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2016年12月14日 更新

定年後に離婚した男性に対する説教が痛快!と話題 読売新聞・人生案内

「結婚して子供を作らないと老後が寂しくなるよ」

少子高齢化が急速に進行する日本。

人口は6年前から減り続けており、総務省が発表した人口動態調査によると、1年間で27万人もの人口が減りました。(調査開始以来、最大の減少幅)

なぜ子どもが増えないのでしょうか。

少子化の一番大きな影響は、未婚者の増加

それは未婚化や晩婚化・晩産化が進展しているからだといわれています。

その中でも、一番影響が大きいと見られているのは未婚者の増加。

特に50歳で一度も結婚したこと無い人の割合を表す「生涯未婚率」は、1970年代では男女とも2%程度でしたが、最近では男性20%以上、女性10%以上と急上昇しています。

未婚化

出典:PIXTA

特に、男性においては「若い時は独身でもよいが、歳をとってから妻も子どももいないと孤立する」から始まる結婚理由は老けるごとに年々説得力を持ってきます。

ところが、最近は熟年離婚が増えており、定年退職と同時に離婚、子どもも父親の元を去り、一人寂しい老後を送る男性が増えている、というニュースが増えています。

新聞

出典:PIXTA

このような男性が増えている中、以前ツイッターでは読売新聞の人生案内に掲載された「熟年離婚」の問題がネット上で注目を集めました。

(相談)定年退職後に離婚、今後が不安

60代の男性。

昨春、娘の大学卒業と私の定年退職を機に離婚し、家を出ました。

夢も希望もなく、漠然とした不安を抱えてます。

妻や同居の義母とは仲が悪く、10年以上、口を利いていませんでした。

食事も一人、風呂やトイレ意外は自室を出ることもありませんでした。

(中略)

友人もおらず、平日の帰宅後や休日は、テレビを見てばかり。

寂しくつまらなくて、深夜にインターネットのエッチな画像を見てしまいます。

それだけが楽しみになってしまいました。このまま死んでいくのかと不安です。

出典:読売新聞 人生案内

このツイートは先ほど書いた結婚しなければならない理由である「老後が寂しい」という説を皮肉る内容

たしかに、これだけを読むと「結婚しても結局、邪険に扱われるなら結婚しないほうがいいだろう」と思う方も多いでしょう。

返答欄にはどのような内容が記されたのでしょうか。

紹介された回答は「秀逸」であると反響を呼びました。

返答したのは作家の出久根達郎先生。

これまでも多くの身の上相談に意見し、人生の教科書とも呼べる回答を提示されています。

(返答)人生案内

あなたが小さい時から今日までのことを、思い出してください。

何を思い出すかというと、お世話になった人です。ノートの左側のページに、「お世話になった人」と記して、名前を書いてください。

どんなご恩を受けたか、思い出しつつ、具体的に書き込んでください。詳細であればあるほどよろしい。

いっぺんに思い出せないでしょうから、毎日、帰宅後に時間を取って続けるといいでしょう。

昔のことを回顧するのが楽しみになれば、この作業は半分成功したようなものです。

作業になれてきたら、右側のページに、今度は面倒を見てやった人のことを書き込んでください。

ある程度書いたら、両方を読み返してください。

どちらの方が書き込みが多いか、比べてみます。

これだけで、自分のことがずいぶんとおわかりになるはず。

その先、どうするかは、自分で考えなくてはいけません。

出典:読売新聞 人生案内

果たして、整理を促した意図はなんだったのかーー。

おそらく、投書で相談を持ちかけた男性に「与えたことばかり覚えていて、してもらったことに感謝をしていない」と感じたのではないでしょうか。

「してやってる」という意識が強いばかりだったのではないかということです。

しかし、人間は「お世話する」と同時に「お世話される」ものです。

そこにあるのは、「結婚したのが悪い」ではなく「この男性が自分のことをよくわかってなかった」ということ。

結婚が良い悪いではなく、相談者の人生がどうであったかーー。

そこに気づけと正したかったのかもしれません。

結婚とは人生を他人と一つにすること。

そのためには、自分の人生をよく理解する必要があります。

その理解があまりにも浅い時、どのような相手であれ、たとえ離婚しなくとも寂しい老後を送るのではないでしょうか?

結婚が人を幸せにするのでなく、人が人を幸せにする。

それだけは肝に銘じておきたいものです。

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