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2016年11月24日 更新

マイケル・ムーアの『選挙後の辛い朝にするべきこと5つ』が大反響【米大統領選】

 「11月、トランプは当選するよ」と、<トランプが勝つ5つの理由>で指摘していた映画監督のマイケル・ムーア。その予言が現実のものとなった朝、マイケル・ムーア監督は「今日の午前中にするべきこと」と題したリストを公開。現在、44万いいね! 20万以上シェアされるなど、多くの反響を呼んでいます。

選挙後の辛い朝にやるべきことリスト

以下、翻訳。

1:「民主党を引き継ぎ、本来の民主党を取り戻そう。今の民主党は惨めなほど私たちを失望させている」

2:「評論家や予言者、世論調査員、メディアで話す人、みんな辞めてもらおうじゃないか。彼らは自分の意見を曲げず、人の話に耳を貸さなかったり、あるいは実際に起こっていることを認めなかったりする。口先ばかりで演説する奴らは今、私たちに向かって『分裂を癒そう』とか『一つになろう』とか言ってくるだろう。また、彼らは今後、自分にとって都合の良いようにもっとナンセンスなことをでっち上げるだろう。嫌気を起こすよ」

3:「共和党議員が丸8年間、毎日オバマ大統領と戦って反撃して抵抗してきたように、今朝、自分たちも戦う準備もせずに目覚めた民主党議員がいれば去るべきだ。そして、今から始まる卑劣な言行や怒りを止める術を知っている者に道を開けろ」

4:『呆然とした』とか『ショックだ』と言うのは、終わりにしなければならない。あなたの言わんとすることは、現実から目を背き、他のアメリカ人や彼らの絶望に注意を向けていない。民主党・共和党の両方に無視されていた年月、システムに対する怒りやリベンジの必要性だけが大きくなった。そう、トランプの勝利は驚くようなことじゃない。彼は決して冗談なんかじゃなかった。彼を一人の人として取り上げることが、彼を強靭にした。彼はメディアが作り出した生き物であることを、メディアは決して認めないだろうけどね」

5:「今日会う人すべてに、こう言わなければならないよ。『ヒラリー・クリントンは一般投票では勝った!』とね。アメリカ人の大多数はドナルド・トランプよりもヒラリー・クリントンを選んだ。以上。これが事実だ。今朝、もし、あなたがすっかり混乱してしまった国に住んでいると思いながら目覚めたとしたら、それは違う。大多数のアメリカ人は、トランプではなくヒラリーが大統領になることを望んでいた。彼が大統領になった唯一の理由は、18世紀の不可解で正気ではない「選挙人団(electoral college)」と呼ばれるシステムのせいだ。そのシステムを変えるまで、私たちはずっと私たちが選んでいない、また望んでいない大統領を迎え続けることになるだろう。あなたが住んでいる国は、大多数の国民が気候変動を信じ、女性は男性と同じ賃金を支払われるべきだと考え、借金を背負わずに大学教育を受けたい、他の国々に侵略したくない、最低賃金を引き上げたい、そして、全国民に保健医療サービスおよび医療費補助を提供する保健プログラムの実現を願っているんだ。まだ何一つ変わっていない。私たちは、大多数の国民が「リベラルな立場(政治的に穏健な革新をめざす立場)」に賛成する国に住んでいる。ただ、私たちにはそれらを実現するためのリベラルなリーダーシップがない」

今日の正午までに、これら全てのことを終わらせよう。

ーーマイケル・ムーア

マイケル・ムーア

出典:iStock. by Getty Images

※選挙直前、ドキュメンタリー作品『Michael Moore in Trumpland』を公開

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