記事の目次
長さ別!縮毛矯正でできる髪型一覧
下記の内容を解説します。
- ショート&ショートボブの縮毛矯正でできる髪型
- ミディアムヘアの縮毛矯正でできる髪型
- ロングヘアの縮毛矯正でできる髪型
- 縮毛矯正した髪型の注意点
- 縮毛矯正した髪のお手入れ方法
縮毛矯正したいけど、どんな髪型になるか不安という方は、仕上がりを想像しながら見てみてください。
ショート&ショートボブの縮毛矯正でできる髪型
ショートヘアでも、縮毛矯正をすればツヤツヤサラサラにまとめることができます。今は技術が高いので、髪型が不自然にまっすぐになることもありません。
ただしショートに縮毛矯正をする際は注意点も。ショートヘアはロングヘアに比べて髪が軽く、量が必然的に少ないため、縮毛矯正の効果が長続きしづらいという欠点があります。
ショート&ショートボブの縮毛矯正でできる髪型
- ナチュラルなショートボブ
- 内巻きショート
- モードショート
1つ1つ見ていきましょう!
ナチュラルなショートボブ
縮毛矯正したいショートヘアの方に、もっとも向いているスタイルの1つがナチュラルなショートボブです。従来は縮毛矯正をかけるだけだと、髪がストレートになりすぎ、ボブならではのふわっとした質感を作ることが難しいとされてきました。
ですが近年は技術の改良が進み、縮毛矯正とセットで施術可能な「デジタルパーマ」などのテクニックが登場。カット・スタイリングと合わせて、縮毛矯正でも柔軟に髪型をセットできるようになりました。
そのため縮毛矯正でも、ボブのふわっとした髪の質感を再現することが可能です。実際にショートボブにしている方の声もチェックしてみましょう。
内巻きショート
顔のラインに沿って、髪を内巻きにするスタイルです。サイドの髪や襟足が内巻きなので、ソフトで「大人かわいい」印象に仕上がります♡内巻きショートにしている方の口コミも紹介します。

モードショート
モードショートは髪の一部を刈り上げにするなどの、ユニセックスなシルエットが魅力♡サイドや前髪を長めに残し、ウェットなスタイリング剤を使うとモード感が高まります。
髪全体に縮毛矯正をする必要性は低めのため、モードショートで縮毛矯正にチャレンジしたい方は部分縮毛矯正がおすすめです。

ミディアムヘアの縮毛矯正でできる髪型
ミディアムヘアの縮毛矯正は、ロングヘアに比べると持ちは弱いですが、ショートよりも効果が持続します。またロングに比べて髪の量が少ないため、施術にかかる時間も手間も少ないです。
ミディアムヘアの縮毛矯正でできる髪型
- 切りっぱなしボブ
- ふんわり内巻き
- レイヤーボブ
縮毛矯正をかけつつ、表面レイヤーで動きをつけるなど髪型のバリエーションも多いため様々なスタイルが楽しめますよ。
切りっぱなしボブ
切りっぱなしボブは、ザクッとした襟足のシルエットが魅力。切りっぱなしの襟足にムースやワックスなどのスタイリング剤を揉み込むと、襟足をちょっと外ハネさせるようなアレンジもできます。
縮毛矯正ってただ真っ直ぐなだけじゃないんですね。毛先がはねてまとまらないミディアムヘアの人におすすめですよ。
ふんわり内巻き
ショートと同様に、ミディアムヘアでもふんわりとした内巻きヘアがおすすめ。縮毛矯正をかける前だと、カールしたり髪のぱさつきが気になってうまくまとまらなかったスタイルでも綺麗にきまります。
またくせ毛が気になって、これまでショートヘアにしかしていなかった人でも縮毛矯正をかけるのであればミディアム、ロングもきまります。ぜひチャレンジしてみてください。
レイヤーボブ
「縮毛矯正でボブにしたい!でも、つやつやストレートのボブだと子供っぽくなりすぎそう・・・」と心配な方におすすめなスタイルが、レイヤーボブです。
レイヤーボブは髪の内側には重みを残しつつ、表面のレイヤーで動きをつけるスタイルです。ボブらしい丸みのあるシルエットはそのままに、表面で動きをつけて遊び心あるスタイルに仕上がります。
シルエットが綺麗なため上品さもあり、オフィスカジュアルなどにも取り入れやすい髪型です。
ロングヘアの縮毛矯正でできる髪型
ロングヘアに縮毛矯正をかけることによって、サラサラストレートの髪を手に入れることができます。
ロングヘアの縮毛矯正でできる髪型
- 王道ロング
- デジタルパーマ&グラデーショングレージュ
王道ロング
特にヘアアレンジしなくても、そのままでまとまりますし、一段とキレイな髪型に見えるはずです。癖毛でロングヘアの方は一度縮毛矯正をかけることを考えてみてはいかがでしょうか。
