シャンプーは泡立てた方がいいの?
まず始めにシャンプーを泡立てた方がいい理由についてお話ししましょう。シャンプーを泡立てた方がいい理由を知らない方は意外と多いもの。一緒にチェックしていきましょう。
頭皮への負担を防げるから
シャンプーを泡立てない状態で洗うと、髪や頭皮への摩擦となり髪を傷めてしまう恐れがあります。
髪や頭皮もお肌と同じで摩擦に弱いという特徴があります。その摩擦を和らげてあげるためにもシャンプーは泡立てて使うようにしましょう。
少量でもたっぷり洗えるから
シャンプーを原液でなくお湯と混ぜながら泡立てることで、原液で洗うよりも広範囲を洗うことができます。
また、原液で洗うと洗浄力が強すぎる可能性があるのでお湯で調節しながら洗うのがおすすめです。
シャンプーに含まれる成分についてはこちらの記事をチェック
シャンプーの泡立て方
ここからはシャンプーの作り方実践編!シャンプーの泡立て方を見ていきましょう。
1.2分くらい髪をしっかりお湯で洗い流す
2.水気は絞らず、髪に水気を含んだ状態にする
3.手のひらでシャンプーを軽く泡立てる
4.毛先からシャンプーをつける
5.泡と空気と水を混ぜ合わせるように髪の毛を使って泡立てる
6.頭皮をしっかり洗う
7.泡で毛先を1分程度パックする
8.洗い流す
手と頭はしっかり洗い流しておく
シャンプーを手に取る前に、手はキレイに洗っておきましょう。
さらに、髪の毛はぬるま湯で2分程度すすいでおきます。こうすることによって泡立ちがよくなるだけでなく、頭皮、髪の汚れが7割くらいは落とすことができます。
シャンプーは毛先からつける
ボブで1〜1.5プッシュを目安にシャンプーを手に取り、水がしっかり含まれた毛先につけていきましょう。泡立ててから髪につけるのではなく、髪でシャンプーを泡立て、しっかりとシャンプーが泡立ってから頭皮を洗っていきましょう。
濃密な泡でパックする
シャンプー自体に栄養成分が豊富に含まれているものなら、しっかりと泡立てたシャンプーで毛先をパックするのもおすすめ。
シャンプー後に泡を毛先に集めて1分程度置きましょう。
泡立てネットでのシャンプーの泡立て方
「手を使った泡立て方はちょっと苦手….」という方は、泡立てネットを使いましょう。驚くほど簡単にシャンプーを泡立てることができます。
泡立てネットをお湯で濡らして、シャンプーを適度に出した後シャンプーをネットに含ませながら大きく動かして泡立てていきます。
泡立てネットを使うとまるでホイップクリームのようなモコモコ泡に。困ったときには頼ってみましょう。
泡立ちやすいシャンプーの注意点
中には最初から泡立ちやすいシャンプーも存在します。泡立ちやすいシャンプーは泡をつくるのが楽チンなため一見良いように見えますが、注意点もあります。
界面活性剤が強い可能性がある
泡立ちが良いシャンプーは、シャンプーの主成分である界面活性剤が強いと言われています。
頭皮や髪の汚れが取れるので良いのではないかと思いますが、界面活性剤の洗浄力が強いとその分髪や頭皮を傷めてしまう可能性があると言われています。
シャンプーを選ぶときは泡立ちももちろん大切ですが、配合されている成分で選ぶようにしましょう。
さいごに
今回はモコモコ泡の正しい作り方について解説しました。
シャンプーの正しい泡立て方を知ることで髪や頭皮にプラスの影響を与えてくれます。髪と頭皮を労りながら髪を健康に保つためにも、正しい泡立て方で毎日のヘアケアを行うようにしましょう。