後ろ毛を出すスタイルの特徴
最初に後れ毛のあるポニーテールの特徴についてご紹介します。一般的なポニーテールには無い特徴がありますので、後れ毛のあるアレンジの特徴をしっかりと理解してからアレンジにチャレンジするようにしてください。
小顔効果
後ろ毛のあるポニーテールの特徴として大きいのが小顔効果です。髪の毛を一本にまとめるポニーテールにも小顔効果がありますが、後れ毛などを効果的に出す事によって、より顔を小顔に見せる効果が期待できます。特に結婚式などで洋服が派手になるような場合には、更に小顔効果が期待できるようになっております。
だらしなく見える
少しマイナスなイメージになってしまいますが、一本にまとめるタイプのポニーテールと比べてだらしなく見えるといった特徴があります。そのため、職場などではむかないといったスタイルでもあります。しかし、しっかりとバランスを見ながらスタイリングをすれば、だらしなさよりもおしゃれなイメージを出す事ができます。
こなれ感がでる
こなれ感が出るというのも後れ毛が出ているポニーテールの特徴になります。しっかりとまとめているスタイルの場合には、時間をかけてセットしましたといった印象が強くなりますが、後れ毛が出ているようなラフなスタイルのポニーテールの場合には、ナチュラルな雰囲気が前面にでますのでこなれ感が強くなります。短い時間を使ってスタイリングしたような印象を与える事ができますのでこなれ感を出したいという方には最適なアレンジになっているのです。
色気をプラスできる
色気をプラスできるのも後れ毛が出ているポニーテールの特徴になります。後れ毛を出す事によって、襟足が出ている部分を強調する効果があります。ミニスカートと生足よりもニーソックスなどを組み合わせることによって太ももの印象を強めるのと同じ効果が襟足の後れ毛にはあるのです。
ポニーテールの後れ毛の出し方
ポニーテールの後れ毛を出す方法はひとつではありません。色々な方法で効果的に後れ毛を出す事ができるのですが、今回はその中でも初心者の方や不器用な方でも安心して後れ毛を出す事ができる方法をご紹介します。
最初にブロッキングをする後れ毛の出し方
最初にブロッキングをする後れ毛の出し方をご紹介します。こちらの後れ毛を出す方法は、完成させるポニーテールのデザインを最初に意識してまとめずにブロッキングしておくという方法になります。後れ毛の量は髪の毛の長さや細さにもよりますし、カールの強さなどによっても異なります。ナチュラル感がでるようなラフなスタイルにするような場合には、量も少し多目にブロッキングしておく事もできます。
作成したポニーテールを崩す後れ毛の出し方
作成したポニーテールを崩す後れ毛の出し方をご紹介します。こちらの方法では、一旦作成したポニーテールから後ろ毛を引っ張り出すような方法で後れ毛を作ります。ポニーテールを作る際にはテンションを少し緩めに作るのがおすすめです。少量ずつ引っ張り出すようにして後ろ毛を取ると失敗することなくバランスのよい後ろ毛を作る事ができます。
ヘアアイロンで後れ毛を曲線にする
後れ毛を作成してもなんだかしっくりとこないという方の場合、どのように後れ毛をとったらよいかわからないという方も多いと思います。そんな時には、後れ毛にヘアアイロンをあててウェーブを作るというのがおすすめです。単にストレートな後れ毛よりもヘアアイロンを使って作り上げた後れ毛は、より自然な印象を与える事が出来ますので、動いているうちに外れてしまったようなナチュラル感を出す事ができます。後れ毛をだすスタイルが、どうやってもわざとらしくなってしまうような場合にはお試しください。
後ろ毛を出すポイント
