ネイルチップの付け方の種類と特徴
ネイルチップの付け方には種類があります。それぞれの種類とその特徴についておさらいしてみましょう。
両面テープでつける
ネイルチップに両面テープを張りつけ、自爪に装着する方法です。非常に簡単な装着方法ではありますが、やや耐久性にかけるのがネック。しかし、付け替えは簡単で爪に負担も少なく、使用したネイルチップは繰り返し使えるのでネイルチップ初心者におすすめです。
両面グミタイプのものもあり、こちらはテープタイプよりもやや耐久度が上がります。また、文房具で使われている両面テープを使用することもできます。
難易度
耐久度
爪への負担度
おすすめ両面テープ
厚みのあるテープでゴムのように伸びるテープが高い接着感を感じさせるネイルチップ用の両面テープです。140枚も入っているのでコスパもGOOD。
接着剤(グルー)でつける
接着剤なので1度付けると1週間程度ネイルチップがキープされます。付け替えの多いシーンには向きませんが、ネイルサロンにかなくてもセルフでしっかりしたネイルデザインを楽しみたい場合にはおすすめの接着方法です。耐久度は上がりますが、その分爪への負担も上がってしまうのがネック。
難易度
耐久度
爪への負担度
おすすめ接着剤(グルー)
ネイリストとして有名な黒崎えりこさんが監修しているネイルグルーです。もともとラインストーンなどパーツの接着用のアイテムですが、強力な接着力と美しい仕上がり感にネイルチップにも使用している人が少なくありません。
ワンタッチタイプでつける
近年人気が急上昇しているのがワンタッチタイプのネイルチップです。あらかじめネイルチップに接着面があり、シールや接着剤を用意しなくても付けることが可能です。強度は両面シールよりはやや上がりますが、衝撃や水仕事に弱いので接着剤には劣ります。付け外しは簡単で、ネイルチップを繰り返し使うことができるため注目が集まっています。
難易度
耐久度
爪への負担度
早速ネイルチップを付けてみよう!
ネイルチップには3種類の付け方があることが分かりました。ここでは3種類の付け方をより詳しく見ていきます。
まず、ネイルチップを上手にフィットさせるためには、前準備が必要になります。この準備をするのとしないのとでは、ネイルチップの持ちは段違いに変わってきますよ。ネイルチップを長く楽しむためにも欠かさないようにしましょう。
ネイルチップと自爪のサイズを合わせておく
ネイルチップがはがれやすい原因の1つは、自爪とのサイズが合わず隙間ができてしまうこと。ネイルチップを装着する前に、爪に乗せてサイズ感をしっかりチェックしておきましょう。
ネイルチップと自爪のサイズが合わない場合は、爪やすりで削って合わせておくとフィット感が高まり外れにくくなります。
自爪を整え、油分・水分など汚れをしっかりオフ
ネイルチップを装着する前には必ず石鹸で手を洗ったり、ネイルリムーバーや化粧水で爪の油分や汚れをしっかり取っておきましょう。さらに甘皮処理まで行えば、より美しい仕上がりになります。
ネイルチップの付け方【両面テープ編】
まずは気軽にトライできる両面テープでの付け方をチェックしてみましょう。
両面テープでのネイルチップの付け方
①装着前に石けんで手を洗い、油分を取っておきます。
②ネイルチップを自爪に合うように根元を削り整えておきます。
③チップの裏側に両面テープを貼付けます。動画では文房具の両面テープを使用しているので自爪の形に合わせてカットしています。
④テープをはがして自爪に装着したら完成です。
両面テープを使用する場合は、テープの部分をなるべく触らないようにピンセットを使用するのがGOOD。指で触る回数が多いと粘着力が弱まるためはがれやすくなってしまいます。
また、装着したら数秒指でしっかり押さえると密着感が高まります。
失敗してもすぐはがして付け直せるので、気軽に使えるのが両面テープでの接着のいいところです。
ネイルチップの付け方【接着剤(グルー)編】
ネイルチップをより長持ちさせたい場合には、接着剤(グルー)の使用がおすすめです。
接着剤(グルー)でのネイルチップの付け方
①自爪に合うようにネイルチップの形を整えておきます。
②チップの裏側に、自爪の形に合わせて接着剤(グルー)を塗り透明になるまで待ちます。接着剤(グルー)の使用方法に付いては製品によって変わってくるので、きちんと説明書を読んで使用しましょう。
③接着剤(グルー)ガ透明になったら、もう一度重ね塗りして透明になるまで乾かします。
④装着前には手を洗い、油分を洗い流しておきます。
⑤2度塗りした接着剤(グルー)が透明になったら、爪に装着したら完成です。粘着が弱い場合は、もう一度接着剤(グルー)を重ね塗りしましょう。
接着剤は重ね塗りをすることで厚みが出て自爪との密着感が高まります。
長すぎるネイルチップは引っかかりやすいため外れやすく、無理な力で外れたネイルチップは接着力が高いために自爪を痛める可能性があります。程よい長さのものを装着するようにしましょう。
ネイルチップの付け方【ワンタッチタイプ編】
近年注目度の高いワンタッチタイプのネイルチップの付け方もチェックしておきましょう。
ワンタッチタイプでのネイルチップの付け方
①装着前に手を洗い爪の油分を取っておきます。
②自爪にワンタッチタイプのネイルチップを乗せしっかり装着したら完成です。
