マッサージは適切な頻度で通おう!種類別マッサージの頻度

肩こりや腰痛、関節の痛みやストレスなど、体に不調がある際にマッサージを利用する人は少なくないでしょう。マッサージは体調の改善だけでなくリラックス効果もあるためできれば頻繁に通いたいと思うのも理解できますが、理想的な頻度があると言われています。

ここでは、

についてまとめてみました。

マッサージは頻繁に行うと良くない?


体の不調だけでなく精神的にもリラックスできるマッサージは幅広い年齢層に人気です。しかし、一説にはマッサージをあまり頻繁に行うと良くないとも言われています。マッサージを頻繁に行うとどのような問題があるのでしょうか。

筋肉が硬くなりやすくなる

マッサージは筋肉やツボなどを刺激してコリや緊張をほぐし体の巡りを改善します。筋肉は普段受けない刺激を与えられることで外部から攻撃されたと誤認するため、自己防衛本能が働きて筋肉をこわばらせることがあります。筋肉がこわばって硬くなると施術前よりもコリを感じることもあるでしょう。

筋肉が硬くなることで症状が改善されなかったり、さらに強い刺激でないと効果が得られなかったりする可能性も考えられるでしょう。したがって、頻繁に連続して行わず適切な間を置くことが大切です。

強く揉んでもらいたくなってしまう

マッサージに慣れていない場合は弱い刺激でも十分に症状が改善する場合があります。しかし、刺激に慣れてくると物足りなくなり強く揉んで欲しくなります。これは、筋肉が刺激に慣れて麻痺し、より強い負荷を与えないと反応しなくなるからです。

マッサージの強さだけでなく回数も増えるようになるとマッサージに依存した一種の中毒状態のようになってしまう可能性もあります。刺激に対する耐性が麻痺してしまわないように頻繁に施術を受けるのは控えた方がいいと言えるでしょう。

マッサージの種類別・理想的な頻度


一口にマッサージといってもその種類はさまざまで体の症状やリラクゼーションなど目的に合わせて選ぶことが可能です。気持ちいいからといって頻繁にやりすぎないようにするには、それぞれのマッサージの種別ごとの理想的な頻度を理解しておく必要があります。

整体:2週間に1回

整体は、身体の矯正や体質改善を目的として行うマッサージです。骨盤や肩甲骨、顎などの骨格や関節のずれを矯正したり、バランスを整えたりすることで体の不調を改善します。整体師は専門的な知識や技術を持っているため、立ち姿を見たり触診したりするだけで骨格や筋肉の歪みを見つけることが可能です。

体のバランスを整えることによって血液や神経の流れが改善され体の不調の解消につながります。施術には手足を使い体重をかけて行うことがほとんどで、道具を使うことはほとんどありません。体質改善などが目的である場合は2週間に1回程度が適当です。

リフレクソロジー:1~2週間に1回


足つぼマッサージ、フットケアなどとも呼ばれるリフレクソロジーは手軽さや即効性が期待できることから多くのサロンで人気となっています。足の裏は第二の心臓とも言われており、足裏の反射区を刺激することによって内蔵の強化や基礎代謝の向上に効果が期待できます。

また、足だけでなく手や耳などの反射区を刺激して対応する体の器官を活性化させることで不調を改善することも可能です。頻度としては1~2週間に1回が効果的です。免疫力や自然治癒力を高めることができるため、体の調子全般を良くするのにもオススメと言えます。

カイロプラクティック:月1~2回

カイロプラクティックは骨格や神経系を重視したマッサージで体の全体的な歪みを整える整体とは異なります。骨格の歪みや機能的に異常がある部位を整えることや末梢神経系の障害の回復などの改善に効果が期待できます。カイロプラクティックでは神経系の働きを正常に戻すことを目的としているため、症状によっては器具を使用することもあります。

免疫力や自然治癒力を引き出す施術である点では整体もカイロプラクティックも同じです。その時の症状を緩和するだけでなく、症状の再発を防ぐ効果も期待できます。痛みなどの症状が伴わない限り月に1~2回程度の頻度が適切であると言えるでしょう。

