お米のとぎ汁洗顔
使用するのはとぎ汁のみ。お米は通常通り食べられるので、普通に食べる量のみ使用してください。
作り方
1回目のとぎ汁は、
お米のほこりが
含まれている場合もあるのでサッと流します。その状態のまま、まだ水を含めず、
お米同士をこすりつけるようしっかりといでください。白い汁がでてきたら、
3合に1カップを目安にお水を追加。再びしっかりとぎましょう。
ここで出来たとぎ汁が、
洗顔に使用するもの。この汁を別の容器によけて、
水で1.5倍ほどに薄めれば、
洗顔ウォーターの完成です!
(残りのお米はおいしく炊いてください)
メイクは落として、普通に洗顔で顔を洗った状態にしてから。パックの感覚に近いかもしれませんね。洗顔水を常温に戻して、いざスタート!
洗い方
最初はサッと洗い流す程度で。
次に、顔全体になじませるよう、
マッサージ感覚で丁寧に洗ってください。シミやソバカスなどが目立つ部分、
今日日光を浴びたな〜という部分は
特に念入りに。
重力と逆方向へマッサージすると、
よりよい効果が期待できるようです。5回ほど繰り返したら、
最後は普通の常温水で洗い流して終了。
あとはいつも通りのスキンケアで肌を整えてください。ここは筆者が自分が試している様子を写真提供できればよかったのですが、人様にお見せできる素顔と自宅ではなかったので、断念しました。
どうして日焼けした肌にいいのか?
とぎ汁の栄養素は、ビタミンB1・B2、セラミド、脂質、でんぷん質。そして特有成分「γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)」にこそ、紫外線を吸収する作用が含まれているのです。これは市販のピーリング剤よりも刺激が弱く、古い角質だけをうまく取り除く効果があるんだとか。
その日浴びた紫外線をすべてなかったことにはできないかもしれませんが、何もしないよりははるかに改善されるはず。
消費期限
常温なら3時間程度、冷蔵庫に入れたら半日。その日の夕飯に使ったものを利用するのが、丁度いいかもしれません。
緊急紫外線ケアあれこれ
とぎ汁だけじゃ不安という方に。「思わず肌が日に焼けちゃった」ときに知っておきたい、プチプラ対策商品をご紹介します。
カーマインローション
肌がほてったときの鎮静ケアにピッタリなロングセラー化粧品。資生堂ブランドでお値段400円以下!
シートマスク+保冷剤
市販のマスクやコットンにいつもの化粧水をたっぷり含ませたパックの上から、ガーゼなどでくるんだ保冷剤で肌を冷却する方法もあるようです。(肌に刺激が強いため、冷た過ぎるなど感じたら即やめてください)
コパトーン
ほてりをしずめ、うるおいを補給する日焼けした肌のほてりを抑えるジェル化粧品。海などのレジャーその場で使えるのが便利です。
アロエ
植物のアロエそのものでも効果があるのですが、なかなか一般家庭には用意されていないと思うので、アロエジェルやクリーム等を、その日のうちに塗りこんでおくと吉。
アロエ成分がメラノーマ細胞に作用し、メラニンの生成を抑えてくれる優れものです。
ビタミンC
肌の新陳代謝を促すのがCの役割。他の栄養素とバランスよく摂取するのが理想的なのは大前提ですが、とりあえずサプリ等で緊急摂取(使用量を守ってください)
ちなみに、日焼け後すぐのお肌は、すごく簡単にいえば火傷している状態。あまりに強い紫外線をあびると、むしろ化粧水の成分がダメージになることもあるので、まずは冷やしてあげることが大切です。お出かけ前にしっかりと日焼け止めクリームを塗る等、事前の対策が大切ですね。
美白効果をより高めるためにボディクリームの併用もオススメします。