セルフネイルをするコツとおすすめアート

爪をキャンパスにして色を乗せていく爪の上のアートといえば聞こえはいいのですが、いざ自分でやってみようと思ったら意外と難しくて、途中でリタイヤした人もいるのではありませんか。プロと同じ事をしようと考えても失敗してしまうことも多くあります。

ですが、コツを覚えれば簡単な図柄なら美しいアレンジを自分の爪に行う事は可能です。初めからハードルの高いものをするのではなく、ごく基本的なテクニックで定番のアレンジを試してみませんか。ここではセルフで出来るネイルアートとオススメ作品をいくつかピックアップしてご紹介します。

セルフネイルで失敗しないコツ


事前の処理を丁寧にしておく

ネイルサロンを一度でも利用した事があるなら、説明するまでもないでしょう。最初に爪のケアをたっぷり時間かけて行います。おそらく一般の人はここまで丁寧に細かくしないだろうと思うほど、徹底的に爪が磨かれますから、ケアが終わった後の爪はぴかぴかに輝いています。ネイルアートを美しく魅力的にしあげるために、この地味な作業がとても重要なのだとわかります。

あらためてネイルアートに入るための事前処理として、作業を少しだけ細かく見直してみましょう。手を生暖かい湯で石けんを使って、余分な油や汚れを丁寧に洗い落とします。指先の皮膚が柔らかくなってきた時点で、爪の生え際にある甘皮を綿棒やコットンあるいはウッドスティックを使って、優しく丁寧に持ち上げて剥がしていきます。とれにくい時はぬるま湯に指先をしばらく浸して甘皮をふやかしてください。これの作業でネイルがしっかり爪に定着しますから、後の作業のしやすさのためにも欠かせない下準備です。

爪の上の油はネイルを落とす時に使うものですが、リムーバーで落とします。爪の表面をなだらかにするためにヤスリを丁寧にかける事も重要です。この時に爪の長さや形を意識しながらやっていくのがポイントです。ここまでの作業が完了したら、ベースコートを塗ります。

ベースを塗る際ははみ出ないようきれいに塗る


この時きれいに塗るために重要なのは、当然ながらはみ出さない事です。そうはいっても慣れないとどうしてもはみ出してしまう事もあるでしょう。その時はベースコート同様の方法で処理する事ができます。基本的にマニキュアは重ね塗りをしながら色を乗せていきます。無難なのはベージュ系カラーです。肌色に近いですからオフィスでも違和感なく楽しめます。

皮膚にはみ出したネイルはスティックできれいに取る


デザインによって塗る手順や利用できるアイテムなどが別れてきますから、自分がやってみたいデザインの手順にそってネイルしていけば良いでしょう。しっかり乾かしながら作業を進めていく事が重要です。マニキュアの場合真夏など暑い時期は特に乾きにくくていらいらする事もあるでしょうが、冷やしながら作業するとスムーズにいきます。

常識的な話ですが皮膚にはみ出さない事は重要です。慣れないとどうしても飛び出してしまう事もあるでしょう。ウッドスティックのように専用スティックもありますが、綿棒やコットンなどでもきれいに取れますし、除光液にスティックを浸して取る方法もあります。

ネイルは爪に均一に塗る


慣れないとどうしてもむらができがちなのですが、見た目美しく仕上げるために必要不可欠なのは均一に塗る事です。そのためにも基本にしたがって塗っていく事は重要です。ネイルでネックになるのが刷毛の使い方です。日ごろマニキュアを使いなれているならともかく、慣れていないと液に浸した刷毛をそのまま爪に乗せてしまいがちなのですが、これはもちろんNGです。これですと液が多すぎて凹凸の原因になってしまう事がありますから要注意です。

いったん瓶のふちでとんとんと刷毛をたたくようにして余分な液を落としてから、爪の上に乗せるのがポイントです。爪先から始まって、真ん中、最後に左右といった、基本の形で塗っていきます。マニキュアの場合は迷わず一筆で動かしていくのが、均一に塗っていくコツです。まずは練習も兼ねて単色から始めてみてください。フレンチは全体に塗る必要がないですから、始めてでも挑戦しやすいのが魅力です。

