運動なしでも痩せる。糖新生の仕組みを使ったダイエット

糖新生(とうしんせい)って言葉を聞いたことがありますか?もともとこれは動物の生存本能の一つ。古来から、生き物は食糧にありつけないとき、自分の体の一部を分解してエネルギーに変え、生き延びてきました。そんないわば我々の「生存本能」が、脂肪を燃焼させて痩せるキーなのです。

糖新生とは?

私達人間は、血中のブドウ糖をエネルギーに日々活動していますが、血中のブドウ糖が枯渇すると、人体は筋肉を分解してエネルギーであるブドウ糖を捻出します。

身体が糖新生を行うには、中性脂肪を必要とされ、糖新生の過程で内臓や皮下に蓄えた脂肪が消費されます。

脂肪を燃焼させるとよく言いますが、燃焼とは、この糖新生によって脂肪が消費される現象のことを指しています。

 

糖新生(とうしんせい)とは、血中のブドウ糖量が低下したときに、肝臓でブドウ糖を作り出す仕組みの事です。エネルギー源として、中性脂肪など体脂肪が消費されます。

炭水化物抜きダイエットを実践すると痩せるのは、この体脂肪が使われて脂肪が減っていく『糖新生』の仕組みを利用しているからです。

どうしたら糖新生は起きる?

食事

血糖値(血液中のブドウ糖の量)が下がる

糖新生で筋肉を分解してブドウ糖を捻出する

糖新生のために脂肪が消費される

ということは、ダイエット中の方は積極的に糖新生をしたいわけですが、どうすれば糖新生は起きるのでしょうか?

血中のブドウ糖は、食事の炭水化物によって補給されますから、一番早い話、何も食べなかったらいいんです。そうすれば、生きていくために身体は糖新生を起こしエネルギーを作り始めます。

でもこれじゃだめですね。続かないし、健康を損ねてしまっては元も子もありません。

ではいかに、「食べながら、この糖新生を起こすか」という話ですが、実は昨今流行りのダイエット法の2つがこの糖新生の仕組みを利用しているんです。それぞれのやり方と特徴をさらっと確認してみましょう。

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(1) 糖質制限ダイエット

これは皆さん聞いたことありますよね。

糖質ダイエットは、炭水化物の摂取をカットし、血液中のブドウ糖が枯渇しやすい状態にすることで糖新生を起こしやすくし、脂肪燃焼を促すというダイエット方法です。

タンパク質や脂質の摂取について特に制限がないので、食事制限のような辛さがないのが特徴で、満腹ダイエットなんて呼び方もあるようです。

少し前に流行った「低インシュリンダイエット」と似ていると思った方もいるかもしれませんが、低インシュリンダイエットは糖質の摂取をカットするのではなく、血糖値の上昇の仕方を指標化したGI値を意識して食事を摂ることで、血糖値の上昇を抑える方法なので、似ているようで異なります。

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(2) 8時間ダイエット

そしてもう一つ。こちらは最近アメリカセレブ達の間で話題の8時間ダイエット。

一日の食事を8時間以内に収めるだけ、というもの。朝食~夕食を8時間以内で済ませれば後は特に制限なし!

要は残りの16時間をいわばプチ断食状態にするというダイエット法ですね。これもこの16時間の間に糖新生を起こし、身体の脂肪を消費する作戦です。なるほど。

 

具体的なダイエット方法はいたって簡単。午前9時から午後5時までの8時間、もしくは午前11時から午後7時までの8時間、この8時間以内なら何を食べても良いが、それ以外の時間には一切食べ物を口にしてはならないというもの。このダイエットを実行すれば1週間で約5kg、6週間続ければ約10kgの減量も夢ではないという。

まとめ

糖新生と、糖新生のメカニズムを利用したダイエット法についてご紹介しました。

糖新生という体の仕組みを利用すれば、何もせずとも脂肪を燃やしてくれるという訳です。

この2種類のダイエット法は、どちらも運動なしでできちゃうのが魅力。どうしても運動が嫌い!という方、なかなか運動する時間が取れない方にもお勧めです。

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