パサつきの原因はキューティクルにあり!!
髪の傷みの原因はパサつきにあります。パサパサだとツヤもなく、枝毛も増えてしまいます。こんな風だと見た目は本当に悲しい状態。
このパサつきは一体何が原因なのでしょう?
パサついているのは、髪の毛の内部の水分量が減っている為です。
お肌も髪と同じで水分が減るとカサつきますよね。髪の場合はキューティクルが損傷していて、髪の成分であるたんぱく質や脂質がどんどん排出されていることが原因です。
つまりキューティクルを保護して補修出来たら、また健康な髪に戻れるわけです。
《キューティクルって何だ?という方はこちら》
健康的な髪を維持するためにキューティクルについて学ぼう
いろいろなヘアケアを試しているけど…よくある間違い
パサついた髪を直すべく、いろいろ頑張っている人は少なくないでしょう。ただやっていることが実は間違っている場合もあるので注意しましょう。
間違いその1:コロコロ試す
効果がないと思ってすぐころころ変える人。シャンプーは使い続けた方が効果が出てくるものです。違う製品を次々使うよりも、一度じっくり試してみることをおススメします。
よく旅行用などに売られている200mlくらいのお試しサイズがあります。こちらを使うのも良いですが、詰め替え用のパウチタイプやボトルを買う方が結果的にお得です。使い続けて効果を実感してみてください。
間違いその2:オイルを表面中心につける
トリートメントを髪の表面にペタペタ付けても、このやり方だと髪全体に行き渡りません。対策として髪の内側から手でよくもみ込みます。
表面はその後に手に少し残っているトリートメントを軽くなでる程度でOK。これだけ、効果はとても変わりますので試してみてください。
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間違い3:トリートメントをとにかくたっぷりつける
大量に使っても髪に浸透する量は決まっています。髪に良いと思って軽くすすいですすぎ残しがあると、頭皮のトラブルになりかねません。適量を守って毎日使うなど、使用頻度を多くする方が効果的です。
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間違いその4:コンディショナーをつけて放置する
トリートメントは付けた後に時間をおいた方が髪に浸透して良いですが、コンディショナーは表面をコーティングするだけなのですぐ洗っても効果は同じです。何十分も放置しておく必要はないことを覚えておいてください。
間違いその5:髪が濡れたまま長時間を過ごす
頭にタオルを巻いたまま、リビングでテレビを見たりスマホを見たりしてついつい長時間過ごしている方、要注意です。濡れた状態の髪はキューティクルが開いており、とても傷つきやすくなっています。
ドライヤーは熱で髪が痛むからとタオルドライだけで済ませている方は、髪を痛めないドライヤーの使い方や、ドライヤーの熱から髪を守るアウトバストリートメントがあるので、入浴後早い内にドライヤーで髪をかわかすことを検討してみてください。
《髪を痛めないドライヤーの使い方》
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おすすめシャンプーの見分け方
シャンプーの種類は数えきれないほど出回っていますよね。どれがいいのか、どれが自分の髪に合っているのかパッケージを見ただけでは分かりません。シャンプーを選ぶ際の判断基準として、アミノ酸系かベタイン系の製品を選びましょう。
アミノ酸系シャンプーの主な含有成分は、グリシン、メチルアラニン、グルタミン
酸、メチルタウリン、サルコシンなどが入っています。ベタイン系シャンプーの成分は、ラウロイル、ココアンホ、ココイル、ベタインとなっています。
これらの成分が水の次に表記されていると、メインで使われていることになります。例えば○○グルタミン酸Na、○○ベタイン、ラウロイル○○のように表記されています。
水の次にラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naが表記されている製品は、洗浄力が強すぎるのでおススメしません。頭皮に必要な脂分まで奪ってしまうので、頭皮が乾燥しフケかゆみの原因になります。
【美容師直伝】シャンプーの本当に着目すべき成分は!?それ大丈夫?
さいごに
髪質は個人で違いますし、効果も色々だと思いますが、少し気を付ければ、パサパサ髪も改善されるかと思います。
艶とコシのある綺麗な髪で、充実した日々を送ってください。