クセ毛で悩む人にとってはまるで夢のようなストレートヘアですよね。
デジタルパーマ&グラデーショングレージュ
難易度は高めですが、形とカラーを作り込むことができ、一度はチャレンジしてみたいのがデジタルパーマ&ヘアカラーの組み合わせ♡
縮毛矯正は髪にダメージを与えることに加え、ヘアカラーがうまく入らなくなりやすいという特徴があります。ですがまず縮毛矯正をした上で、最低でも1週間程度髪を休ませ、準備万端にした上でヘアカラーをすれば綺麗な発色も望めます。逆にヘアカラーをしてから縮毛矯正をするのは避けましょう。
デジタルパーマで髪に動きをつけた上で、さらにグラデーションカラーを入れると美しいロングヘアに仕上がります。
知っておきたい!縮毛矯正のメリット・デメリット
気になるくせっ毛をストレートにして保ってくれる縮毛矯正ですが、やはりメリットとデメリットがあります。縮毛矯正を行う前にその点を理解してから施術してもらうことで、「こんなはずではなかった」を防ぐことができます。
縮毛矯正のメリット
天然パーマやクセ毛で悩む人も、縮毛矯正をかけることによってサラサラなストレートヘアにすることができます。また、前髪やサイドの髪等、うねりが気になる部分だけをストレートにすることもできます。なるべくダメージを抑えて、髪型をストレートにしたい人におすすめです。
髪がサラサラなストレートになる
元が強いくせ毛の方でも、髪がサラサラな美しいストレートになるのが最大のメリットです。
縮毛矯正の薬剤の品質や技術は年々向上しています。しっかりと適切な施術を行えば、柔らかでナチュラルなストレートヘアを実現できます。
部分的な縮毛矯正も可能
- ハチ周り
- 前髪
- 襟足
など髪のボリュームが目立ちやすい箇所にだけ、部分的に縮毛矯正することも可能です。「縮毛矯正もしたいけど、少しクセを残したい」という方におすすめです。
お手入れが楽
クセが強く、髪をまとめるのに苦戦している方も多いでしょう。毎朝、ブローやヘアアイロンをする手間はとても大きなもの。そうした方には、縮毛矯正がとてもおすすめです。
縮毛矯正をすると髪のうねりや膨らみが無くなり、ツヤのあるストレートヘアに一変します。
縮毛矯正のデメリット
縮毛矯正した髪型(ヘアスタイル)には、縮毛矯正ならではの注意点もあります。薬剤とアイロンで矯正した髪は、自然な髪と比べるといくつかの特性・注意点があります。
縮毛矯正後のパーマなど、縮毛矯正してすぐには避けたほうがいいこともあります。
縮毛矯正した髪型の注意点を1つ1つ見ていきましょう!

さらに、縮毛矯正は髪にダメージを与えます。そのため、クセ毛や天然パーマが悪化することもあります。反対に髪の毛の量によっては、ボリュームがなくなりペッチャンコになってしまうことがあります。
また、縮毛矯正は1万円以上するサロンが多いため、継続して行うのはお財布的に厳しい場合もあります。
髪の毛がツンツンになる
縮毛矯正後の髪の毛の最大の特徴は、髪の毛がツンツンになることです。髪の毛がピンと直毛のようになるため、シルエットが不自然に。「くせ毛が治ったのはいいけれど、余計に髪が不自然になった‥‥」となんとも言えない気持ちになってしまう方も多いです。
髪の毛がツンツンになる理由は、もともとのくせ毛の強さにあります。癖が強い方は、その分縮毛矯正するときに強い薬剤を使うケースが多いです。
髪の毛のツンツンはしばらくすると落ち着いてきます。最初の一週間は帽子などで誤魔化しつつ、以後はヘアアイロンで髪を内巻きにするなどして、ツンツンがおさまるのを気長に待ちましょう。
ツンツンがおさまると正真正銘、美しいストレートヘアになりますよ。
髪の毛のボリュームがなくなる
縮毛矯正をすると、髪が完全にぺったんこになりボリュームがなくなる例があります。縮毛矯正を根元に近すぎる場所からかけたり、薬剤と熱に耐えられず、髪が折れてしまったときに「ぺったんこ」になりがちです。
また細心の注意を払ったつもりが、ボリュームがなくなってしまった場合はデジタルパーマで髪に動きをつけることで見た目にボリューム感を出せるケースもあります。美容師さんに相談してみてください。
ショートは癖が目立ち、モチが悪い
ショートヘアに縮毛矯正をかけるときの注意点が、癖の悪目立ちです。ショートヘアだと一度縮毛矯正をしても、すぐに髪が伸びてきてもとのくせ毛が目立ちやすいです。
表面の髪の毛は美しいストレートヘアなのに、根元から伸びてくる髪はうねっている…という具合に形が崩れてしまいやすいです。
縮毛矯正した髪にパーマを当てるのは要注意!
