健康的な髪を維持するためにキューティクルについて学ぼう

髪の痛みはキューティクルの痛みから始まります。髪を健康的に保つために髪の毛の仕組み・キューティクルについて学びましょう。

健康的な髪を維持するには髪の毛の仕組みを知りましょう

髪がぱさぱさする、ごわごわする、艶がない、絡まる、縮れる、切れる・・髪の毛の悩みは様々ですね。

誰しも、傷んだ髪よりも健康的できれいな髪でありたいと思うはずです。

髪を健康的に保つための知っておいて欲しい知識として、キューティクルの仕組みがあります。今日はキューティクルについて勉強してみましょう。

キューティクルとは

キューティクルという言葉は、テレビや雑誌のトリートメント商品の広告で度々目にするので、言葉に聞き覚えのある人は少なくないかもしれません。

でも、具体的にキューティクルがどういう物でどういう役割をしているのか、髪のダメージ・痛みとどういう因果関係にあるのかまでご存知の方は多くないのではないでしょうか?

キューティクルとは、髪の毛を構成する物質の内、最も外側にある部分のことを指します。日本語では「毛表皮(もうひょうひ)」と言い、うろこの形状をしており、外部の刺激から髪内部を守るために存在しています。

このキューティクルを損傷してしまうと、髪の毛の外側・内側から髪のコンディションが悪くなります。そのため、健康的な髪を維持するためにキューティクルの仕組みやケア方法について知っておくことが重要なのです。

キューティクルの仕組み

下図は花王のホームページで解説されているキューティクルの図ですが、髪は濡れると含んだ水分によってこのうろこ状の部分にすき間が生じます。この状態のことを一般に「キューティクルが開いている」と言います。

開いたキューティクルは適切にケアすることで自然な状態に戻るのですが、ケアを誤ると髪を痛めてしまうことになるわけです。

キューティクルを守るために気をつけること

キューティクルが開いた状態というのは、外部の刺激から髪を守るバリヤーが解除された状態です。そのため、外部からの刺激に弱くダメージを受けやすくなっています。そのために、以下の3点に必ず気をつけてください。

・タオルドライのとき、ゴシゴシ髪の毛をこすらず挟むようにして水分を拭き取る
・髪が濡れた状態で長時間放置せず、なるべく早くドライヤーで乾かす
・髪が濡れたまま絶対に就寝しない

この3点を破ってしまうと、キューティクルのコンディション(状態)が悪くなり、悪い状態が進行すると髪内部のタンパク質・脂質が流出するようになり、やがてぱさぱさ・ゴワゴワの髪へとなってしまいます。

髪がぱさぱさ・ゴワゴワでお悩みの方は、上記の3点いずれかに心当たりがないですか?心当たりのある方はぜひ今日から改善してみてください。

なお、逆にキューティクルが開いた状態というのはトリートメントの絶好のチャンスでもあります。髪のバリヤー効果が解除されている状態のため、トリートメント成分が髪内部に浸透しやすいのです。(効果的なトリートメントのやり方は改めて別記事にてご紹介します)

最後に:一度傷んだキューティクルは修復しないので日頃のケアが重要

最後に・・聞いて驚かれるかもしれませんが、人間の髪や爪というのは、死んだ細胞の集まりです。

参考記事:第9回 髪の毛って生きているの? 死んでるの? | 知って得する【白髪染め】トリビア | 【白髪染め】情報サイト いろみごこち

そのため、損傷した部分を髪が自己修復することはありません。(割れた爪が元通りになることはないですよね?)

トリートメントなどで髪の艶を回復するということは、髪が元どおりあるいは以前より良い状態になったわけではなく、凹んだフローリング床を見た目上、修繕したような状態だと言えます。

髪の毛は1ヶ月で平均1cm伸びると言われており、損傷した髪の毛が生え変わるのには相応の時間がかかりますので、日頃からのケアに気をつけて、健康的な髪を保つようにしましょう♪