ヘアアイロンの適正温度は?髪の毛を傷めないためのポイント

ヘアアレンジには欠かせないアイテムのヘアアイロンですが、間違った温度で使い続けると、髪の毛が傷みやすくなってしまいます。傷んだ髪は乾燥してパサつきやすくなり、まとまりにくくなるだけでなく、見た目もボサボサで、期待する美髪からはかけ離れたものに…。

髪を労わってヘアアイロンを使うには、温度を何度に設定しておけば良いのでしょうか?

  • 正しいヘアアイロンの温度設定
  • おすすめアイロン

をチェックしておきましょう。

ヘアアイロンは温度が重要!

ヘアアイロンで最も大切なのは、「カールかストレートか」や「デザインの可愛らしさ」ではなく温度設定です。どうしてヘアアイロンの温度設定で髪の毛が傷んでしまうのか、その原因について解説していきます。

ヘアアイロンの温度設定を間違えると髪が傷んでしまう

ヘアアイロンの温度設定を間違えてしまうと、髪の毛が傷みやすくなってしまいます。そもそもヘアアイロンは、熱で髪の毛を巻いたりまとめたりするアイテム。その温度が高すぎてしまうと、ヘアアイロンをあてた髪の毛が熱によってダメージを受け、傷みやすくなってしまうのです。

髪の毛はキューティクルという鱗のようなもので覆われています。こちらはつやつやの潤いのある髪には必須となります。ところがヘアアイロンの温度が高すぎると、キューティクルを剥がしてしまい、髪が傷んでしまうのです。

高温では髪の毛も焼けてしまう

あまりにも高い温度にヘアアイロンを設定してしまうと、髪の毛が焼けてしまうこともあります。熱で皮膚が火傷するのと同じように、髪の毛も火傷のようなダメージを受けます。髪の毛は皮膚と同じようにタンパク質で構成されていて、このタンパク質が火傷により変性することで、髪の毛の健康や美しさを失ってしまうのです。

パッと見は分かりにくくても、焼けた髪の毛はタンパク質が変質してしまっているので、枝毛や切れ毛の原因になります。ヘアアイロンを高温にして髪を熱し続けると、髪の毛がチリチリに焦げてしまうこともあるので注意しましょう。

水分が抜けて広がりやすい髪になってしまう

美しい髪の毛はキューティクルでしっかり守られています。キューティクルが髪の毛の中に水分を閉じ込め、うるおいを保っているのです。しかし、ヘアアイロンが熱すぎるとキューティクルが開き、水分が蒸発して乾燥してしまいます。

乾燥した髪の毛はボサボサになって広がりやすくなる上に、ツヤがなくなり見た目の美しさが損なわれます。静電気でパチパチと髪の毛が逆立ち、ヘアアイロンを使っても上手く髪の毛をスタイリングできなくなります。

その温度で大丈夫?髪を傷めてしまう温度とは

あなたはヘアアイロンを使うとき、何度くらいの温度に設定していますか?「早くスタイリングしたいから高温で」というのは間違い。髪が傷んでしまうのは何度くらいなのか、髪にどんな影響があるのかをチェックしてみましょう。

プロ仕様の200度設定:セット力はあるがダメージもある

200度から220度まで温度を上げることができるのは、「プロ仕様」と呼ばれる高温設定のヘアアイロン。美容師さんなどのスタイリングのプロが使いこなす温度で、セット力がある分ダメージのリスクも高い温度です。

200度のヘアアイロンは一瞬で髪の毛が真っ直ぐになりますが、すぐに髪の毛が炎症を起こして水分が蒸発してしまいます。200度で使うなら、何度も繰り返して髪の毛にあてず、一度だけでスタイリングするように心がけましょう。もしくはヘアアイロンを使用する前に、ヘアオイルやクリームで保湿しておくと安心ですよ。

おすすめは180度設定:短時間でスタイリングが決まりダメージが少ない

180度に設定されたヘアアイロンは、比較的短時間で髪の毛がまとまり、加えてダメージが少ないのが特徴的です。髪の質に気は使いたいけどすぐにスタイリングしたい、という人には180度くらいがちょうど良いでしょう。

ただし高温であることに変わりはないので、180度のヘアアイロンを使うと「炭素化」という髪の毛の内部の変化が起こります。ヘアアイロンを利用する前にヘアオイルなどで髪の毛を保湿しておくか、あらかじめドライヤーでブローした後でヘアアイロンをあてると、髪の毛が傷むのをある程度防げるでしょう。

巻きを落としたくないときは140〜160度設定の低温がおすすめ

髪の毛の巻きを落としたくない人には、140~160度に設定された、比較的低温のヘアアイロンがおすすめです。スタイリングに若干時間がかかりますが、髪の毛の細い人や傷んでいる人には最もダメージが少ない温度と言われています。

ベーススタイリング剤を使ってから、140度~160度のヘアアイロンでセットするとまとまりやすいでしょう。スタイリング剤が用意できない場合は、ヘアオイルで代用することもできますよ。

ヘアアイロンタイプ別!髪の毛に優しい適正温度

巻くのが目的なのか、真っ直ぐに整えるのが目的なのか…髪の毛のスタイリングに合わせて、ヘアアイロンにはいくつかの種類がありますよね。髪の毛に最も優しい適正温度はどのくらいなのか、ヘアアイロンのタイプ別に見ていきましょう。

ストレートアイロンは170度以下で2~3秒

髪の毛を真っ直ぐにして整えるストレートアイロンなら、170度程度に設定して使うのがおすすめです。綺麗なストレートヘアにするなら一気に熱をあてて髪を整えたいですから、少し高めに設定しても大丈夫です。

