記事の目次
奥二重さんってこんな人
まずは、奥二重についておさらいしましょう。
一重でもない…二重でもない…それが奥二重
上記の写真のように、二重幅が極端に狭く、目を開けた状態だとまぶたが二重幅に被ってしまう目のタイプを奥二重といいます。
他にも目頭側から目尻側に向かって徐々に二重幅が広がっていくタイプも同じように考えられることも。
奥二重は顔の角度によって二重のラインが見えたり隠れたりするので、表情の幅が広く「知的」「優しそう」といったイメージが持たれています。その一方で、二重幅にかかるまぶたが厚い場合は「眠たそう」「目つきが悪い」といったイメージが持たれやすかったりすることもあります。
ぽってりしたまぶたにコンプレックスを感じていることが多い奥二重さん。二重のパッチリとした目元に憧れてアイメイクにさまざまな工夫をしていることと思います。しかし、その気合が空回りしてしまうことも…
奥二重さんがやりがちなNGアイライン
奥二重さんがやりがちなNGアイラインがあります。
①二重幅を潰す極太アイライン
②盛りすぎアイシャドウ&アイライン
③目尻に長さのないアイライン
1つずつ説明していきましょう。
①自身の二重幅を潰してしまうような太めのアイラインについては、目を少しでも大きくぱっちり見せようと頑張った結果、気合いが空回ってしまったパターンといえます。
せっかくの二重幅が活かせず余計に目が小さく見えてしまうどころか、瞬きによってアイラインが上まぶたにくっついてせっかくのメイクが台無しになってしまいます。また、目を閉じた時に見える極太ラインは男性ウケも良くありません。
②の盛りすぎについては気合いが空回った上記のパターンに加え、古臭いメイクに見えてしまう可能性が非常に高いといえます。今のメイクのトレンドを考えると、盛りすぎのアイメイクはNG。程よい抜け感が必要になります。
③目尻に長さのないアイラインについては、奥二重の良さが活かせないが故のNGパターンです。
奥二重さんの多くは、目尻側に二重幅が見えていることがあるためそれを活かすのがアイメイクのポイントになります。
ちらりと見える二重幅と奥二重の持っているイメージを活かすためには、目尻に重点を置いたアイメイクが必要になります。そのため、目尻に長さを出し横幅を出したアイメイクがおすすめになるのです。
それでは、奥二重さんには実際にどんなアイラインが似合うのでしょうか。
以下から奥二重さんにおすすめのアイラインの引き方をご紹介していきます。
奥二重さんにおすすめなアイラインの引き方【基本編】
すっぴん状態の目元が上記のこちら。ここからスタートします。
まずは、奥二重さんにおすすめの基本のアイラインの引き方です。
用意するものはお好みのアイライナーでOK。今回は、リキッドアイライナーとジェルアイライナーの2種類を使用しています。
①上まぶたのまつげの根元全体(目尻1/3のみでもOK)にアイラインを引く
まずはリキッドアイライナーで目頭から目尻まで細いラインで描いていきます。二重幅が潰れないように、なるべく細く描くのがポイントです。
一気に線を引こうとするとヨレてしまうので、まつげの根元を埋めるようなイメージで少しずつラインを引いていきます。
目頭側にまぶたがしっかりかかっている方は、ラインを引く位置を目尻のみにしてもOKです。
②目尻から3〜5mm長めにラインを伸ばす。
次は目尻側を伸ばすラインです。
先に引いたラインにつなぎつつ、3〜5mm目尻に水平になるように伸ばしましょう。
③まつげの根元の隙間を埋めるインサイドラインを引く。
今度はジェルアイライナーに持ち替えて、上まぶたの内側の粘膜部分とまつげの根元を埋めていきます。
奥二重さんは、このラインがとても大事です。上まぶたのアイラインが隠れてしまいやすいため、まつげの根元をしっかり埋めることで瞳の印象を高めます。
先にビューラーをしてまつげを上げておくと描きやすくなりますよ。
④完成
これで奥二重さんにおすすめの基本のアイラインが完成です。
目のフレームが際立ち、瞳の印象が強くなりました。
奥二重さんにおすすめなアイラインの弾き方【タレ目編】
すっぴん状態の目元が上記のこちら。ここからスタート!
