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ブラシでファンデーションを上手に塗るコツ【パウダー編】
簡単に手軽にパウダーファンデーションを塗ることができるブラシ。このアイテムを使って上手に塗るコツを覚えると、より簡単にメイクをすることができます。詳しく見ていきましょう。
使うブラシは、平面タイプ
使うブラシは丸筆の中でも、毛先が平面タイプのものです。肌に当ててクルクルしたり、ブラシの角で鼻の周りを押さえたり、ポンポンと叩くようにしたりする今回の塗り方にベストな形と言えます。
ブラシをくるくると回して、パウダーファンデーションをつける
まずはパウダーファンデーションにブラシを直角に当てます。パウダーの表面をなでるようにクルクルと2,3回まわしながらファンデーションを付けます。
毛の長い方を上にして、Tゾーン・目下・顎にのせる
ブラシの毛の長い方が上に来るようにして肌に当てます。左右の眉の上の辺り、鼻筋、顎、頬に軽く押し当てるようにしてブラシを移動させてファンデーションをのせましょう。
ブラシをくるくるさせながら、外側にむかってファンデーションを広げる
ブラスを内側に当ててくるくると小さな円を描くように回しながら、外側に向かって移動させていきます。左右の頬は、鼻側にブラシを当てて耳側の方に向かってくるくるします。この時、鼻側に当てる位置を少しずつ下方にずらして外側にくるくるする、という動作を繰り返します。
額は中央に当てたブラシを外側へ、左右それぞれ2,3回ずつ行います。
平面ブラシの角を使って、鼻周りもなじませる
小鼻の際にブラシの角を当てます。上から下、下から上と、小鼻のラインに沿ってなぞるように2,3回ブラシで塗り、なじませます。
目の下は、ぽんぽんとのせる
目の下にはポンポンと軽く押し付けるようにブラシを当てて、ファンデーションをのせます。目頭の下から目尻の方に向かって点線を描くように5,6回ポンポンしたら、再び目頭の方に戻ります。
更に目尻に向かってポンポンし、逆の目の下も同様に行いましょう。
最後にフェイスラインをなじませて
最後に軽くフェイスラインをなぞるようにしてなじませます。頬のライン、顎のライン、髪の生え際の額のライン、鼻のラインに沿って、サッサッとブラシを動かして仕上げましょう。
完成!
これで完成です。パウダーファンデーションをブラシでのせることで、薄付きで素肌感のあるきれいな仕上がりとなりました。
ブラシでファンデーションを上手に塗るコツ【番外編:リキッド編】
ここまで、パウダーファンデーションをブラシで塗るメリットをお伝えしてきましたが、実はリキッドタイプのファンデーションも、ブラシで塗ることで自然な仕上がりにすることができます。その方法もお見せしましょう。
使うブラシは平筆タイプ
リキッドタイプのファンデーションを塗るために使う筆は、平筆タイプです。筆遣いを覚えて、きれいに塗れるようになるコツを習得しましょう。
手の甲に適量を出して、ブラシの両面につける
リキッドファンデーションは、まず手の甲に適量出します。ここでブラシの両面に付けてなじませてから使います。甲に出したファンデーションを片面で4,5回、裏返して2回ほど、絵の具を筆に付けるような感じでブラシに含ませます。
内側から外側に向けて、目の下にのせていく
まずは目頭の下の頬にブラシを当てます。そこから目尻の方に向かって絵の具を塗るような感覚でスッと移動させます。
ファンデーションを広げる時には、筆を折り返してのせていく
リキッドファンデーションの場合は、塗り始める場所を一回ずつ戻すのではなくそのまま連続して塗っていくような感じとなります。目頭から目尻に塗った筆は、その場所で折り返して再び目頭の方に向かって塗っていきます。この時、既に塗った場所を二度塗するのではなく、斜め下に向かって新たな場所を塗るようにします。
そのようにして何度も折り返しながら顎の方までファンデーションをのせていきます。下まで行ったらまた上に戻り、同じように折り返し塗りを重ねて、なじませていきましょう。
艶を出したい所には、ファンデーションを重ね、ブラシで叩いてなじませていく
頬全体を塗ったら、艶を出したいところに更に丁寧に重ね塗りをしましょう。ブラシで叩いてなじませ、ムラなく仕上げます。
同じように内側から外側に向けて、額にのせていく
額も、左右に分けて、中央から外側に向けて塗っていきます。髪の生え際、眉毛の上などはブラシを少し浮かせるように毛先で、真ん中あたりはブラシを寝かせて幅を出すようにと、タッチを少し変えながらブラシを動かしましょう。
片方で数十回、サッサッと軽く筆を動かすようにして繰り返し、逆側も同じようにしてなじませていきます。
鼻周りは、ブラシの毛先を使ってなじませていく
鼻筋の上から下にブラシを流してファンデーションをのせ、小鼻の方にも伸ばします。小鼻に沿ってブラシを動かし、何度も往復させて伸ばします。その後、ブラシの毛先を使ってゆっくり丁寧になじませましょう。
両目の周りも目頭から目尻に向かって筆を動かし、目の上、目の下ともムラなくなじませます。
最後にフェイスラインをなじませて
部分的な塗りが終わったら、最後に全体のフェイスラインを整えます。サッサッと素早くブラシを動かしながら、頬のラインや顎のライン、鼻筋、額などのムラをなくすようになじませて仕上げます。
完成!
これで完成です。リキッドファンデーションでもブラシで付けていくことで、素肌感もありつつ透明感のある仕上がりになります。
パウダーファンデーションをブラシで塗る利点