一か所に熱をあて続ける時間は2~3秒程度。長時間あて続けたり、何回も同じ個所に熱を加え続けたりすると、髪の毛が傷みやすくなるので要注意ですよ。

カールアイロンは140度以下で5秒前後

髪の毛を巻いたりクセをつけたりするカールアイロンを使う場合は、140度以下の低温に設定するのがおすすめです。何度も髪の毛に熱をあてて巻きをつける必要がありますから、高温に設定すると髪がすぐに傷んでしまいます。

140度に設定したヘアアイロンは、髪に5秒前後の時間をかけてあて、ゆっくり丁寧に巻いていくと良いでしょう。1~2秒ずつ、複数回に分けて熱をあてるとスタイリングしやすくなります。時間がないときにはヘアアイロンを使用する前にヘアオイルやスタイリング剤を使うのがおすすめです。

ヘアスタイルがうまくいく!おすすめの適正温度

ヘアスタイル別でも、ヘアアイロンの適性温度は違います。前髪を巻くのか、カールをつくるのか、ストレートにしたいのかによって適正温度はどのくらいかをチェックしていきましょう。

前髪づくりは130~150度の低めの温度でしっかり巻こう

前髪をヘアアイロンで整えていく場合は、130度~150度くらいの低温が望ましいです。前髪は顔の印象まで変える重要な存在ですから、低温でじっくり巻いて丁寧にスタイリングしていきましょう。高温で一気にやろうとすると、失敗したときに後戻りできなくなるので注意したいですね。

また、前髪はおでこやまぶたなど、顔の薄い皮膚に近い場所です。前髪をつくるときに高温すぎるヘアアイロンを使うと顔を火傷してしまうリスクもあるので、慎重にスタイリングしていきましょう。

内巻カールづくりには150度ぐらい

髪の毛を内巻きカールにする場合は、150度くらいの設定にするのがおすすめです。カールは何度も同じ場所にヘアアイロンをあてる必要がありますから、高温で設定してしまうと髪の毛がすぐに傷んでしまいます

短時間で巻けるようなら多少高温でも大丈夫ですが、時間をかけてスタイリングするなら150度よりもっと低い温度でもOKです。

癖毛を根元からしっかり伸ばしたいなら180度ぐらい

癖毛を真っ直ぐに根元から伸ばしたいなら、180度くらいの高温でしっかり髪の毛を伸ばしていきましょう。何度も髪の毛をヘアアイロンでスライドするのではなく、一度でしっかり伸ばすのがコツです。

事前に髪の毛をドライヤーでブローしておくと、ヘアアイロンをあてたとき真っ直ぐになりやすいですよ。

また、高温に設定するので髪が傷むリスクも高まります。ヘアアイロンを使う前に、ヘアオイルやドライトリートメントなどで髪を保護しておくと安心ですよ。

幅広い温度調節や上昇スピード力が選べるおすすめのヘアアイロン3選

毎日のヘアスタイルをサポートするヘアアイロンは、いわば女性の相棒とも言える存在。幅広い温度調節ができて、家族と共有して使いやすく、機能性に優れたおすすめのヘアアイロンを3つご紹介していきます。アイロンの買い替えの際は、ぜひ検討してみてくださいね。

ヴィダル サスーン ヘアアイロン ピンク シリーズ カール

シャンプーやトリートメントなどで有名なヴィダルサスーンのヘアアイロンです。髪の毛を立ち上げたり、ナチュラルカールを作ったりするのに向いた32mmタイプ。設定できる最高温度は180度と、手軽に髪の毛に鮮やかなカールをつくることのできるカールアイロンとなっています。

ダイヤル式の温度調節機能は14段階もあり、使う人の髪質に合わせて細かく調整できるのが特徴的。ヘアスタイル別はもちろん、家族とシェアして使うのにも向いていますよ。

ストレート ヘアアイロン カール BJONE

1台でストレートとカール、どちらのヘアスタイルもセットできる、便利なヘアアイロンです。ダイヤル式の温度調節が可能なタイプで、最高温度はなんと230度。プロも利用しているヘアアイロンです。熱伝導率が高く、60秒で230度まで加熱できる高速加熱タイプのヘアアイロンとなっています。

前髪からショートヘアやロングヘア、髪の毛の硬さ・柔らかさを問わず、様々な髪型や髪質に対応できますよ。コンパクトで軽量なので、持ち運びにも便利と評判のヘアアイロンです。

ヘアアイロン SUMLIFE 2way ストレート カール両用

LEDディスプレイに温度が分かりやすく表示される、温度調節のしやすいヘアアイロンです。設定できるのは80度~210度まで。ハイパワーヒートにより、60秒で210度まで急速加熱できる時短使用となっています。忙しくて時間に追われている人におすすめできる商品ですよ。

赤外線のカールヘアアイロンで、潤いとツヤを与えてスタイリングできるのが特徴的。ヘアアイロンと一緒に、やけど防止の耐熱防護手袋とヘアクリップがついているのも嬉しいですね。

まとめ

ヘアスタイルは女性の印象を大きく変えます。ヘアアイロンは自分を美しく、可愛く見せるのに必要なアイテムですが、肝心の髪の毛を傷めては意味がありませんよね。適した温度を見極めて、ヘアアイロンが仇とならないように使いこなせるようになりましょう。

もちろん温度調整だけではなく、良いヘアアイロンの選び方もチェックしておきたいですね。髪の毛にまとまりやツヤが生まれるだけで、本当に別人のような印象になります。ぜひヘアアイロンの使い方と選び方をマスターして、髪の毛に自信の持てる美しいヘアスタイルを手に入れましょう。