writes moving letter to child killed in Italy earthquake(METRO)

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