「伊豆の土地の面白さを身近な体験を通じて発見してもらいたい。」
そんな願いを込めて作られたちょっと変わったお菓子が、伊豆の新銘菓として話題になっています。
ジオ菓子
伊豆半島の火山活動や地殻変動の痕跡の残る「伊豆半島ジオパーク」の販促の一環で作られたお菓子。
お菓子の企画や製作は、「ジオガイド」と呼ばれる伊豆半島のガイドさん率いる「ジオガシ旅行団」によるものです。
現在、お菓子は9種類。
いずれも、伊豆の特徴的な大地をモチーフにしたもの。地元の食材がふんだんに使用されているそうです。
標本風のパッケージもステキ…
「弁天島 斜交層理パイ」 交錯した縞模様・・・紅茶味のパイ
伊豆半島がまだ海底にあった時代に海の底に積もった砂や火山灰などの堆積物が作った美しい綾状の堆積層に似せたパイ
「俵磯(たわらいそ)クッキー」 ・・・意外とサクサク、ココア味の安山岩溶岩
下田市爪木崎にある海底火山だった時代に地底で固まった溶岩に似せたクッキー
「水底土石流バウンドケーキ」 ・・・ごろごろと転げたドライフルーツが積もって・・・
伊豆半島が海底にあった時代の度重なる火山活動により海底で溜まった土石流に似せたケーキ
「弓ヶ浜 砂嘴クッキー」・・・白ゴマのビーチに甘い波が打ち寄せます
地形の特徴から、弓のような流線を描く弓ヶ浜をモチーフにしたクッキー
ジオ菓子は、地元の道の駅や大きな土産物店で販売されているとの事。
目新しくて美味しいなら、地学ファンでなくても気になりますよね。
出典:geogashi.com