カットモデルとは?
カットの練習のためのモデル
カットモデルとは、美容師さんのカットの練習のためのモデルです。特徴は主に2つあります。
1つ目は特に新人や見習いの美容師からお願いされることが多いこと。スタイリストに昇格するための練習台としてモデルとしてお手伝いを依頼されるケースが多いです。
2つ目は基本的に無料、あるいは低価格であること。中には、トップスタイリストが自身の作品として撮影したりホームページや雑誌、ポスターに出演するなどして謝礼がもらえるパターンもありますが、ほとんどの場合、カットモデルは練習台としての意味合いが強いです。
モデルという名前がついていることから、「かわいくてキレイな人じゃなきゃダメだ…」と思う人もいると思いますが、練習台としてのカットモデルは顔より髪質が重要です。
いかにいろいろな髪質でいろいろな髪型をつくり上げるかという経験を重ねることが美容師さんにとって大事な部分なので、誰でもトライすることができちゃうんです♡
カットモデルのなり方
カットモデルになるには、街中でモデルハントしてもらう・SNSの募集を見て応募する以上の2つの方法がメインとなります。
モデルハントはカットしてくれる美容師さん本人に声をかけられます。モデルハントされた際は、お店の名刺を必ずもらうようにしましょう。
SNSでの募集は美容師さん自身の所属のお店やカットの雰囲気が一目で分かるのがメリットです。必ずカットモデルになれるという保証は無いので注意しましょう。
カットモデルって失敗する?
先に結論から言ってしまうと、カットモデルは失敗するかもしれないし、逆に失敗しないかもしれません。
あくまでも練習なので、失敗する確率はやや高めだと思った方がいいでしょう。だからこそ無料でできるのです。もしお金を払って得られる仕上がりを期待しているのなら、カットモデルはやらないという選択が賢明でしょう。
もし失敗したらどうなるの?
スタイリスト昇格を目指す美容師さんのカットモデルをした場合は、カットの後にはたいていの場合そのお店の店長やトップスタイリストのチェックが入ります。
万が一カットが失敗してしまった場合は、その店長やトップスタイリストが手直ししてくれる場合がほとんどです。
また、カラーやパーマなどを取り入れて失敗した場合には、リペアのためにトリートメントを無料で受けられることもあります。
練習台としてもカットモデルには失敗はつきもの。ですが万が一失敗したとしても、きちんと対応してくれるので安心してくださいね♪
失敗しないコツは?
コツその① 信頼できる美容師かを見極める
あなた自身と美容師さんとの相性は重要です。OLなのに原宿系にされたり、モテ系スタイルが好きなのにロックな髪にされたりしないように、美容師さんの好きなテイストと自分のテイストが合うようにしましょう。
また、SNSを見たり名刺をもらって身元が明らかな美容師さんかどうかをチェックすることも大事です。
コツその② 希望の髪型、NGなポイントをきちんと伝える
「カラーNG」「伸ばし中なので◯cm以上切りたくない」「前髪は切りたくない」など、あなたの希望の髪型やゆずれないポイントをしっかり伝えることが大切です。きちんと伝えないと切られすぎたり、いきなりブリーチされたりと、トラブルに繋がります。
「ショートOKな方」「くせ毛じゃない方」など、美容師さん側から要望を出している場合もあります。お互いの要望がうまく噛み合えば失敗のリスクを下げられるでしょう。
料金がかかる施術なのかどうかもきちんと確認することも大事です。
さいごに
いかがでしたか?カットモデルはおしゃれ女子の強い味方です。有効に活用してみるのも良いかもしれません。
美容代の節約にはなりますが、失敗のリスクが付きまとうのも事実です。この記事をしっかりとおさらいして賢くかわいいアナタに変身してください♪