アロママッサージ:月2回

アロママッサージはアロマテラピーでも使用されるエッセンシャルオイルを使って、手技により体をもみほぐしたり、血液やリンパの流れを整えたりするトリートメントマッサージです。血行やリンパの流れを活性化することができるため、冷え性やむくみの解消にも効果的です。

マッサージに使用される精油にはラベンダーやローズマリーなど100種類を超えるものがあり、症状や好みに合わせて選ぶことができます。マッサージ効果だけでなく香りによってリラックス効果が得られるのも魅力です。頻度としては月2回程度が適切であると言えます。

リンパマッサージ:週1回


リンパは体内の余分な水分や老廃物を運んで排出させるだけでなく細菌などから体を守る働きを担っています。血液と同様に全身を循環していますが、同じ姿勢を長時間続けたり、運動不足になったりすることで流れが悪くなります。リンパが滞るとむくみやこり、肌荒れなどの原因となるため定期的にマッサージをして流れを良くしなければなりません。

リンパマッサージはセルフケアでもできますが、プロのセラピストにやってもらった方が全身を効果的に施術してもらえます。セルフケアでは毎日でも構いませんが、プロによる施術は週1回程度のインドがおすすめと言えるでしょう。

鍼灸院:週1回~月1回

針灸は東洋医学で長い歴史を誇る治療法の1つです。一般的には金属の細い針を血液や気の通り道である経路、経穴に刺したり、もぐさなどを燃焼させたりして刺激する施術で知られています。皮膚に鍼を指しますが、ごく細いものなのでほとんど痛みを感じることはありません。

頭痛や肩こり、女性特有の悩みなどにも効果を発揮します。慣れるととても気持ちがいいものですがマッサージだけでは物足りず鍼に依存してしまう可能性もあるため、週1回~月1回程度の頻度に留めておくことが大切です。

マッサージ店を選ぶポイント


マッサージにはさまざまな種類がありますが、それ以上にマッサージ店の数は多く選ぶのに迷ってしまうこともあるでしょう。安易に自宅から近いだけの理由で選んでも後悔する可能性があります。マッサージ店を選ぶポイントについてまとめました。

自分の不調の原因に合わせて選ぶ

マッサージにはさまざまな種類があるため、体の不調の原因に合わせてお店を選ぶことがポイントとなります。骨盤など骨格にずれが生じて体調が悪いのにアロママッサージやリンパマッサージの施術を受けても改善は期待できません。一方、リラックス効果によって筋肉の緊張をほぐしたい場合に整体やカイロプラクティックは合わないでしょう。

痛み、コリ、可動域の制限、ストレス、むくみ、など何が不調の原因であるのかを明らかにして、その改善に効果が期待できるマッサージ店を選ぶことが大切です。

相場に近いお店を選ぶ

マッサージの料金はマッサージの種類だけでなくお店によっても大きな違いがあります。整体師などの同じ国家資格を所有していても一律同料金とはならないのでコスパに優れたお店を選ぶことがポイントとなります。

30分、1時間など時間によって料金が設定されていることが多いため、時間による料金相場をあらかじめ調べて相場に近いお店を選ぶようにするといいでしょう。どんなに技術が優れていても料金設定が高すぎると続けて通うことが難しくなります。また、反対に安すぎる場合は技術に不安が生じることもあるため、相場に近いお店を選びましょう。

保険が適用されるかどうかで選ぶ


マッサージ店のなかには一部保険が適用されることがあるため、保険の適用の有無でお店を選ぶことも可能です。一般的に疲労回復を目的としたマッサージは健康保険の対象にはなりません。何らかの症状が認められ症状の改善を目的としてマッサージを活用する場合には保険が適用されることがあります。

マッサージの施術が療養として認められるかどうかは医師の診断や判断によるものであり、定期的に医師の同意が必要となる場合もあります。ひどい肩こりで整形外科を受診し医師が診断書を発行した場合に、保険適用でマッサージが受けられることも少なくありません。

まとめ

マッサージにはさまざまな種類があり筋肉や骨格、リンパや神経など、得意とする分野に違いがあります。自分の身体の不調の原因に合わせて選ぶことが大切です。あまり頻繁に通うと癖になったり、逆効果になったりすることも考えられるため適切な頻度を守るようにしましょう。