乾燥肌向け化粧下地の選び方
スキンメイクは、健康な肌にこそ美しいメイクが施せるというものです。しかし多くの女性は、決して少なくない肌トラブルに悩まされることも多く、中でも多いのが乾燥肌と呼ばれる肌質のことです。
特に冬場は、空気が乾燥しているということもあり、また大気の湿度も下がってきますので、皮膚表面の水分も失われやすいという特徴を持っています。そこで、こうした乾燥に負けない、乾燥肌向け化粧下地の選び方を実践することが、スキンケアを行うとともに美しいメイクを施す試金石ともなります。
保湿成分が配合されている
まず、スキンメイクを行う上で、理解していてを欲しいのは、洗顔からスキンメイクにいたるまでの流れが、一連のものではなく大きく三つの工程によってなされているということです。まず、洗顔を行い基礎化粧品をつけるのは、皮膚のスキンケアとともに必要な栄養素を肌に与えています。
そしてベースメークは、いわば皮膚とメイクを遮断するバリアのような機能を持ち、皮膚を保護する役割を持っていますので、乾燥肌の方は少しでもその効果を高めるために、保湿成分が配合されているものを選びます。
UVカット機能がある
UVカットの効果は、有害な紫外線から皮膚を守りシミや黒ずみ対策として、今や常識の範疇と言えるでしょう。しかしUVカットの効果には、紫外線を反射させる作用のある紫外線散乱剤、そして紫外線を熱へと変換し、無害なものへと変化させる紫外線散乱剤とで分けられることは、あまり知られていないようです。
また日焼け止めに記されるPAは、波長の長い紫外線A波のブロック効果があるもので、逆に短い紫外線B波は、SPFの数値によって効果が変わってきます。これはともに持続時間ではなく、ブロック指数であるということを念頭に置いておきましょう。
カバー力が高い
化粧下地にはよく、カバー力が弱いだとかカバー力が強いなどと言われますが、このカバー力の高さとはいったいどのようなものなのでしょうか。一般的に知られているカバー力とは、下地化粧品を塗ることによって、自然な輝きで魅せる肌に仕上げる効果が、高ければ高いほどカバー力が強いとされています。
乾燥肌や皮膚の荒れが目立つ方などは、お化粧が浮きやすく、1日に何度もメイク直しを行わなければならないという苦労があります。しかし、カバー力が強ければ強いほど、メイク直しに時間を取られることもなく、メイクも長く持たせることができます。
化粧下地を塗るメリット
カバー力の違いは、メーカーによっても大きく異なり、また同じメーカーであっても、タイプによってその効果や示す作用がそれぞれに異なってくるものなのです。
したがって、化粧下地選びの際には、自分の肌質に見合ったものを選ぶ必要があり、自分に合った化粧下地であれば、メイクの乗りもよくなり、一層フェイスメイクの長持ちにもつながっていきます。では、適切な化粧下地選び、ベースメイクを行ううえで、そのメリットとはどのようなものがあるのでしょう。
肌の凹凸をなめらかにする
顔に出てしまった傷は、若いころにできてしまったニキビ跡や、乾燥肌などによる肌荒れなどが原因によって、肌の表面に細かな凹凸ができてしまいます。化粧下地の最大の特徴は、こうした凹凸部分を滑らかにするという効果があり、ひと塗りするだけで気になる毛穴の黒ずみまでも、綺麗に消し去ることができます。
いわゆる化粧下地のカバー力とは、肌のこうした凹凸部分を滑らかにする働きがあるもので、その上に重ねて塗るメイクを塗りやすくするという効果があります。
乾燥や紫外線から保護する
下地化粧品は、メイクの成分や脂分から肌を保護すると同時に、乾燥や紫外線から皮膚を保護するという役目を担っています。これは、いわゆるシールド効果とされるもので、皮膚を乾燥させない為にも、うるおい成分のある化粧下地は、肌に与えるダメージを減少させると言われています。
また同時に、UVカット効果のある下地化粧品は、シミや黒ずみの原因ともなる有害な紫外線から紫外線量をカットし、肌への負担を軽減する作用がありますので、日差しが強くのに合わせて下地も変えていく必要があるでしょう。
皮脂量をコントロールする
下地化粧品は、肌に対して使えるどの役割を果たしていますので、基礎化粧品によってスキンケアされたお肌を保護してくれるものです。また、下地化粧品は、皮膚に直接塗るものですので、お肌に負担のならない化粧下地を選ぶ必要があります。
皮膚は常に呼吸を行っており、同時に毛根内部にある皮脂腺からも、絶えず皮脂が生み出されています。しかし、油分は酸化に弱く、酸化した油分は肌に悪いことからも、皮脂量をコントロールできる下地化粧品は、皮膚のケアをも管理していると言えるでしょう。
人気の保湿力が高い化粧下地
メイクの出来上がりは、化粧下地の完成度が高ければ高いほど、フェイスメイクの完成度に比例して、その効果も高くなっていくものです。化粧下地は、カバー力の強いものほど、メイクに適していると思われていますが、カバー力の強さに比例して、油分も多く含まれているのです。
油分が多いと、皮脂などと混ざり合い酸化が進んでくることから、カバー力の強さは肌への負担もかなりかかるものとして、認識しておかなければなりません。
フィス 美白 化粧下地 「 顔 用 保 湿 日焼け止め 」「 毛穴 にきび くずれ防止 」「 ウォータープルーフ SPF30 PA ++ UV カット 」「 プラセンタ 配合」25g
フィス 美白 化粧下地は、メイク効果とメイクケアの双方の作用を高めた化粧下地で、一本で複数の効果が得られますので、お肌にとって心強い味方となってくれることでしょう。ウオータープルーフを配合ですので、水や汗にも非常に強く、UVカット成分を配合し夏の強い日差しから皮膚を守ってくれます。
さらには、美白作用のある天然由来の植物エキスを配合しており、ブラセンターを配合し、保湿成分もあることから、お肌の内部まで浸透することで、皮膚をきっちりとガードしてくれます。
リンメル CCクリームエアリーフィニッシュ002 自然な肌色 30g SPF50+・PA++++
リンメル CCクリームエアリーフィニッシュ002は、いわゆるCCクリームと呼ばれるもので、これ一本だけでも下地を済ませることができますので、朝の忙しいひとときなど、メイクの時間の短縮に一役買ってくれるでしょう。
CCクリームエアリーフィニッシュには、UVカット成分を配合しており、強力な紫外線遮断効果によって、外出先でも安心して動き回ることができます。また、美容成分なども配合していますので、お肌にもとても優しく、メイクの仕上がりも万全でしょう。
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【敏感肌用*日やけ止め・化粧下地】 UVイデア XL SPF50/PA++++ 30mL
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【敏感肌用*日やけ止め・化粧下地】 UVイデア XLは、敏感肌の方にも安心な日焼け止め作用のある化粧下地で、普通肌の方にもお使いいただける下地となっています。
この化粧下地の特徴として、UVカット効果があるだけではなく、近年気になっているロングUVAも防御できることから、PM2.5・花粉からもお肌を守ってくれる作用があります。少しお高めですが、その品質の良さは確かなもので、サイズも小さなことからポシェットなどで持ち歩きができます。
まとめ
保湿力の高さは、皮膚のカード力を高め、健康な肌を維持するうえでも必要不可欠なものです。特に、保湿力が高いおすすめ化粧下地は、大切な皮膚を守りメイクの仕上がりにも重要な役割を担いますので、品質の確かなものを選んでおきたいものです。