縮毛矯正をかけた髪に、最適なパーマは「デジタルパーマ」です。通常のパーマを縮毛矯正した髪にあてるのは、おすすめしません。
デジタルパーマは専用のマシンで髪にウェーブをつけるパーマで、使用する薬剤の強さはそれほど必要ありません。髪が痛みづらく、通常のパーマではカールが付きづらい人でも施術が可能。髪質を変化させたり、炒めるリスクが小さいため縮毛矯正との相性が良いです。
もし縮毛矯正した髪にパーマを掛ける場合は、美容院でデジタルパーマをオーダーしてください。
縮毛矯正した髪のお手入れ方法
縮毛矯正した髪のお手入れ方法を解説します。縮毛矯正後の髪は、髪質が安定しておらず、敏感です。特にシャンプーやヘアゴムの使用は気をつけてください。
縮毛矯正後のヘアケアで気をつけたほうが良いポイントは以下のとおりです。
- 縮毛矯正した日から「7日間」は髪を休ませよう
- シャンプーは控えめに
- ゴムで縛るのはできれば避けよう
- コテをあてるのは7日以上経ってから
- 縮毛矯正の当て直しの目安は3ヶ月程度
1つ1つ見ていきましょう!
縮毛矯正した日から「7日間」は髪を休ませよう
縮毛矯正した日から、7日間は髪を休ませてください。薬剤と熱で強制的にストレートにした髪は、強いダメージを受けています。
巻き髪やヘアカラーなど、縮毛矯正した髪にさらにアレンジを加えたくても7日だけは我慢しましょう。バレッタやかんざし、ヘアピンなどの使用も同様です。
シャンプーは控えめに
シャンプーは控えめに!
縮毛矯正直後の髪を、通常のシャンプーと同様にゴシゴシと洗うのは避けてください。できればシャンプーはしないのがベター。どうしても汗をかいて、べたつきが気になるのであれば「ゴシゴシ」とはせずにそっとシャンプーをつけ、ぬるめのお湯でさっと流すようにしましょう。熱いお湯で流すのは、おすすめしません。
ゴムで縛るのはできれば避けよう
仕事中は髪の毛をゴムで縛っている方も多いでしょう。特に飲食関係の仕事や、企業の受付、広報などの仕事をしている場合には身なりに関する厳しいルールが定められている場合もあるでしょう。
ただし、縮毛矯正をしたあとの髪をゴムで縛ることはおすすめしません。ヘアゴムは髪を縛る力が強すぎて、縮毛矯正後の髪質が安定しない髪を折ってしまう可能性があります。髪が折れてしまうと、その状態で髪質が安定し、もとに戻らなくなってしまいます。
どうしても髪をまとめる必要がある場合は、シュシュのような太いゴムでそっと髪をまとめるだけ。強く縛るのは避けましょう。
コテをあてるのは7日以上経ってから
髪にコテをあてるのは、7日以上経ってからにしましょう。縮毛矯正を当てた髪は、とてもきれいなストレートになります。ですが中には「ストレート過ぎる」のが気になって、コテを当てて内巻きにしたり、少しニュアンスをつけることでアレンジを楽しむ方もいます。
こうしたヘアアレンジはとても楽しいですが、縮毛矯正直後にするのは避けましょう。あくまで一週間以上経ってから、チャレンジしましょう。
縮毛矯正の当て直しの目安は3ヶ月程度
縮毛矯正は一度当てたら永遠に効果が持続するわけではありません。3ヶ月程度を目安に、当て直しが必要です。特に20代後半や30代で縮毛矯正をする方は、自分の髪のコンディションと相談しながら「いつまで縮毛矯正を続けるか」を考える必要があります。
特に髪が細い方や頭皮が弱い方は、美容師さんと常によく相談するようにしてください。
縮毛矯正って巻き髪やヘアアレンジはしてしていいの?
縮毛矯正をかけても、ヘアアイロンを使って髪を巻くことはできますし、ヘアアレンジをすることもできます。なぜかというとヘアアイロンの熱より縮毛矯正のほうが強いからです。
ただ気をつけてほしいのは、縮毛矯正をかけてから一週間はヘアアレンジはしないほうがいいです。縮毛矯正をかけてから一週間はまだ髪が安定していないので、なるべく癖をつけるようなことはやめておいたほうがいいです。
縮毛矯正後にヘアアレンジをしたい場合は、いつからヘアアレンジをしていいのか、担当の美容師さんに聞いて、指示に従ってくださいね。
さいごに
縮毛矯正は、まっすぐでサラサラなストレートヘアになれます。メリットとデメリットがありますが、最近は傷みにくい縮毛矯正メニューを強化している美容院も多いです!長年クセ毛に悩んでいるなら縮毛矯正をやってみるのもありですよ。
ただし、縮毛矯正は髪に大きな負担をかけるので、ヘアケアはしっかり行ってくださいね。扱い方を間違わなければ、縮毛矯正は癖毛で悩むあなたの大きな味方になってくれるでしょう。