ヘアグリッターとは?
ヘアグリッターとはグリッターヘア、グリッタールーツとも呼ばれる海外から人気の火がついたヘアアイテムやアレンジで、髪の毛にラメやホログラムを付けて楽しむおしゃれのことをいいます。
多くはジェル状のスタイリング剤の中にラメやホログラムが混ぜ込まれており、スタイリングを終えた髪の毛への仕上げに手やブラシでなじませるだけで完成するお手軽なアイテムといえます。中には、自分好みのラメ具合にするためにヘアグリッターを手作りしてしまう人もいるのだとか…!実は手作りのヘアグリッターは思いの外簡単にできてしまうんです。作り方に関してはのちに記述していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくだいね。
海外では認知度の高いおしゃれ
海外では特に音楽フェスやクラブ、スポーツイベント、パーティーシーンで特に人気を集めていて、簡単なのにおしゃれ度合いがレベルアップするとして男女問わず取り入れられています。
Instagram上で見かけたことがあるという人も多いかもしれませんね。ヘアグリッター、というくらいなので基本的には髪の毛に付けるアイテムではありますが、ボディや顔につけてもOKなものもあるんですよ。
シンプルやヘアスタイルやファッションにもトレンド感が加わるヘアグリッター、実は日本でもじわじわと注目度が上がってきています。
ハロウィン目前!仮装にプラスしたいアイテムとして注目
日本でも、トレンドや海外のおしゃれに敏感な人はいち早く取り入れているというヘアグリッター。
フェスやイベントといった気合いを入れたおしゃれの時に取り入れたいアイテムです。そこでうってつけのイベントがこれからやってきますね。そう、そのイベントとは…
ハロウィンです♡
ハロウィンはもともと海外の宗教的なイベントとして行われていましたが、近年日本では仮装パーティーをして盛り上がるという独自のイベントとして変化してきました。中でも渋谷や新宿、六本木は毎年非常に多くの人が仮装して集まる場所になっており、その盛り上がりは年々高まっているという噂。
仮装の幅も広く、クラッシックなホラースタイルからアニメのコスプレ、ファッションショーさながらの独特なスタイルなどさまざま。ここ数年はグループでの仮装に人気が集まっており、同じようなファッションや色違いのファッションを大人数で楽しむスタイルが注目されています。
ヘアグリッターは、まさにそんなお祭り騒ぎなハロウィンにプラスしたいぴったりのアイテムです。つけるだけでイベント感が増し、かわいくなれるアイテムなら取り入れてみなきゃ損ですよね。
ヘアグリッターのメリット・デメリット
ハロウィンにぜひ取り入れたい注目アイテムであるヘアグリッター。どんなものにもメリット・デメリットがあるように、ヘアグリッターにもメリット・デメリットがあります。
ヘアグリッターのメリット①トレンド感がUP
ヘアグリッター最大のメリットは、やはりトレンド感。付けているだけで美容感度の高さをアピールできます。女性ならやはりトレンドに敏感でありたいし、敏感な人だと周囲に認識してもらえることは嬉しいことですよね。
特に海外風おしゃれのセンスが好みの人なら、ぜひ取り入れたいおしゃれだといえます。
ヘアグリッターのメリット②シンプルなヘアスタイルでも映える
ラメやホログラムのきらめきは、シンプルなヘアスタイルを一気に格上げしてくれインスタ映えにもぴったり。
写真に残すことをメインに考えるなら、なるべく色が鮮やかなものや大粒のラメやホログラムをチョイスするようにしましょう。小粒のラメだと写真にした際にきらめきが写りにくく、ひどい場合は髪の毛や顔にゴミがついているように見えてしまうことも。ちょっと派手すぎるかな…と感じるくらいに仕上げるのがおすすめです。
ヘアグリッターのメリット③プリン状態の根元がごまかせる
海外でヘアグリッターを取り入れている人のスタイリングを見ていると、多くの人がおしゃれ以外にプリン隠しにも活用していることが見受けられます。
ヘアグリッターは根元に付けることが多く、伸びきった根元がうまくごまかせるとしてずぼらさんにも大人気。むしろ伸びてきた髪の暗い色の方がラメやホログラムが映えるということで、わざとプリン状態にしている人もいるくらいなんだとか。
なかなか美容院へ行けない時でもおしゃれを楽しめるのは、多忙な現代女性にとって非常に嬉しいポイントです。
ヘアグリッターのデメリット①落としにくい
ヘアグリッターはトレンド感あるおしゃれである反面、落としにくいというのが大きなデメリットになります。
ジェルに混ぜ込んだラメやホログラムは、髪の毛に1度付けると簡単には落ちてくれません。1回のシャンプーでは落としきれないことがほとんどのため、数回のシャンプーは当たり前。ヘアグリッターの後の数日間は、髪の毛からラメが出続けることもザラだといいます。手の平でジェルを伸ばした際には、手を洗ってもなかなか落ちてくれないことも。
