もし、イギリスでシリアと同じことが起きたら? 日常が戦争へと変わる恐怖を訴えたビデオ

日常が戦争へと変わっていく。

今回ご紹介する動画は、子どもの権利を保護するために活動するNGO団体「Save the Children」によって制作されたもの

目を背けたくなるようなシーンも登場しますが、今、シリアで起こっていることを伝えるために撮影されています。
※再生回数は、5,300万回を超えるなど世界で大きな反響を呼んでいます。

イギリスに住む一人の少女「リリー」。

動画を再生するとすぐに、明るい歌声が聞こえてきます。

ハッピー・バースデー・トゥー・ユー♪

幸せそうな少女。笑顔を浮かべながら、勢いよく蝋燭を吹き消します。

彼女の人生も、さながら、この蝋燭の火のような状態へと変貌していきます。

シリア イギリス

出典:YouTube

平凡且つ平和に過ごす少女の日々。
口紅を塗ったり、リコーダーで曲を演奏したり・・

Most Shocking Second a Day Video

出典:YouTube

しかし、状況は一変します。

停電や空襲が相次ぎ、家を失った少女は、父親とはぐれて難民キャンプへと逃れます。

Most Shocking Second a Day Video

出典:YouTube

動画の序盤では笑顔に溢れていた彼女の表情から、喜びと嬉しさは徐々に消え、幼い少女は精神を蝕まれていきます。

ようやく病院へ。
彼女の表情が意味するものは恐怖でも絶望でも、はたまた希望でも喜びでもなく「無」でした。

動画の冒頭と同じく、難民キャンプでバースデーケーキを差し出されたリリーは、無言でした。

これと同じことが、シリアでは起こっています。

そして、今年5月に続編が公開

続編は、イギリスから出国を図る

続編では、彼女と彼女の母は、争いの相次ぐロンドンから脱出を試みます。

争いはより激化していき、少女の頭に銃が向けられたり、彼女を護ろうとする母の叫びなどショッキングなシーンが入り混じります。

シリア 内戦 少女 動画

出典:YouTube

そして時は流れ、安全な地へと向かうため、密航するボートに乗ることになりました。

しかし、ここでも難民に向けられる目は厳しく、斡旋業者は法外な金額を要求します。

母は、少女のみをボートに乗せることに。
彼女は孤独になります。

Still The Most Shocking Second A Day

出典:YouTube

やっとの思いでボートにのった少女を待っていたのは転覆。
※実際も定員超過で転覆する事故は多発しているそう

気が付くと少女は海岸に打ち上げられており、共にいた男の子とともに他国を目指します。

しかしながら、悲惨で厳しい現実が、またも彼女らを待ち受けていました。

難民にぶつけられる心無い言葉の数々。刺々しい有刺鉄線。

Still The Most Shocking Second A Day

出典:YouTube

それでもなんとか入国を果たした少女達。

苦しい現実に耐えた先には、またも苦しい現実が待っていました。

この状況で迎える誕生日は、どのようなものだったのでしょう。

Still The Most Shocking Second A Day

出典:YouTube

この動画は、ヨーロッパや中東で救助された子供たちが語った体験談によって制作されました。

現在、このように命を懸けて大移動するシリア難民は400万人いると伝えられています。

出典:UNHCR

この少女リリーのようなストーリーが、400万人分も存在しているのです。

私達の住む”今は”平和な国々が、常に平和であるとは限らないと知らされる動画でした。

現在、NGO団体「Save the Children」では募金を募っています。

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