フルカラーとカラーの違いは?

画像引用元:latte
予約サイトや美容院のホームページでメニューを眺めていると、フルカラーとカラーという言葉が使い分けて出てきたことはありませんか?
値段も違うみたいだし、意味を知らずに予約してしまうと、期待していた内容と違うサービスを受けるはめになってしまうかも・・。失敗しないよう、フルカラーとカラーの違いについて確認してみましょう。
フルカラー
”フルカラー”は文字のとおりフル、全部(全頭)のカラーです。髪全体を同じ色にカラーリングしたい場合に表記されていることが多いです。
髪全体をチェンジしたい場合、フルカラーを頼めば問題はないでしょう。
カラー
ただ「カラー」とだけ表記されている場合には、根元のみを染める「リタッチカラー」、全体を染める「フルカラー」のどちらの意味合いを持ちます。
この場合、どういったカラーリングを行うかは詳しくメニューの詳細を事前に調べたり聞いたりすることでトラブル等を防ぐことができます。
フルカラーとカラーが使い分けられている美容院の場合

画像引用元:latte
美容院のメニューの中で、”フルカラー”と”カラー”が使い分けられて表示されている場合、カラーというのはリタッチカラーのことを指していると思われます。
ご覧になっているメニュー詳細をよく読んでみると、「リタッチカラー」って書いてありませんか?
フルカラーは髪全体をカラーすることを意味して、リタッチカラーは、髪の根本から髪が伸びた部分だけをカラーすることを意味しています。
特に使い分けされていない美容院の場合

画像引用元:latte
フルカラーとカラーの定義については明確な定義があるわけではなく、お店の裁量で好きなように書かれているに過ぎません。
そのため、メニュー内で特に使い分けられていなければ、フルカラーを指して”カラー”と書かれているケースもあります。
メニューの詳細を読むと、”全頭カラー”とか”リタッチ”とか、細かいことが書かれていると思いますので、詳細をよく読むようにし、分からなければ悩まずにお店に確認してしまうのが解決の早道です。
また、リタッチカラーはフルカラーに比べて1,000〜2,000円程度安いので、金額でもある程度の判断はつけられます。
フルカラーとリタッチカラーどちらをするべき?

画像引用元:latte
フルカラーとカラー(リタッチ含む)、自分はどちらを選んだらいいかわからない場合は何を参考にしたら良いのでしょうか。カラーをするタイミングや状態、メリット・デメリットをまとめました。
フルカラーがおすすめな場合
フルカラー | |
メリット | ・髪全体をカラーし直すので全体の色が綺麗にきまる |
---|---|
デメリット | ・根本以外は2度目以上のカラーになるため痛みが進行する |
もうすでにカラーをしていたり、長い間カラーしていなくてほとんど自髪に戻った状態で新しいカラーをしたいと思った時はフルカラーを選びましょう。
また、リタッチだけで良い時でも、フルカラーを選ぶことで全体の色合いが自然に統一するメリットがありますが、既に染まっている部分のダメージが大きくなることを覚えておきましょう。
リタッチカラーがおすすめな場合
リタッチカラー | |
メリット | ・根本だけの施術なので髪全体が傷まない ・施術時間がフルカラーに比べて短い |
---|---|
デメリット | ・中間〜毛先は施術対象外なので色褪せや色の抜けは直らない |
根元部分だけが気になるいわゆる「プリン」の状態になっている場合はリタッチカラーを選びましょう。
根元だけの施術なのでフルカラーよりもかかる時間が短縮され、また費用も安く抑えることができます。
しかし、色味が褪せてしまったり抜けてしまっている場合はリタッチでは戻すことができないので、フルカラーを選ぶと良いでしょう。
ただ、初めていく美容院ではどの色を混ぜてカラー剤を作るのか難しい時もあるので、リタッチする際は行きつけの美容院や美容師さんにしてもらうと確実です。
1回フルカラーをしたら、その後2〜3度はリタッチにして、色褪せ・色抜けが目立ってきたらフルカラーというのが一般的です。
まとめ
以上のことをまとめると、次の点に気をつければ、フルカラーとリタッチカラーの予約を誤ることはないでしょう。
・使い分けて登場した場合は、カラー=リタッチカラーと思われる
・正確なことはメニューの詳細で確認するか、お店に尋ねる
・フルカラーとリタッチカラーどっちにすべきかは状況次第
皆さんのメニュー選びの際の一助になれば幸いです。
美容院の口コミサイト『サロンリスト』にはきれいでおしゃれな人の口コミがいっぱい。サロンリストであなたにぴったりの美容院を探しませんか?