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2015年12月18日 更新

世界で初めて手話で会話した奇跡のゴリラ「ココ」の感動物語

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1971年7月4日、アメリカ合衆国サンフランシスコの動物園に一頭のゴリラが誕生しました。

身長は175㎝、体重127kg、性別はメスのローランドゴリラです。

生後3ヶ月頃の病気にかかっていた時に、発達心理学の研究者のフランシーヌ・パターソン博士と出会い「手話」を教わります。

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村橋歯科診療所

1000語も以上の単語を習得したココは、手話でパターソン博士と会話ができるようになりました。手話を利用して歯が痛いことを伝え、虫歯で治療してもらったこともあります。

パターソン博士はココと出会ってから、たくさんの絵本を手話を通して読み聞かせてあげました。

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出典:duniafauna.tk

その中でも「猫の絵本」をすごく気に入ったココは、誕生日プレゼントに猫をおねだり。

最初はおもちゃのネコをプレゼントしたのですが、ココはそれが気に入らなくて、実際に生きている子ネコをプレゼントすることになります。

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出典:Gorillas

ココに3匹の子猫を見せると、その中から自分と同じようにしっぽがない1匹の子猫を選びます。

飼育員たちは、ココが子猫を殺してしまうのではないかと考えていましたが、子猫を抱きかかえたり体を舐めたり、たくさんの愛情をそそいで子猫を育てました。

子猫に「ボール」という名前をつけて、可愛がっていたのですが、ある日ボールは車にひかれてしまい亡くなってしまいます。

その出来事を手話で聞いたココ。

まるで人間のようにボールの死を理解し「とても悲しい」と手話で話したのでした。

「死」について会話した内容は次のとおりです

ムー:念を押しますよ、
このゴリラは生きているの、
それとも死んでいる?
ココ:死んでいる さようなら。

ムー:ゴリラは死ぬとき、どう感じるかしら?
--しあわせ、かなしい、それとも怖い?
ココ:眠る。

ムー:ゴリラは死ぬと、どこにいくの?
ココ:苦労のない 穴に さようなら。

ムー:いつゴリラは死ぬの?
ココ:年とり 病気で。”
 
「苦労のない 穴に さようなら。」の原文は”Comfortable hole bye.”

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「苦労のない 穴に さようなら。」ゴリラも「死」というものを理解しているということがわかります。

その後のココは、別の猫をプレゼントしてもらい、今でも仲良く一緒に暮らしています。現在は「嫉妬」や「恥」など約2,000語以上の単語を理解しています。

そしてココとの対話により、人間以外の動物も人間と似たようなことを考え、感じているということがわかりました。

世界で初めて手話で会話した、奇跡のゴリラの物語でした。

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