サンカヨウって?
出典:PIXTA
日本でたった1種類だけ存在する「山荷葉(サンカヨウ)」というメギ科の多年草。
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真っ白でいくつもの花が集まる様子は、とても可愛らしいですね。5〜7月が花の咲くピークと言われており、まさに今の季節が旬の花。
山荷葉(サンカヨウ)
花言葉は親愛の情
濡れると花びらが透き通る
花びらが取れやすく、雨でポロッととれることも
霧吹きを持っていけばいい写真が撮れるかな
大小二枚の葉をつけ、小さい葉に花をつけます
#花 #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/1rEBvYOA1d
— 淺井理人 (@asairihito) 2015, 6月 7
実はこのサンカヨウ、雨に濡れると不思議なことに白い花びらの部分だけ、透明になっていくのです。
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朝露に濡れて徐々に透明になっていく姿、雨上がりの時間は、とても神秘的な姿を目にすることができます。
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そしてまた太陽にあたり、花びらが乾くと白く戻っていく。
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なんだか、まるでおとぎ話の魔法にかけられたようですね。
ひとつひとつの花は、人差し指に乗るほどの可憐さ。花の咲く時期もたったの1週間程度と短命ですが、その儚さこそが、美しさの理由なのかもしれません。
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そして花はいずれ雨の日のような藍色の実をつけますが、食べると甘みがあり、見つけるとその場で食べてしまう登山者の方も多いんだとか。
ちなみに花言葉は「親愛の情」。ぴったりな言葉ですね。
日本では本州中部以北から北海道の山の中に生息していることが多く、ネットでもたくさんの方がその目撃情報を写真や動画で伝えてくれています。本当に、どれも綺麗で見入ってしまいますね。
山荷葉(サンカヨウ)という、朝露をすったら透明になる 珍しい花が見れました〜(^^) pic.twitter.com/QVGBFwgGuM
— しゅーまっはゆ。 (@syumahha119420) 2015, 5月 31
比較的高いところに咲くサンカヨウ(山荷葉)。この場所は針葉樹の下で比較的環境にまもられている。雨や夜露に濡れたら3日と持たないだろう。 pic.twitter.com/NMhJugTMzg
— 息響き (@jyusa1) 2015, 5月 27
趣味で登山をする方や、比較的標高の高い地域に住んでいる方は、雨上がりに探してみるのはいかがでしょう。