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2016年11月28日 更新

『BLEACH』作者、最終回を読めずに亡くなったファンの情報求め、漫画公開

 2001年から15年間、週刊少年ジャンプで連載された人気漫画『BLEACH』。作者の漫画家・久保帯人先生がツイッター上で、最終回を読まずして亡くなったファンに関する情報提供を求めています。

 久保帯人先生は11枚のイラストとともに、読者への感謝を綴った後、「この手紙の送り主を捜す手伝いをして頂けませんか」「彼へのお礼が 言いたいのです」と協力を呼びかけています。

BLEACH―ブリーチ― 74 (ジャンプコミックス)

出典:BLEACH―ブリーチ― 74 (ジャンプコミックス)集英社(amazon.com)

 漫画『BLEACH』の連載終了から3ケ月が経過。久保帯人先生は、11月17日、この3ケ月を悩み過ごし、未練を感じていると前置き、「連載を終えた感謝を読者の皆さんにお伝えしたく、改めてこの場をお借りすることにしました」と自身のツイッターアカウントにイラストを投稿しました。

読者から届いた手紙は宝物、全部保管している

 15年という象徴的な年数で連載を終えたこと、第一話時に思い描いていた最終回を執筆できたことを振り返り、読者に感謝の気持ちを述べています。そして、読者から届いた何万通もの手紙は宝物であり、すべてに目を通して保管していることも明かします。

連載10年目で体を壊しました

葛藤の日々。名もなき一通の手紙が届く

 決まった時間、決まったクオリティで。それが漫画家のあるべき姿。それができない状態で連載をするべきではない。久保帯人先生は、寧日がない日々を送ったといいます。そんな中、名前も住所もない一通の手紙が届きます。

闘病中の男の子からの手紙

 「イタズラかね……」小首を傾げつつも、久保帯人先生は封を切ります。それは、闘病中の男の子からの手紙。

「薬でおさえていた病気が突然悪化し ふつうの学生生活から突然 病院から一歩も出られない生活に変わったこと」

「TVを観ても ゲームをしても 友達と一緒にいた時のことを 思い出し 何も楽しめないこと」

「医者も親も何も言わないけれど 自分で調べて 自分の病気が 治らないことを知っていること」

「その頃に荒れて今すぐ死にたいと言った時 しっかり生きてほしいと 余命を告げられたこと」

「その余命が一年半であること」

「それからは ベッドの上から 動けないながらも 自分が楽しめる方法を 考えるようになったこと」

「その結果 漫画なら世界に入り込み 友達のことを思い出さずに 楽しめるんじゃないかと 思ったこと」

「いろんな漫画を読んだ結果 BLEACHに辿りついたこと」

「BLEACHの次の巻が読みたくて 入院してから初めて明日のことを考えるようになったこと」

「BLEACHが 自分の世界を 変えてくれたこと」

「BLEACHが 自分に再び 生きる力を与えてくれたこと」

久保先生へ、最後のお願い

「そして 自分がもう この世にいないこと」(僕が亡くなったらこの手紙を送ってと頼んだ)

「どうか先生の思うままの BLEACHを 最後まで描き切って下さい」

「僕はそれが 読みたい」

皆さんへのお願い

この手紙の送り主を捜す手伝いをして頂けませんか

「住所も名前も 書いていない手紙の 差出人を捜すなんてことが 僕のわがままであることも わかっています」

「それでも僕は 彼へのお礼が 言いたいのです」

このお礼の漫画を彼は読めていないのだから

出典:@tite_official(twitter.com)

 久保帯人先生は、この男の子に関する情報提供を呼びかけています。

投稿フォームはコチラより

※『アイシールド21』作者 村田雄介先生※

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