次の日に大事な予定があるような場合には、取り入れることに抵抗感が生まれてしまうことも仕方がないかもしれません。
ヘアグリッターのデメリット②テクスチャーに好き嫌いが出る
ジェル状のスタイリング剤は、髪の毛につけるとパキパキとした固いセット感を感じやすいものが少なくありません。ぺったりとした光沢感ある仕上がりの質感があったりもするので、そこに好き嫌いが出てくる可能性があります。もちろん柔らかなテクスチャーや仕上がり感のジェルも多いので一概にはいえません。
スプレータイプのヘアグリッターをチョイスしたり、好みのジェルスタイリング剤をベースにオリジナルのヘアグリッターを作るのがおすすめです。
ヘアグリッターを使ったヘアアレンジ
さあ、ここからは実際にヘアグリッターを使ったヘアアレンジを見ていきましょう。
いつものヘアスタイルに加えるだけ
まずは、いつものシンプルなスタイルにヘアグリッターを加えた簡単アレンジです。髪の長さも問わないので、どんな方にも取り入れやすいはずです。
いつものヘアスタイルにヘアグリッターを取り入れる際には、決めすぎないラフな取り入れ方がこなれ感があっておすすめです。
手の平にヘアグリッターを伸ばしたら、いつものように前髪をかきあげてみましょう。こうすることで自然とメリハリのあるヘアグリッターの付け方が可能になります。
髪の毛を片側に寄せて、耳にかけている側だけにヘアグリッターを付けるアレンジもかわいくておすすめですよ。
セット力のあるジェルなら、ヘアグリッターをつけるだけで髪の毛をまとめやすくなります。
ヘアグリッター初心者は、大粒のラメやホログラムを全体に散らばるように付けていくとかわいい印象になるのでトライしやすいスタイルとなります。
逆に髪の毛に馴染みやすいカラーを選び、髪の毛全体になじませていくと動くたびに髪の毛がきらめいて非常に華やかになります。
ジグザグに作った分け目に2色のヘアグリッターを塗るアイディアは、人と被りにくいのでおすすめです。
分け目はなるべくぴっちり作るとヘアグリッターがより映えます。
ポニーテール✖️ヘアグリッター
ヘアグリッターのおしゃれに少し慣れてきたら、ヘアアレンジを取り入れることでさらにオリジナリティが増していきます。凝ったヘアアレンジよりは、やはりシンプルめなヘアアレンジの方がヘアグリッターとの相性はいいでしょう。
中でも、ポニーテールとの相性は大人っぽさもありおすすめです。
ポニーテール自体のアレンジも難しくないので、ヘアグリッターのアレンジをワンランクアップさせたい時にはぜひトライしてみてください。
日本ではゆるふわなヘアアレンジが人気な中、あえてぴっちりとしたローポニーで取り入れるヘアグリッターは海外風のモードなおしゃれ感が溢れ出します。
ゴムの結び目に太めに髪の毛を巻きつけたら、そこにヘアグリッターをしっかり乗せます。まるでヘアアクセサリーをつけているかのような華やかさに夢中になる人は少なくありません。
高めに作ったポニーテールの後頭部分にヘアグリッターをつければ、揺れる毛先から輝きが覗きます。ついつい視線が奪われてしまうヘアアレンジです。
前髪も入れて作るポニーテールなら、おでこの生え際にたっぷりヘアグリッターを乗せるのもとても華やかでおすすめです。ラメやホログラムの輝きに負けないメイクのバランスも重要です。
ツインスタイルとの相性は抜群です♡
ヘアグリッターとの相性が抜群なのは、何といってもツインスタイル。髪の毛の分け目にたっぷりヘアグリッターを付けることで、グリッターの輝きが活かされます。
お目立ち度も高く、イベントヘアにうってつけのスタイルです。
ハロウィンのようなイベントを十分に楽しむためには、思い切りが必要です。普段なら絶対できないようなスタイルにすることで、可愛さも楽しさも存分に味わうことができるでしょう。
そのためには、耳よりも高い位置でツインスタイルを作るのがおすすめ。とことんボリューミーに仕上げることでハロウィンでの注目度は高まるはずです。
ツインスタイルでも分け目をジグザグにすることで、簡単なのにきちんと手間をかけたような印象を与えることができます。
ヘアグリッターの色のチョイスの仕方次第では、甘めスタイルにも辛めスタイルにも似合わせることができますよ。仮装の雰囲気に合わせてぜひヘアグリッターの色にもこだわってみましょう。
1人ではちょっと恥ずかしい…と感じてしまうツインスタイルもペアやグループで楽しむなら抵抗感はなくなるはず。お揃いのスタイルにするならお互いに作り合うこともできるので、より賑やかにハロウィンイベントを楽しむことができるでしょう。
編み込みの流れに沿わせて
ヘアアレンジが得意な方は、編み込みのアレンジにヘアグリッターを取り入れてみましょう。