マニキュアにもラメという便利なものがあります。これは乾くと透明になり、きらきら効果だけが残るというものです。凹凸が目立ちにくいのと爪先が、きらきらと輝いてきれいな仕上がりになります。ぜひ使ってみてください。最後にトップコートを塗って完成です。トップコートは仕上げ材なのですが、数日おきに塗り直す事で、ネイルの美しさを長く楽しむ事ができる便利グッズでもあるのです。ストーンやシールを使う事で簡単にアートできますが、この場合はマニキュアが乾ききる前に乗せるのがポイントです。

他にもネイルアートを楽しむためのグッズが様々そろっていますし、直接ネイルと関係ないものでもおもしろいアレンジができるものもあります。仕上がりを想像しながら自分なりのアイテムを使ってみましょう。めぼしいものが見つからない時はネット通販を使ってみるのもオススメです。送料が若干追加されてしまう事もありますから、そこだけ注意しながら店舗探しをしてみてください。

セルフネイルでも簡単にできるおすすめデザイン

まずは単色塗りから

ネイルジェルを使って仕上げた単色ネイルです。さすがにプロ仕上げですからむらがなく美しい仕上げになっていますが、ずぶの素人がネイルをするならまずは単色から始めるのがおすすめです。昨今は100円市やドラッグストアでもジェルが手に入るようになりましたから、以前と比較してもネイルがいっそう身近に感じられるようになっています。

ジェルとマニキュアの違いを簡単に説明します。ジェルはジェル状の合成樹脂成分から出来ていてUVもしくはLEDライトで乾燥させます。合成樹脂は道路やタイヤなどにも使われている、早い話がゴムですから乾燥すればガチガチに固まり簡単には剥がれない分、長く楽しめます。さらにツヤや発色の良さおよび爪に優しい点はマニキュアの比ではありません。乾燥時間は1~2分ですからスムーズに作業が進みます。若干経費がかかりますからお手軽とは言えないアイテムですが、デスカウントショップでも手に入るようになったのはうれしい限りです。

オフィスでも気兼ねなく楽しめる定番のピンク系やオーソドックスなカラーは相変わらず人気です。ジェルネイルのメリットは二枚爪やぼこぼこの爪も、ネイルがきっかけで健康的で血色の良い爪になれる事です。シンプルネイルの極みというものでしょう。マニキュアに飽きたらぜひ単色シンプルなジェルネイルにも挑戦してみてください。こちらの作品はシンプルネイルの定番ですが、特に飾りがなくても指先の美しさが充分映えています。

アクセントに1本だけデコレーションをする

マッドに色を乗せていくのは一般的な塗り方ですが、フレンチにアクセントで1本だけパーツを乗せていくのも、シンプルならではの美しさです。見た目品が良いですし女性らしさやかわいらしさも感じられます。年配のお堅いタイプの男性からも好感を持たれやすいパターンですから、オフィスで過ごす時間が長い時は、まねしたいデザインです。ネイルは始めにしっかりとケアをしてあれば、これだけでも爪全体がきれいに見えます。

1つのパーツは数百円ですから手軽に楽しむにはもってこいです。サロンでやってもらうと数千円から数万円かかるネイルも、セルフですれば安い経費でたっぷり楽しむ事ができます。絵心がなくてデザインできないという人でも、これなら簡単に楽しめるはずです。最初にベースコートを塗ってから ベースカラーを乗せるのですが、ベージュもしくは白などを塗ってから乾かす前に、パーツを乗せてライトをかけると、仕上がりもナチュラルになります。

ラメグラデーションは簡単にできるデザイン

なかなか均一にカラーを乗せられなくて悲しい思いをしているという人にオススメなのが、ラメラメグラデーションです。実際に塗ってみたケースの見本です。最初にベースコートを塗って後、ベースコートを乾かした後乾くと透明になるラメグラデーションを塗っていきます。ブルー系のラメグラデーションで涼しげな雰囲気を出しており、暑い季節にもってこいのアレンジです。

