パーマで傷む原因は?髪を綺麗にするヘアケアのポイント

パーマによって髪が傷んでしまったという経験を多くの女性が持っているのではないでしょうか。なぜパーマは傷むのでしょう。傷まないための予防や、傷んでしまった後のケアなどについて考えてみましょう。

パーマをかけると傷む原因は?

高熱が長時間当てられることでちりちりになる

パーマによるちりちりは後の祭りという感じで、どうにもなりません。何故ちりちりになるのかという原因にはパーマ液の問題や、施術中の熱を当てる温度や時間がその人の髪の質などにあっていなかったという場合があります。つまり美容師がその人の髪の質をしっかり把握しきれなかったということもあるのです。

しかしお客さんがしっかりと強めのパーマを掛けて欲しいと要望すれば、やはり熱を当てる温度や時間をコントロールせざるを得ません。そのためちりちりになりたくなければ、あまり強いパーマを要望しない方が無難です。またお客さんの要望が美容師にうまく伝わらずに強くかけてしまうこともあります。

例えばお客さんはあまり技術的なことは分からないので、あるモデルのくるくるかわいいヘアスタイルを指して、同じようにして欲しいと伝えます。美容師は技術的な面から、髪を強いパーマが必要だと思い強くかけてしまうことも。ここで一言、強めのパーマなので髪が傷む可能性があるかも知れないと、声を掛けてもらえたら良かったかもしれません。

髪の毛の栄養や水分が抜けてぱさぱさに

パーマを掛けるときにはキューティクルを開かせる薬剤を使用します。それによってウエーブを出すための薬剤を髪の中に入れていくことになるのです。そのため髪の中の栄養分や水分は抜けてしまい、キューティクルも開いた状態でひっかかりやすいパサパサ髪になってしまうのです。

パーマの薬剤の種類によって、この痛みが少なくて済むタイプなどはありますが、基本的にはこのようなことが起こります。

パーマの種類が髪質に合っていなかった可能性もあります


パーマの種類もいろいろあり、自分の髪質に合ったものを選ぶことも大切です。パーマの種類には一般的にパーマと表示されているのは大体「水パーマ」と言われるものです。またアイロンで巻いたようなカールが維持できる「デジタルパーマ」や、同じようにカールをはっきり出せる「エアウエーブパーマ」などがあり、これらが主流となっています。

保ちから言うとやはり「デジタルパーマ」「エアウエーブパーマ」「水パーマ」の順となりますが、ダメージのリスクが多いのもこの順になります。このような性質やリスクがあるため、特徴だけでパーマの種類を選んでしまうと、髪の細い人やもともと痛みのある人などは余計傷んでしまうこともあるのです。

またパーマを掛けながらトリートメントを行う「コスメパーマ」なども髪のためにはおすすめです。「コスメパーマ」も「水パーマ」もいわゆるコールド系のパーマですが、髪を傷めたくない人はこの2つがおすすめです。パーマを掛けるときには美容師としっかり話合ってパーマの種類も決めていくようにしましょう。

パーマを頻繁にかけることも原因の1つ

パーマは大体一般的なタイプで3ヶ月と言われています。つまり3ヶ月頃からパーマ自体が緩くなってきてしまいます。またその間に髪も伸びるので、現実には3ヶ月たつとパーマを掛けた当時とは相当雰囲気は変わってしまうはずです。

そのためイメージが違ってくるためにパーマを頻繁に掛けてしまうという人がいますが、パーマは掛けるたびにどうしても髪を傷めるため、頻度が短ければより髪の傷みは酷くなるのです。髪の痛みが気になるときには、パーマとパーマの間にカットを一回入れて、そこで形を整えてパーマを掛けるタイミングを遅らせるという方法もあります。

パーマで傷む髪を、ヘアケア商品で綺麗にする方法

トリートメントを使って栄養補給

やはりパーマによって、髪の毛の中の栄養はだいぶ抜けてしまっています。そのために栄養素を髪にプラスするためには、トリートメントが一番効果的です。トリートメントは失われてしまった栄養や脂分をプラスすることが役割です。髪の中まで浸透して栄養分などを髪の置くに届けます。

しかしパサパサに傷んだ髪は、キューティクルが剥がれていると考えられます。この状態を放っておくと栄養分や水分はどんどん外に出てしまい、ますますボロボロの髪になってしまうのです。幾ら栄養分や水分をプラスしてもキューティクルが正常になっていなければ垂れ流し状態です。

