時間差を使ってセルフでグラデーションに染める方法
次に、具体的なグラデーションカラーの染め方についてご紹介します。後ほど動画もご紹介しています。動画の方がわかりやすいという方は、動画をチェックしながらトライしていきましょう。
準備するもの
・ヘアゴム数本
・ブリーチ剤(又は明るくなるカラー剤)
・タオル
・ビニール又はゴム手袋
染めたい部分までの髪の毛を用意したヘアゴムで止めましょう。汚れないようにタオルやケープをつけて、手袋をしてからブリーチ剤を準備してください。
染め方
- ゴムで結んだ束の毛先の方から2〜3段階に分けて時間差で染めていきます。髪の毛が長い方は、机の上に置いたラップの上に髪を置いて薬を塗布してあげる方法がおすすめです。
- あける時間は、5〜10分くらいを目安にしていきましょう。あまりに抜けが悪いなと感じたら、ラップを巻いた上からドライヤーなどで少し加温してきます。ゴムの結び目の部分まで薬を塗布したら様子を見ながら流していきましょう。
- 流して乾かしてたら完成なのですが、ブリーチで色を明るくしたままの色があまり好きではないという方は、カラー入りのブリーチ剤を使うようにしましょう。
- 最後に、洗い流さないトリートメントをつけて完成です。
毛先のみをセルフでグラデーションに染める方法
準備するもの
時間差を利用したグラデーションと同様です。
染め方
1.髪の毛をヘアゴムで結び、ゴムを境に染める箇所とそうでない箇所をしっかりと分けます。
2.染める箇所にブリーチ剤を塗り、ラップを巻いて5分〜10分程度置きます。
3.流して乾かします。
4.好みによって、ブリーチをした上からヘアカラー剤で髪を染めます。ブリーチ剤を塗る段階で、カラー剤入りのブリーチ剤を使用してもOKです。
5.洗い流さないトリートメントでヘアケアをして完成です。
おすすめの染め粉
次にご紹介するのはセルフグラデーションカラーにおすすめの染め粉です。市販のブリーチ剤の中でもおすすめのものを2つご紹介します。
フレッシュライト メガメガブリーチ
簡単にブリーチヘアが楽しめる明るめのブリーチの染め粉です。ノズルがコーム式になっているので塗りやすく毛先までしっかり染めてくれます。
ブリーチでの抜きっぱなしの色が苦手という方は、ミルキーカラーシリーズの色味をプラスしてあげましょう。
ビューティーン ベースアップブリーチ
5つのトリートメント成分を配合しているブリーチ剤です。グラデーションカラーでのベース作りにぴったり。
毛先を明るくした後に、カラーを重ねていきましょう。重ねるカラー剤はミルキー系や普通のカラー剤よりも明るめのものを選びましょう。
ブリーチ剤を使う時の注意
市販のブリーチ剤をセルフで使うときは、手袋やタオルをして毛先までしっかりと染めてあげましょう。とても強い薬剤なので、注意して扱う必要があります。さらに、市販のセルフブリーチ剤は美容院などで使う薬剤よりも弱かったりすることがあります。
また、髪質によって表示のカラーのように明るくならない可能性もあります。それも加味しながらカラー剤を使用することをおすすめします。
セルフでグラデーションカラーをする際のコツ
ロングヘアはセルフのグラデーションカラーがしやすい
グラデーションカラーは染め方によって簡単か難しいかが変わってきます。さらに、髪の毛の長さによって難易度が変化します。
ロングヘアはブリーチ剤やカラー剤を塗るとき、毛先を見ながら行うことができます。つまりロングヘアの方は比較的グラデーションカラーが楽チンでしょう。
どの部分を染めたいか明確にする
グラデーションをするにしてもどこまで染めれば良いのか分からないという悩みがあるはず。
グラデーションをするにしてもどこまで染めれば良いのか分からないという悩みがあるはず。それを失くすためにもどこまで染めて明るくしたいかをだいたい分けておくようにしましょう。
グラデーションの境界を明確にしすぎない
グラデーションの最大の魅力は、自然な色の移り変わり。根元から毛先にかけて、色が段階的に変わっていく様の美しさを楽しむものです。
ですがブリーチの時にはっきりと境界線を決め、カラー剤を塗ってしまうと「自然なグラデーション」になりません。「ここからここまではゴールド。ここからここまではレッド」というように、色の境目が明確に分かれてしまいます。
だいたいの位置を決め、良い意味でアバウトに塗ることで「境界を決めすぎない自然なグラデーション」を楽しめます。
まとめ
グラデーションカラーは、実は手軽にセルフでもできることが分かりました。毛先までしっかりとカラーを入れてセルフで綺麗なグラデーションを作りましょう。
しかし、髪質などによってブリーチの抜け感がいまいちだったり、髪の毛が傷んでしまうこともあります。カラー後のヘアケアもしっかり行って、頭皮から毛先までいたわってあげましょうね。