吉田羊さん、あなたはいったい何歳なの?

大人の魅力と可愛らしさが同居する吉田羊さん

吉田羊さんは44歳!

吉田羊さんといえば、テレビや映画で大活躍されている女優さんですよね。
主役にも脇役にもなれる、名女優さんです。

しかし彼女ほど、見た目で年齢が判断しにくい人物も少ないでしょう。
大人びた落ち着いた雰囲気が魅力の女優さんですが、どこか幼さ、あどけなさを感じる場面もあります。

そんな「大人の魅力と可愛らしさが同居する女性」である吉田羊さんは、2018年5月15日現在、44歳です。
1974年の2月3日、この世に生を受けています。

44歳に見える?見えない?

若々しさが売りの女優さんやアイドルであれば、「年齢を感じさせない」「実年齢よりも遥かに若く見える」ということが多々ありますよね。
実際にそれが本人にとっての褒め言葉になることも多いでしょう。

しかし、吉田羊さんの場合、単純に「見た目が若い」という言葉では片づけられません。
44歳と言う年齢相応の見た目にも見えますし、実年齢よりも遥かに若く見える場面もあります。
はたまたもっと年上のような印象を受けるときすらありますよね。

年齢不詳は名女優の証

年相応だったり、若く見えたり、年上に見えたり、外見から年齢が分かりにくい吉田羊さんは、まさに「年齢不詳の女性」であると言えるでしょう。

もちろん、インターネットで何でも調べられる現在ですので、実年齢が分からないということはほとんどありません。
実際に年齢不詳であるわけではありませんよね。
しかし、仮にインターネットが普及していない社会だったとしたら、本人が生年月日を公表していなかったとしたら、間違いなく「年齢不詳の女優さん」となるでしょう。

そして女優さんが年齢不詳であるということは、その人物が名女優であることを意味しています。
年齢不詳であると言うことは、女優さんにとってある種の最高の褒め言葉なのです。
ではいったい、それは何故なのでしょうか?

役柄によって印象が全く異なるから

たとえば、20歳の女優さんが20歳の女性役を演じるとしたら、素の自分に近いですよね。
それがイコール「演じやすい」とも限りませんが、20歳の女性が30歳の女性を演じることに比較すれば、楽な部分も多いでしょう。

しかし吉田羊さんは作品によってさまざまな役柄を演じています。
実年齢と作品内の役柄の年齢とが離れていても、見事に演じてしまいますよね。
だからこそ、見た目の印象が若かったり大人びていたり、安定しないのです。

当然、実年齢から離れた年齢の役を演じるには「演技力」が求められます。
主役、わき役問わずさまざまな年齢層の役を演じることができる吉田羊さんは、まさに「名女優」なのです。

じつは年齢非公開?

吉田羊さんの年齢を調べようと思ったら、インターネット検索で簡単に調べられます。
そしておそらく、その年齢が間違っていると言う可能性は低いでしょう。

しかしじつは、吉田羊さん自身は年齢を公表していません。
年齢非公開の女優さんなのです。
ではなぜ、彼女は年齢非公開としているのでしょうか?

年齢に縛られたくないから

吉田羊さんが年齢非公開としている理由、それは「演技を年齢に縛られたくないから」です。

映画やドラマのキャスティングを考える際、外見は役柄の年齢に大きく関わってきますよね。
しかし、年齢が判明してしまっていると、どうしても実年齢が先入観として配役する側の頭に入ってきてしまいます。
純粋な外見年齢で判断することは難しくなりますし、演技力で実年齢との差をカバーする機会も失われてしまいます。

それだけではありません。
映画やドラマを視聴者の頭にも、「この役者さんは何歳なんだ」という情報が入ってきてしまいます。
「44歳なのに、こんな若い役を演じられるなんてすごい!」と感嘆するケースも多いかもしれませんが、それは心底純粋に作品を楽しむためには不要な情報ですよね。

そういったことを避けるために、吉田羊さんは年齢非公開としているのです。

あの名優の格言にも通じている

かつて、日本映画界に吉田羊さんと同じような考えを持った俳優さんがいました。

その俳優さんは日本人の誰もが知っている国民的な名俳優であったにも関わらず、プライベートや素性をほとんど明かさなかったのです。
何故彼がそうしたのか、やはり理由は「純粋に作品の登場人物として見て欲しい、そのためには演者の人物像は不純物となる」というものでした。

ずっと素性を明かさなかった彼が、自身の死期を悟り、彼のドキュメンタリー番組のオファーを受け、そこで初めて明かした彼の信念でした。

彼のその思想がなければ、その彼があの風天の男を演じなければ、おそらく日本映画界を代表する名シリーズ48作は、この世に存在していなかったでしょう。

吉田羊さんはストイックな女優さん

吉田羊さんが、かの名優のその言葉を知っているか否かは分かりません。
しかし、役に徹する、純粋に作品を楽しんでほしい、という強い思いは同じなのです。

それ故に自己管理を徹底し、どんな役柄を任されても問題ないように日々の生活を送っていることは、想像に容易いですよね。
吉田羊さんの魅力とは、ストイックな役者魂そのものであると言えるでしょう。