そもそも乳液の効果とは?
乳液とはクリームに使われているのとおなじ同じような油分が水に分散している状態のもので、”乳化”といいます。
乳液を皮膚に塗ることで肌に適度な油分を与え、水分と保湿剤のバランスを程よく保ちながら肌の水分が蒸発するのを防いでくれます。保湿することで肌を整えしっとりとした質感を与えてくれるのです。
化粧品メーカーによっては呼び方が異なる場合もありますが、本質的な目的やはたらきは同じです。
- エマルジョン
- ミルクローション
- モイスチャーミルク
乳液の塗るタイミングは?
一般的には以下の順番で付けていきます。
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
化粧水の後、乳液→美容液の順番の方はいませんか?乳液は油分を含むので、この後に美容液をつけても成分は浸透されず、はじかれてしまします!
ポイント
順番として覚えやすいのは水っぽいものからということです。肌に吸収されやすいものからつけて、最後はお肌の中にある水分やつけた美容成分を逃がさないようにフタをするイメージをもつといいでしょう♬
化粧水をたっぷりお肌につけ、美容液をしっかりお肌になじませてから乳液を付けるようにしてください。
注意
肌がまだ化粧水や美容液でびちゃびちゃな状態なのに、蒸発しないようにと焦って乳液をすぐ塗ってしまうと、結局化粧水や美容液も肌に浸透せず、蒸発させてしまいます。
かといって、化粧水が完全に乾いてしまった後だと化粧水をつけた意味がなくなってしまいます。肌の濡れた感じが無くなり、しっとり感をまだ感じられるうち(大体3分以内)に乳液を塗るようにしましょう。
朝と夜の違い
乳液は朝と夜では役割が若干異なります。
朝に使用する場合
化粧下地やファンデーションのつきや伸びを良くしてくれます。
夜に使用する場合
クリームの伸びがよくなり、寝ている間に肌の水分が外に逃げないようにしてくれます。
乳液の役割を理解してタイミングを間違えず、塗ってくださいね?
正しい塗り方は?
乳液の量
乳液は油分を含む液です。効果を期待してつけすぎてしまう人がいますが、かえって油分過剰となり毛穴のトラブルなどを引き起こてしまうこともあります。
大体手のひらに10円玉程度をとると多すぎず、適量を塗ることができるでしょう。自分の顔の大きさや手の大きさなどから使用目安量を決めて、大幅にずれないように調整してみてください✨
乳液の付け方
手で付けることをおすすめします。肌に触れる面が同じ皮膚なので刺激が少なく、手の温度で乳液が温まり、浸透力が上がります♬
指のお腹で、優しく下から上へ、顔の中心から外側へと伸ばしましょう。凸凹のある口角や小鼻の脇、目の下も忘れずに塗るようにしてくださいね。
乾燥しやすい目や口元は、他の部分より多めに塗ったり、T ゾーンなどのテカリやすい部分には少なめに塗ったり工夫をしてもいいと思います。
もしろん擦らないよう注意して下さい。しばらく手で押さえ、テカテカ感がなくなってきたら乳液の成分が肌にいきわたったのを確認しましょう♬
注意
確認ができるまではクリームは塗らないようにしてくださいね!次から次へと重ねづけをすると、美容液同士が混ざり合ってしまい各アイテムの十分な効果を得られなくなることもあるので1つ1つの作業が完了してから次に進むようにしてくださいね!
NGな塗り方とは?
乾燥を怖がって次から次へと塗る
しっかり1つ1つのケアを完了させてから次のステップへ進みましょう!
肌の負担になること
すり込んだり、お肌をパンパン叩いたりするのも良くありません。お肌への負担になり、トラブルに繋がることがあります。
1日に何回も塗る
保湿を意識するあまり1日に何回も塗ってはいけません。肌に油分が多いと肌が皮脂過剰だと勘違いし皮脂の分泌を抑制してしまう可能性があります。
そのことで肌のバリア機能が崩れ、余計に乾燥してしまったりより毛穴が開いてしまうこともあるのです。1日の始まりと1日の終わり正しい方法で塗れば十分なのです。
おすすめの乳液
乳液に含まれる成分はメーカーごとで様々です。同じ乳液でも、乾燥肌の方にはしっとりタイプ、脂性肌の方にはさっぱりタイプなど種類がありますので、自分の肌質に合う乳液を探すことをおすすめします。
皮膚をやわらげ、皮膚本来の機能をサポートするラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)配合の保湿乳液です。
皮膚をやわらげ、潤いを与えます。乳液がすばやく皮膚に浸透し、心地よく保ちます。軽い使用感でべとつきません。
さいごに
いかがでしたか?
どんなに優秀で高価な乳液を使っても、使い方を誤るとその乳液の効果の半分しか引き出せてなかったり、むしろ肌にとっては逆効果だったりする事もあるのがお分かりいただけましたか?
デイリーケアは毎日するもの。正しく使うことで必ず結果が返ってきます。自己流の間違った使い方ではなく、肌に合った正しいケアをして、より美しい肌を作り上げてくださいね♪