画像引用元:latte
ベースメイクを作るのに欠かせないアイテムの中でも、パウダーファンデーションは手軽に使うことができます。この時、付属のパフを使用する人は多いかと思いますが、これをブラシに替えるだけで厚塗りを防ぎ薄く付いて艶のある肌に仕上げられるなどのメリットがあります。
顔の凹凸にしっかりフィットさせて仕上げることができるブラシ塗りの利点を知っておきましょう。
塗りムラができにくい

画像引用元:latte
パウダーファンデ―ションを使う利点として塗りムラができにくいというメリットがあります。ごく軽いタッチで使用することが大切ですが、肌の凹凸にしっかりとフィットします。塗りムラができやすい人でもブラシテクニックを用いると、きれいに簡単にベースメイクが作れます。
素肌感がアップする

画像引用元:latte
より簡単に手軽に透明感のある肌を作るのに一役買ってくれるのがファンデーション用ブラシです。
パウダーファンデーションをブラシで塗ることで塗りムラをなくすだけでなく、薄く塗ることができ素肌感がアップします。透明感が増すのでよりナチュラルな雰囲気に仕上がるのです。
厚塗りを防げる

画像引用元:latte
透明感のある肌を作りたいと思っているなら、厚塗りを防ぐことも絶対条件となります。
そこで活躍してくれるのがブラシ。パウダーファンデーションをブラシで塗ることで厚塗り感を防ぐことができます。
肌の凹凸にしっかりとフィットし、均一に肌に伸びていくので、薄付きでもきれいにしっかりと塗ることができ、厚塗り感のない素肌のような艶肌に仕上げることができます。
時短メイクができる

画像引用元:latte
ブラシを使用すると何だか面倒なように感じる人もいるでしょう。しかし実は、ムラなくきれいに付けることができる、時短メイクを叶えてくれるものなのです。まずは慣れるまで、コツを掴むためにも使い続けることが大切です。
パウダーにぴったりの人気ファンデーションブラシ
ドゥケア(DUcare) 化粧筆 ファンデーションブラシ
化粧筆を専門に取り扱っているドゥケア。特にこだわって作られた化粧筆は使い勝手はもちろんのこと、お値段もリーズナブルなので人気が高くなっています。
竹宝堂 熊野筆化粧ブラシ フェイスパウダーブラシ
竹宝堂のフェイスパウダーブラシは使い勝手はもちろんのこと、持ち運びにも便利となっています。値段は少し高めの設定ですが、柔らかすぎず硬すぎないブラシの毛質も人気となっています。
MYCARBONメイクブラシ ファンデーション ブラシ
上質で柔らかい繊維毛で作られています。毛が抜けにくいのも人気の理由の一つで、刺激が少なく安心して使用することができるのが特徴です。また、パウダーファンデーションはもちろん、リキッドやBBクリームなどにも使用できる点も人気の理由の一つとなっています。
Vander ファンデーションブラシ
柔らかくて使いやすいのが魅力の化粧筆です。初心者でも使い勝手がよく、プロのメイクアップアーディストにも喜ばれる質感となっています。使われている毛の種類は高品質の人工毛ですが、柔らかくて使いやすく、簡単に素肌感のある仕上がりにすることができます。
まとめ
使い勝手の良いパウダーファンデーションは人気のアイテム。実際に使っている方は多いでしょう。ですが付属のパフを使うよりもブラシを使うことで、より透明感のある素敵な素肌を演出できます。ぜひ自分に合った使いやすいブラシを見つけ、パウダーファンデーションをブラシで塗るコツを身につけて毎日のメイクを楽しんでください。