トリートメントはこのキューティクルを保湿していき、正常な状態に整えていきます。そのためキューティクルが整うまでは頻繁にトリートメントをして栄養分を入れていき、キューティクルが正常に戻ってきたら、週一回程度で行うようにしましょう。

シャンプーやリンスはパーマ用を使って

パーマをかけている場合、シャンプー、リンスもパーマ用のものを使用したいものです。パーマ用のものがあること自体、知らない人もいるかも知れません。
実はパーマの保ちを良くし、栄養素が抜けてしまっている髪に栄養をプラスしていくタイプがおすすめです。

まず洗浄力もマイルドなものでなければなりません。その上で有効成分が配合されているものがおすすめです。おすすめの洗浄成分は、やはりアミノ酸系なら「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルメチルアラニンNa」など。酸性石けん系なら「ラウレス酢酸Na」などの成分となります。

洗いながさないトリートメントを使う事も重要

洗い流さないトリートメントはオイル、スプレー、クリームタイプなどがありますが、毎日しっかりしたケアができるので、パーマによって傷んでしまった髪にもおすすめです。洗い流すタイプは栄養を補給し、洗い流さないタイプはキューティクルをケアする働きがあるため、上手に使い分けるといいでしょう。

まずパーマで傷んだ髪には栄養を補給することも重要です。しかしパーマの後、紫外線、乾燥、ドライヤーなどから髪を守ることも重要なのです。この両面をバランス良く使うことでよりパーマの痛みをケアすることができます。

パーマで傷む髪を綺麗にする、ワンポイントテクニック

コテなど、熱を加えるアイテムは極力利用を避ける

パーマで傷んだ髪を早く綺麗に戻したいときには、コテやアイロンなどを極力使用しないようにしましょう。ドライヤー使用はシャンプーの後に乾かすことが重要なので、目をつぶらなければなりません。ただしできるだけ離して使用しましょう。

そしてコテやカールアイロンなどはセットのときに使いたいところですが、やはりできるだけ避けなければなりません。高い熱はキューティクルを壊してしまい、髪の中の栄養素や水分もどんどん流れてしまいます。もともとパーマで髪の中がカスカスになっているので、トリートメントなどで栄養を入れてあげる努力が必要です。

しかし幾ら努力をしても高い熱でキューティクルを開いてしまえば、パサパサの髪に後戻りです。そのため早く綺麗な髪になりたいなら、できるだけ熱を与えることはしないようにしたいものです。

トリートメントは揉み込むように使いましょう

トリートメントは温めると3倍の浸透率アップと言われています。プロはタッピングという方法で付けていきますが、わたしたちが行うときには手の平にトリートメントを出し、毛先から毛束を乗せて優しく揉み込みます。約1~2分揉み込むとベストです。これだけで、成分がしっかり髪に浸透していきます。

ブラッシングを頻繁にしない

ブラッシングをすると切れ毛、抜け毛が増えるからあまりしないという人がいます。しかしブラッシングでなくても、抜ける毛は何をやっても抜けるので怖がることはありません。しかしブラッシングのし過ぎは、本当に必要のない切れ毛や抜け毛を招くことがあるので注意しなければなりません。

海藻など、髪に良い食材を摂取する


海藻を食べると髪に良いというのは迷信と思っている人もいるようです。しかし海藻の中にはカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分やヨウ素、アルギン酸、フコイダンなどが豊富に含まれています。これらの栄養素がデトックス効果を高め、血圧を下げたり甲状腺ホルモンに関係し、健康効果も高いのです。

ヨウ素やフコイダンは育毛と深く関係していることが分かっています。健康効果や育毛効果があるので、海藻は体の中から髪の毛ケアができるのです。もちろん髪に良い食品は体内からの髪ケアにはおすすめです。

生活習慣を見直して、ストレスを軽減する

生活習慣は睡眠や食生活、ストレスなどいろいろなところにかかわっています。できるだけ生活習慣を見直し、毎日のストレスを軽減することが髪のためにも大切なことです。ストレスは毛細血管を細めてしまい髪の成長を抑制してしまうのです。

まとめ

パーマによる髪の傷みはある意味仕方ないところがありますが、パーマの種類の選び方やその後のケアによってしっかり綺麗な髪に戻すことができます。