まだらでもまったく違和感がなく上品な印象も受けますし、女性からはおおむね好評なのがわかります。オフの時などさわやかな気分で1日過ごしたい時や、ちょっとおでかけという時でも試してみたいアレンジの1つです。最後にトップコートをきちんと塗っておけば長持ちします。

多色使いで指によって塗る色を変えるだけでもおしゃれに仕上がる

グリーンやブルー系などの同色系を上手に組み合わせておしゃれに仕上げたパターンですが、春から夏に向かって楽しめるデザインの定番です。青も緑も原色に白を加えていく事で、パステル調の淡いカラーに仕上げる事ができます。同じ系統でまとめられていますから自己主張しすぎず、むしろ上品で温かみのある雰囲気になっているのが魅力です。

グリーンは使い方が難しいという人もいるのですが、この程度のカラーならむしろ抵抗なく楽しめそうなのですが、どうでしょう。プロ仕上げなのでバランスよく仕上がっていますが、セルフで仕上げる場合は一気に仕上げるのがこつです。ジェルならライトをあてない限り乾かないので、調整が簡単なのはメリットです。慣れてきたらシールやパーツでアクセントをつけてみるなど、複雑な図柄のアートにもぜひ挑戦してみてください。

流行りのネイルの中でセルフでもできるおすすめデザイン

ティントネイルはスポンジを使えば簡単にできる

最近注目を浴びているティントネイルは、元々韓国発のリップクリームに端を発しているコスメアイテムです。唇表面の体温や水分量に反応して発色し、グラデーションになるというものです。いったいどのような仕組みになっているのか、ずぶの素人にはさっぱり理解できませんが、たった1色でグラデーションを作れてしまうという点は、ネイルにもしっかり生かされています。

濃さは関係なく薄くてもしっかりぼかしを作ってくれますから、失敗が少ないのはもちろんです。チークネイルやグラデーションネイルを作るのに、何度も色を重ねていた苦労がばかばかしくなるほど簡単で、しかも画像を見てもわかる通りとても可愛い仕上がりです。セルフでプロ仕様のグラデーションを作ってみたいという人は、ぜひ試してみてください。

マスキングテープを利用したネイルも人気

100均にネイル用のマスキングテープをうまく使って塗るのも試してみてください。ちなみにフレンチ専用マスキングテープというのも、たま見つけます。昨今はネイルアートの人気で、100均でひとどおりのアイテムを揃えられるようになりました。時々店をのぞいてみてまわるだけでも楽しくなります。最後にトップコートを仕上げに塗る事をお忘れ無く。これはネイルを保護してくれますしツヤも出ますから、ジェルに負けず劣らず魅力的なネイルに仕上げてくれる必勝アイテムです。

マスキングを使えばどのような複雑な模様も、簡単にアート出来てしまうという魔法のようなアレンジです。原理は簡単です。爪の形に切ったマスキングテープを爪の上から貼って、トップコートで固めるだけです。剥がれやすさがありますから1日だけのスペシャル版として楽しむのがポイントです。シールの変わり種とも言える簡単なデザインですから、セルフでも簡単にできます。

マスキングテープの剥がしやすさをそのまま生かして、さらに複雑なストライプ模様やドット模様を描く事もできます。その場合はマスキングテープをランダムに切ったものを爪の上から貼った後、上からネイルを塗ります。剥がすと模様ができていますから隙間を塗ればできあがりです。ベースカラーを塗った後からパンチで適当な形に切り抜いたマスキングテープを貼り、上からお好みのカラーで塗ってもひとひねりの技を使った、おもしろいデザインになります。

