ローションティッシュの特徴
ティッシュにも種類があって、安価なものは高価なティッシュに比べると柔らかさや肌触りが全然違います。何度も鼻をかむと鼻の周りが赤くなり、痛みを感じることさえあります。
できるだけ鼻への負担を和らげるには、ローションティッシュがおすすめ。ここではローションティッシュの特徴を紹介します。
グリセリンが配合されている
ローションティッシュと普通の安価なティッシュを比べると、柔らかさが違うのに気づくはずです。普通のティッシュはカサカサしていますが、ローションティッシュはしっとりと柔らか。これは、グリセリンを配合しているからです。グリセリンは保湿成分としても知られていて、化粧品にも多く使用されているものです。
甘い味がする
鼻をかんだとき、くしゃみや咳をするときに口元にローションティッシュが当たると甘く感じられます。これは、ローションティッシュに使われている保湿成分のグリセリンに甘味を感じる成分が含まれているからです。
ソルビットという甘味成分にはしっとりさせる効果もあり、これが使われているローションティッシュもあります。ソルビットを使っているローションティッシュは、はっきりと甘味が感じられます。
水分が多く肌に優しい
ローションティッシュに使用されるグリセリンには、高い保湿効果が期待できます。普通のティッシュに比べて水分量が多く、しっとり柔らかです。硬いティッシュで鼻をかんだときのようなゴワゴワ感や肌のヒリヒリを防ぐことができます。
花粉症や風邪で何度もティッシュを使うときでも、ローションティッシュなら肌に優しく使うことができるでしょう。
普通のティッシュで作れる!保湿ローションティッシュの作り方
ローションティッシュが肌に優しいのはわかっていても、普通のティッシュに比べると高価です。たくさん使うとなると、購入を躊躇することもあるでしょう。
そんなときは、普通のティッシュでローションティッシュを作ることができます。コストを抑えつつローションティッシュと同じ使用感になるので、ぜひ試してみてください。
スプレーボトル・水・グリセリン・にがりを用意する
ローションティッシュを作るのに必要なのは、スプレーボトル、水、にがり、グリセリンの4点です。グリセリンはローションティッシュにも使用されているので分かりますが、なぜにがりを使うのでしょうか?
にがりは豆腐を作るときに使われるものですが、実は鼻水を抑える働きがあるといわれています。鼻水が治らずに辛いときに役立つでしょう。
スプレーボトルに材料をよく混ぜる
スプレーボトルは150mlぐらいのものを用意しましょう。分量は水100ml・にがり小さじ1・グリセリン小さじ1です。材料をすべてスプレーボトルに入れ、よく混ぜます。しっとり感をアップさせたいならグリセリンは欠かせません。
手持ちのティッシュにスプレーする
あとは普通のティッシュに、作った液をスプレーするだけです。軽く1プッシュだけでOK。つける量が多すぎると使い物にならなくなるので注意しましょう。
たったこれだけの材料で、普通のゴワゴワしているティッシュも保湿ローションティッシュに早変わり。低コストで、ローションティッシュと同じクオリティを楽しむことができます。
人気の高いローションティッシュ
花粉の季節や風邪が流行る時期は、少し高めでもローションティッシュを選ぶ人が増えます。鼻をかむ以外にも肌触りが優しいので、いつも使いたいという人も多いでしょう。たくさんのメーカーから販売されているローションティッシュの中から、おすすめの商品を紹介します。
クリネックス ローションティシュー 肌うるる
厳選パルプ原料を使用した、クリネックスのローションティシューです。天然由来の植物性保湿成分を配合しています。肌ざわりを考えた表面シートで、しっとりなめらかな使いごこち。コンパクトサイズのボックスに204組入りで、たっぷり使えます。
大王製紙 エリエール 贅沢保湿 鼻爽快メントール ティッシュペーパー
6つの天然ハーブ(ラベンダー・ペパーミント・スペアミント・ハッカ・ユーカリ・ローズマリーエキス)配合で、爽快感のあるローションティッシュです。鼻をかむたびにハーブで鼻が通る感覚になり、辛い鼻づまりの症状も軽減されるでしょう。
ネピア 鼻セレブ ティシュ
ネピア独自のトリプル保湿製法で、これまでにない濃厚な潤いが続きます。植物由来スクワランや美容クリーム成分を配合。しっとり柔らかで、風邪や花粉の時期はもちろん、デリケートな肌のケアにもおすすめです。可愛い動物のパッケージにも、癒されるでしょう。
まとめ
ローションティッシュはちょっと贅沢な印象ですが、自家製のスプレーがあれば、低コストで簡単に作れます。鼻をかんだり肌のケアをするときに、これまでにない優しい感触が体験できるでしょう。