ワンタッチタイプのネイルチップの付け方については、あまりにも簡単すぎて説明がいらないくらいです。取り外しも簡単で、ある程度繰り返し使用できるのでコスパもいいです。
両面テープよりも耐久度があるので、外れやすさが心配な人でも安心して使用することができます。
爪を傷めないネイルチップの取り方
ネイルチップの付け方を覚えたら、取り方もしっかり覚えておきましょう。自爪の健康あってこそのおしゃれです。自爪を痛めないように取ることが大切ですよ。
両面テープで付けたネイルチップの取り方
両面テープで付けたネイルチップの外し方
①ウッドスティック、または爪楊枝を用意します。
②ネイルチップの側面からウッドスティックや爪楊枝の先端を差し込み、少しずつ動かし隙間を作っていきます。
③ネイルチップがはがれたら、両面テープをはがします。
④ネイルチップをはがした爪は乾燥しているので、ネイルオイルでしっかり保湿します。ネイルオイルの代わりにハンドクリームでもOKです。
力任せにネイルチップを外そうとすると、自爪が傷んでしまいます。ウッドスティックや爪楊枝などの道具を使い、少しずつ確実に外していくようにしましょう。
接着剤(グルー)で付けたネイルチップの取り方
接着剤(グルー)で付けたネイルチップは、外れにくい代わりに取るのに時間がかかります。専用のグルーオフ剤が必要で、無理に外そうとすると自爪を痛めてしまいますので注意が必要です。
接着剤(グルー)で付けたネイルチップの取り方
①グルーオフ剤をネイルチップと自爪の間に染み込ませ、2〜3分おきます。
②接着剤(グルー)が溶けてネイルチップが浮いてきたら、ウッドスティックや爪楊枝を差し込み少しずつ外していきます。これを数回繰り返しながら丁寧にネイルチップを外します。
③ネイルチップが外れたら、ネイルオイルやハンドクリームで自爪を保湿します。
グルーオフ剤を使用するとネイルチップが溶けてしまうこともあります。その場合は再利用ができないので、ネイルチップを残しておきたい場合は接着剤(グルー)の使用は控えましょう。
ワンタッチタイプのネイルチップの取り方
ワンタッチタイプで付けたネイルチップの取り方
①ネイルチップの先端を親指と人差し指でしっかり持ち、指先へスライドさせるように引っ張ります。
②ネイルチップが動きにくい場合は左右に揺らしながら動かせば簡単に取ることができます。
ワンタッチタイプのネイルチップは特に道具もいらず、付け外しが非常に簡単なのが最大のメリット。接着力が続く限り繰り返し使うことも可能です。
両面テープや接着剤(グルー)同様、外した後は自爪が乾燥しているのでネイルオイルやハンドクリームでしっかり保湿をしておきましょう。
長持ちさせるポイントは?
ネイルチップを付けたなら、できるだけ長く楽しみたいですよね。付けたネイルチップを長く楽しむためにはいくつかのポイントがあります。何度か繰り返し出てきたポイントでもあるので、おさらいも兼ねてしっかり頭の中に入れておきましょう。
ネイルチップのサイズを自爪に合わせる

画像引用元:latte
ネイルチップを接着する前には、必ず自爪とのサイズのフィット感をチェックしておきましょう。サイズが合っていないとネイルチップと自爪の間に隙間ができ、そこから水分や汚れが入り込み外れやすくなってしまいます。
なるべく隙間ができないように、あらかじめネイルチップは自爪に合わせて爪やすりで調整しておきましょう。
接着する前には自爪の油分や汚れをオフする
自爪に油分矢汚れが残ったままだと、接着の力が十分に活かされずはがれやすくなります。特に両面テームは影響を受けやすいので、接着する前には必ず石鹸で手を洗いよく拭いておきましょう。ウェットティッシュやさっぱりめの化粧水をコットンに含ませて拭き取ってもOKです。
接着面を指でなるべく触らない
ネイルチップにテープや接着剤を付ける際には、できるだけ指で触れないよう気を付けましょう。指の油分が付いてしまうと接着力が弱まり、ネイルチップが短期間で外れてしまいます。水洗いや専用の洗浄剤で接着力が復活することもありますが、なるべくピンセットを活用するのがおすすめです。
水に長時間触れないよう気をつける
ネイルチップにとって水分は、自爪から外れやすくしてしまう天敵といえます。水分はネイルチップと自爪の隙間に入り込んでじわじわとその隙間を広げていくのです。
とはいえ、完全に水に触らない生活は不可能ですよね。必要最低限の水との接触以外は、なるべく触らない、短時間で済ませるなどしてネイルチップに水分が入り込まないようにしましょう。
ネイルの先端に負担をかけることをしない
特に長さのあるネイルチップは、先端に負荷がかかると簡単に外れます。無理な力で外れたネイルチップは自爪にダメージを与えたり、ネイルチップが破損したりいいことはありません。ひどい場合は自爪ごとはがれてしまうという痛々しいケースもあるといいます。
ネイルチップの長さによって接着方法を変えるなどして、できるだけ自爪へのリスクの回避を考えることも必要です。
さいごに
1日だけ…週末だけ…と短期間のネイルのおしゃれを可能にしてくれるネイルチップ。
ネイルチップにはさまざまな付け方の種類があることが分かりました。ネイルを楽しみたい期間やシーン、自信の爪のコンディションに合わせてぜひたくさんのネイルデザインを楽しんでくださいね。