ヘアカラーがすぐ落ちる3つの原因
ダメージ①ドライヤーやコテの使い過ぎ
シャンプーした後、濡れたままの状態でいることは髪にとってダメージの原因です。そのためドライヤーで乾かすことは髪の毛には良いことですが、20㎝ほど髪から離して乾かしましょう。乾燥のし過ぎも、また髪のダメージになるのです。
またヘアアイロンを使う時、温度を180度以上に設定している方が多いようですが、これはちょっと熱すぎです。それ以下の温度でもきちんとクセはつきます。髪をただ熱くしても、巻き時間は短縮できでもダメージと色あせになります。
ダメージ②紫外線
夏の紫外線の強さは皆さんご存知の通り。髪の毛にもたっぷり紫外線が吸収されています。紫外線で髪が傷むと脱色も進行しますので、保湿を心掛けましょう。
ダメージ③シャンプー
洗浄力が強すぎる市販のシャンプー。髪への刺激も強いので、ヘアカラーの染料も洗い流してしまいます。
【美容師直伝】シャンプーの本当に着目すべき成分は!?それ大丈夫?
ヘアカラーを長持ちさせる3つの方法
長持ちテク①コテの温度は150度前後で
ドライヤーやコテの熱が髪の毛のダメージになることはお話ししました。髪に必要以上の熱を与えないことが大切です。そこでコテを使う場合は、温度を150度前後に設定してみましょう。これでもクセはしっかりつきますよ。またドライヤーで髪を乾かすときは、20㎝くらい離して使うとダメージが軽減します。
長持ちテク②髪に潤いを与える
週に2,3回トリートメントをして髪を保湿することはもちろん、ヘアカラーをしたらその翌日から少なくとも1週間は毎日トリートメントをして、髪の保湿を心掛けてください。
【現役美容師直伝】効果倍増!乳化!?本当にちゅるんとなれるトリートメントの正しい3つの使い方♥︎
長持ちテク③シャンプーはヘアカラー専用のものを使う
ドラッグストアなどで売られているシャンプーは洗浄力が強すぎるので、美容院で販売されているようなカラーリングの髪の毛専用のシャンプーに代えてみましょう。このシャンプーは染料を残したまま汚れのみを落としてくれます。それに保湿成分も含まれていてヘアカラーの髪にはとてもおススメです。
カラーリングした日からできるケア
シャンプーはしない
まずカラーリングした当日はシャンプーをしないことです。カラーは髪の毛の中でまだ続いています。大体2日間ほどで髪に馴染んで落ち着いてくると言われています。
カラーした当日にシャンプーすると、色がまだしっかり定着していないので、色落ちの可能性が出てきます。そのためヘアカラーをしたら、その日はシャンプーは止めましょう。ただどうしても髪を洗いたいという方は、夜にぬるめのお湯で湯シャンをします。そしてすぐ乾かせば色落ちがかなり防げます。
このぬるめのお湯がポイントです。ヘアカラーは熱に弱いので、熱いお湯で髪を洗ってしまうと髪そのものを痛めてしまったり、色落ちの原因にもなります。ちょっとぬるいかな?ぐらいが丁度いいです。
ドライヤーで乾かすのは8割
入浴後はタオルドライをしっかりして、ドライヤーで乾かしていきます。8割くらい乾けばOK。完璧に乾かし過ぎると、潤いが逃げて色落ちが早まります。
紫外線をあびない
紫外線にも気を付けます。長い時間紫外線を浴び続けると、髪が傷んで傷んだ部分から色素がとれてきたり、変色の原因になります。夏は髪を保護するためには帽子や日傘が必須アイテムです。
さいごに
毎日のちょっとしたケアで、カラーの色もちが変わってくることが分かりました。健康な髪を維持しつつ、いろいろなヘアカラーで楽しみたいですね。