後ろ毛を出すポイントについてご紹介します。後れ毛を作る場合には、慣れてくるまで中々上手くいかないようなケースもあります。しかし、コツを掴んでチャレンジする事によってより簡単に見栄えのよいポニーテールを作り上げる事ができます。今回は、これからポニーテールにチャレンジする方や、これまでポニーテールにチャレンジしても抜け感を出す事が出来なかったという方に、後れ毛を出すポイントについてアドバイスをさせていただきます。
「こめかみ」「耳前」「襟足」をポイントに後れ毛を出す
後れ毛は、「こめかみ」「耳前」「襟足」をポイントに出すようにしてください。後れ毛は、出す場所がとても重要になります。こめかみ、耳前、襟足は、後れ毛を出そうとしていない一般的なポニーテールスタイルでもほぐれてしまい出やすい部分になります。そのため、この三つの場所の後れ毛を出すというのはとても自然な形になるのです。
また、耳前。こめかみ、襟足の部分の後れ毛は、効果的に出す事によって小顔効果を発揮する事が出来ます。この三つの場所の後れ毛を出す事は、とにかくスタイル良くまとめる事が出来ますのでおすすめです。
完成を意識して後れ毛を作成する
後れ毛は、完成を意識して作成するのがおすすめです。ポニーテールを手ぐしで作ったようなナチュラルなスタイルにする場合と、結婚式に出席するようなゴージャスなスタイルにするような場合とでは後れ毛の量やアレンジが変わってきます。
基本的にテールの部分の髪の毛の量やアレンジなどに合わせて後れ毛の量を調整する必要がありますので、最初に目標としている完成したポニーテールのスタイルを意識した上で後れ毛の量を調整するのはとても重要になるのです。
整髪料を効果的に使用する
ポニーテールは、整髪料などを効果的に使用する事が重要になります。ナチュラル系のポニーテールだったとしても、ある程度の整髪料は必須になります。基本的には、ポニーテールを作る前段階で髪の毛全体に適量のワックスなどを塗布するのがおすすめです。
またヘアオイルなどを混ぜて塗布する事によって、少量のワックスであっても髪の毛全体に伸ばしてまんべんなく塗布する事が出来るようにもなります。後れ毛を出すようなアレンジの場合には、どうしてもカチッとしたスタイリングはできませんので、ハードスプレーなどでカチカチにする事は出来ませんので、ヘアオイルやヘアワックスなどの整髪料を効果的に使用してください。
後れ毛を使ったポニーテールのアレンジ特集
後れ毛を使ったポニーテールのアレンジをご紹介します。今回紹介しているスタイルは、どれも簡単に出来る物ばかりですので、ぜひチャレンジしてみてください。
ドーナツポニー
耳前と耳後ろ、襟足に分けて送り毛を作成するこちらのドーナツポニーのスタイルは、考えなくてもバランスのよいポニーテールを作る事ができますのでおすすめです。ポニーテールの結び目の部分にボリュームを作るドーナッツポニーと、後れ毛の相性は抜群です。最初は後れ毛の部分を少量にしながら調整するとバランス良く作成する事ができます。
ローダウンのアレンジ
ローダウンのアレンジが素晴らしいポニーテールは、一般的なポニーテールよりも下にボリュームができますので、後れ毛との相性がバツグンです。毛先をまとめてポニーテールを作るとよりスッキリとした印象を与える事ができます。後れ毛は少し細めにとるのがベストです。アイロンは強めにあててみてください。
三つ編みが可愛い後ろ毛のアレンジ
ポニーテールのテール部分を三つ編みにするアレンジは、テール部分にボリュームがでますので後れ毛を残すアレンジと相性が非常に良くなっております。三つ編みもラフに仕上げる場合には、後れ毛は少し派手目のアレンジにするのもおすすめです。
まとめ
ポニーテールはカッチリとし過ぎないようにすると、ナチュラル感がでますしこなれ感がでますのでおしゃれに仕上げる事ができます。髪の色が明るい方がアレンジは簡単ですが、暗めのトーンの方もアイロンを使ってウェーブを出せばこなれ感を出す事ができますのでチャレンジしてみてください。