ここでは奥二重さんにおすすめのアイラインの引き方【タレ目編】です。タレ目風のアイメイクは、より優しくかわいらしい印象を演出してくれるため、女性らしさが際立つアイラインです。
用意するものは基本編と同じようにお好みのアイライナーでOK。今回はリキッドアイライナーとジェルアイライナーの2種類を使用しています。
①上まぶたのまつげの根元全体(目尻1/3のみでもOK)にアイラインを引く
最初に引く細いアイラインは、基本編と一緒です。
二重幅を潰さないように、なるべく細く仕上げましょう。
②目尻から3〜5mm長めにラインを目尻より下へ伸ばす。
目尻のアイラインを3〜5mm伸ばしていきます。
タレ目に見せるためには、ラインが目尻より下にくるように下げて描きます。
③まつげの根元の隙間を埋めるインサイドラインを引く。
基本編と同じように、インサイドラインを引きまつげの隙間を埋めていきます。
まぶたを引っ張ったり、鏡をテーブルに置いて目線を下に向けて描くと描きやすくなります。
④目尻から伸ばしたラインと下まぶた1/3にできる三角ゾーンにもアイラインとアイシャドウを入れる。
さらにタレ目の印象を強めるために、下まぶたにもアイラインやアイシャドウを入れます。
タレ目に作ったラインと下まぶた1/3をつないだところにできる三角ゾーンにアイラインを引き、さらにブラウンのアイシャドウを乗せてぼかしましょう。
⑤完成
これでタレ目風アイラインの完成です。
下まぶた部分に涙袋を強調するハイライトを加えると、さらにタレ目感が出るのでぜひ取り入れてみてくださいね。
【奥二重さん向け】アイラインを上手に引くコツ
奥二重さんに限った話ではありませんが、アイラインを引くのが苦手…という方は少なくありません。
ここでは、アイラインをもっと上手に引くためのコツをご紹介します。
線を引く、ではなく点をつなげるイメージで描く
アイラインを引くときに失敗する主な原因は、一気にラインを引いたことによって失敗するヨレ。
このヨレたアイラインを防ぐためには、ラインを一気に引かずに少しずつ引くことが大切。少しずつ点をつなげるようなイメージでラインを描くと、失敗しづらくなります。
まぶたを引っ張ると描きやすい
アイラインを引く際に片手にアイライナー、もう片手に鏡を持っていませんか?
それはアイラインが失敗しやすい原因の1つです。
できるなら卓上鏡を用意して、空いた片手はまぶたを押さえたり引っ張ったりするために使いましょう。まぶたを引っ張ることで皮膚にハリが出てスムーズにラインを描くことができます。
時間がないときは目尻だけに引くのがおすすめ
奥二重さんは目尻側のアイラインが重要です。
時間がない時には、目尻にアイラインを引くだけでも目元の印象を変えることができます。目尻だけのアイラインはナチュラルで透明感のある雰囲気を出すこともできるので、普段から目尻だけにアイラインを引くアイメイクもとてもおすすめですよ。
おすすめアイライナー
ここでは奥二重さんにおすすめなアイライナーをご紹介していきます。
どれも速乾性が高く上まぶたに移りにくかったり、インサイドラインがスムーズに引けるものとなっています。
KATE(ケイト) スーパーシャープライナー
九角形カッティングフォルムを取り入れたリキッドアイライナー は、指先に吸い付くような安定感のある手元を作り出してくれます。
コシのある筆先で描くラインは滲みにくさも抜群。これ1本でまつげの根元のしっかり埋めることができるので、印象的な瞳作りに役立つこと間違いなしでしょう。
INTEGRATE(インテグレート) スーパーキープ リキッドライナー
つややかなラインは涙や油分に強く、長い時間メイク仕立ての美しさが保てると評判のアイライナーです。
滲みにくいのに、通常のクレンジングや洗顔料でオフできるのも嬉しいポイントです。
エテュセ クリームアイライナーWP
非常に滑らかなか着心地で、描いたあとはしっかり密着し落ちにくいアイライナーです。
柔らかな芯は目元を傷付ける心配もないのでインサイドラインにもぴったり。ウォータープルーフなので滲みにくくメイクが崩れにくいため、さまざまなシーンで活躍することでしょう。
SUQQU(スック) ジェルアイライナーペンシル
肌にのせた瞬間にとろけるように伸び、描いた後はフィルムのようにフィックスされるジェルライナー です。
ペンシルの反対側にはチップがついているので、ラインを描いた後にぼかすことも可能。上品な目元をつくるのにおすすめの1本となっています。
さいごに
ぱっちり二重も素敵だけど、奥二重には奥二重の魅力があります。
せっかくのチャームポイントですから、ぜひ奥二重を活かした素敵なアイメイクを楽しんでみてくださいね。