ふわふわな雰囲気もかわいいですが、あえて編み目をほぐさずにぴっちりめに作ると外国人風な雰囲気を出すことができますよ。
おさげな編み込みは、ぜひトップから毛先まできっちり編み込んでいきましょう。ヘアグリッターは編み目の上に沿うように乗せていきます。
かっちりおさげの真面目な雰囲気にヘアグリッターのフランクな雰囲気がミックスされて、とても魅力的なスタイルになりますよ。
髪の毛全体を大きく編み込んでひとまとめにすれば、おしゃれな上に崩れにくい一石二鳥なヘアスタイルになります。
明るめのヘアカラーをしている方が、編み目が目立つためにより素敵な仕上がりになります。さまざまな色の雰囲気が楽しめるグラデーションやインナーカラーなどといったヘアカラーの魅力も存分に活かされるスタイルです。
一瞬どうやって作るの?と感じてしまうこのスタイルも、1度覚えてしまえばとても簡単です。
逆さ編み込みのお団子ヘアの作り方を紹介する動画を以下に載せています。ぜひ作り方を覚えてトライしてみてくださいね。
作り方
①頭を逆さまにして髪の毛全体をブラシでとかします。
②襟足から毛束をとって頭頂部に向かって編み込みをします。ひと編みごとにしっかり締めていくのが綺麗に仕上がるポイントです。
③耳の高さのラインくらいまで編み込んだら、そのあとは毛先まで三つ編みをしてゴムで結びます。
④逆さの状態のまま、編み込みの部分と残っている髪の毛を頭頂部の位置でひとまとめに結びます。この時、三つ編みの毛先をまとめていたゴムは外します。
⑤ポニーテールを軽くねじりながら、ゴムの根元に巻きつけます。毛先を少し残した状態で、先ほど外したゴムで上からおだんご部分を結びます。
⑥おだんご部分を適度にほぐしたら完成です。必要に応じてヘアピンを使って固定しましょう。
すぐにヘアグリッターが楽しめる◎オススメアイテム
ジグ フェスシリーズ グリッターヘアジェル
単色の大粒ラメが可愛いヘアグリッターです。カラーラインナップはピンク、イエロー、ブルー、グリーンの4色。1色でも可愛いしミックスして使うのもかわいいのでおすすめです。
キャップを外すとマスカラブラシのような構造になっていて、手を汚さずに髪の毛につけることができるアイディア商品です。
LAD グリッタージェル
きらめき系コスメが豊富なLADIAMONDE(エルエーダイヤモンド)からもヘアグリッターに使えるグリッタージェルがリリースされています。
ゴールド系とシルバー系の2色展開で、髪の毛だけではなく顔にもボディにも使えるマルチなアイテムです。長時間つけていても違和感を感じにくいさらりとした付け心地はストレスフリーでハロウィンの夜を過ごせるはず。
スターゲイザー ワンウォッシュ グリッタースプレー
ジェル状のヘアグリッターよりももっと軽めに仕上げたいという方は、スプレータイプのアイテムを選ぶことでジェルと同じようにヘアスタイルを楽しむことができます。
ジェルのように分け目に乗せる、というような使い方よりは髪の毛全体にきらめきを足す使い方がおすすめです。
実は手作りできる!ヘアグリッターの作り方
いつものヘアスタイルが一気におしゃれに華やかになるヘアグリッターは市販のものを購入することで簡単に取り入れることができますが、実は非常に簡単な方法で手作りも可能なんですよ。
購入品だと使いきれずに余ってしまい、最終的にはゴミ箱へ…なんてこともありますが、手作りなら必要な量を必要な時に自分好みに作ることができます。材料自体も自宅にあるものや100円SHOPといった低コストで揃えることができるので、お財布にも優しいですよ。
ヘアグリッター作りに必要なもの
□ ヘアジェル
□ 少量の水
□ お好みのラメやホログラム
□ 製作用の入れ物(動画ではマグカップですが、紙コップを使うと使い捨てができるので後片付けが簡単です。)
□ 図工用のハケ
□保存用容器(なくてもOK)
作り方を動画でチェック
ヘアグリッターの作り方
①入れ物にジェルと少量の水を入れよく混ぜます。
②ジェルと水をよく混ぜたら、そこに好みのラメやホログラムを加えよく混ぜます。
③ブラシや手で髪の毛に塗ります。余ったら別途用意した保存容器に移し替えるのもGOOD。
動画にもあったように、ヘアグリッターは男性にも使うことができます。男性は特にヒゲに塗るのがオススメです。
彼氏や旦那さん、友人と一緒にぜひヘアグリッターを楽しんでみてくださいね。
さいごに
ハロウィンの仮装には気合いを入れるという人は少なくありません。1夜限りのおしゃれだと思ったら、楽しんだもの勝ちです。
仮装のクオリティを高めるためにも、ぜひヘアグリッターを取り入れてキラキラのヘアスタイルでみんなの注目を集めてみてください。写真を撮ったら#ヘアグリッター #グリッターヘア #hairglitter #glitterhair といったハッシュタグを忘れずに付けてポストしてくださいね。