若白髪の原因1:遺伝
顔は若そうなのに白髪がとても目立っている人。
若白髪の中で一番多い原因が遺伝と言われます。
両親とも、もしくはどちらか一方に若いときから白髪があった人は、遺伝で若白髪になる確率が高いです。
ただ若白髪の遺伝子を受け継いだのではなく、白髪が生えやすい体質を受け継いだとも考えられます。
とは言え、親が若白髪だと子どももそうなるかと言えばそうではなく、対策をきちんと行えば白髪が生えるのを遅らせたり防止することもできます。
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若白髪の原因その2:ストレス
今までは大丈夫だったのにある日突然白髪が増えた人は、大きなストレスを抱え込んでいないか、思い当たるふしはありませんか?
ストレスも若白髪の原因になります。
この場合のストレスは環境の激変、受験、家族や知人の死などが挙げられます。
ストレスが原因の若白髪は部分的に生える特徴があります。
ストレスは血行を悪くします。そのため頭皮の血流も悪くなり、髪へ十分な栄養を補給できない状態にします。頭皮の血行が悪くなれば毛根と色素細胞の働きも鈍くなり、色素が髪に定着しないまま白い髪、つまり白髪が生えてしまうのです。
若白髪の原因その3:栄養不足
主に急激なダイエットをしている人、栄養が偏っている人に多く見られます。
髪の毛も体の細胞と同じで食べ物から栄養を吸収しています。その栄養が不足すると白髪が生えたり、細い不健康な髪が生えてきます。
髪を黒くするのはメラサイト、黒色色素を生成するミネラル、髪の成分タンパク質のそれぞれが不足すると、若白髪は生えやすくなるので注意しましょう。
若白髪の原因その4:血液不足
初潮や出産、閉経などで血液が非常に欠乏する時期と、普段から貧血気味の人にも若白髪が生えることがあります。
血液は髪の毛も含め身体全体に栄養を運んでいます。ただ生命に関わる大事な部分を最優先して運びます。
髪の毛はその点からすると優先度が低いので、全身を流れたあとに余った血液が届けられる仕組みになっています。
栄養不足であったり血の量が足りない状態だと、髪まで血液が栄養を運べず白髪となってしまいます。
対策方法
生活習慣を見直すことが第一歩。まずは食事内容です。脂っこいものやファストフードばかり食べていると、血液の流れは悪くなります。
このため野菜や良質なたんぱく質など、バランスの取れた食事が一番良いです。
そして睡眠。特に午後10時から午前2時の間はゴールデンタイムと言われ、細胞の修復や再生など成長ホルモンがより活発に分泌される時間帯です。同時に髪を黒くするメラニンの生成も行われます。この時間には確実にベッドに入っていたいものです。
また運動も欠かせない要素。体を動かすことで血行が促され、頭皮の血流もよくなります。血行が悪いと頭痛や肩こり、足のむくみなどさまざまな弊害がもたらされ、髪にも栄養を行き渡りにくくします。まずは気軽にできるウォーキングやヨガなどから始めてみてください。
若白髪に限らず、身体を健康な状態に保つためには
規則正しい生活と適度な運動、バランスのとれた食事を採ることに尽きます。
シンプルなことですがとても大事です。
最後に
老化によって生えてくる白髪と違い、若白髪は対策を実行すると元の黒髪に戻る可能性が高い現象と言われます。
時間がかかりそうだと感じる方は染めても良いですし、そうしながらも生活習慣を見つめ直してみて下さい。
若白髪がストレスになり、また若白髪が生えてこないよう、リフレッシュ方法を見つけることもおススメします。