マスキングテープを使えばフレンチの縁をきれいなラインで描く事も可能になります。本来のマスキンテープの使い方はそうですから、正統な使い方をしている事になります。フレンチを置きたい位置と範囲を定めて縁になる範囲にマスキングテープを貼ります。好みのカラーを塗ってからマスキングテープを剥がすと、テープを貼った時の境目が美しいラインになっています。アクセントにストーンを置いていけばエレガントな仕上がりになります。

画像では100均で手に入れたラインテープを貼っていますが、これもシルバーラインが華やかさを増していて、とても素敵です。マスキングテープそのものは100均で手軽に入る便利グッズです。使い方を様々工夫しながら遊んでみてください。

ネイルシールを使うと簡単にアレンジができる

100均アイテムを使って簡単なセルフネイルを楽しめるデザインは豊富にあります。ここ数年のネイルアート人気のおかげで、ネイルに使えるアイテムが多種多様手に入るようになりました。ネイルシールもその1つです。ブルー系のベースカラーに100均で見つけたイラストシールを貼っただけですが、とてもおしゃれで楽しいデザインにまとまっています。ベースのブルーに白やパープルのラインがバランスよく映えていて、違和感なく楽しめます。

ネイルシートで簡単にネイルアート

シール以外でもそうなのですが相性の良い色合わせも、おしゃれなネイルを作るのにとても重要です。白やパステルカラーは自己主張し過ぎないカラーですから、大半のカラーには合います。このケースではワンポイント線画ですが、ベースカラーそのものをシールで代用できるものもあるのです。どうしても均一にネイルを塗れない不器用な人でも、ネイルアートの醍醐味を体験できます。

始めからワンポイントアレンジが描かれたベースタイプのものなど、種類は豊富ですが仕上げはしっかりトップコートを塗って補強する事を忘れないでください。シールですから剥がれやすさは否定できませんし、あくまでもネイルアートの補助的役割で使うものです。マニキュア素材で作られた伸びるネイルシートというのも、たまに見つける事ができますから、ネイルシートの世界はなかなか奥が深いものがあります。

マニキュアでセルフネイルをするコツ

必ずベースコートを塗る

ベースコートはゼッタイ必要というものではないのですが、表面の目立たない凹凸を埋めてネイルの定着力を高め、仕上がりもよりきれいになりますから、ぜひ活用しましょう。ジェルは剥がれにくくずっと長くネイルを維持したい時にはオススメですし、マニキュアよりも美しい仕上がりになるのは確かなのですが、いざ剥がしてデザインを変えたい時には専用の除去キットが必要になります。経費が若干かかる事は念頭に入れておくべきです。初めてネイルに挑戦するなら、まずマニキュアから始めてみるのがオススメです。

この時にキャンパスである爪からはみ出したベースコートはきれいに剥がしておく事をオススメします。さもないとネイルがベースコートをつたって流れていってしまう事もあるのです。

トップコートも忘れず塗る

下準備が完了したらいよいよカラーを乗せていくのですが、どのようなデザインにするにせよ、必ず最初にやるのはベースになるカラーを塗る事です。マニキュアを使うにせよジェルを使うにせよ、むら無く塗るためには最初のイメージよりも濃いカラーをベースにするのがオススメです。ネイルをジェルで塗るのかそれともマニキュアで塗るのか、いずれを使うかで後の処理が違ってくる事も憶えておいた方が無難です。

根本からつま先に塗ると塗りやすい

マニキュアはジェルと比較すると乾燥に時間がかかるのが難点ですから、ゆっくり時間が持てる時に試すのがオススメです。速乾性のものだと1分もかからないで乾きますから、次の作業がスムーズにいきますが、その代わりタイミングよく筆を動かしていく必要があります。幾重にも塗り重ねていく場合は特にしっかり乾燥してから次の作業に進む事がこつです。必ず利き手から作業する事もポイントです。利き手以外の手から始めると利き手の指を塗る時は、動かしづらい指で作業する事になり、マニキュアがよれてきてしまいかねません。

ムラができないように中央を塗り、左右を塗っていく

塗る手順は爪先から始まって次に真ん中最後に左右という手順で塗っていくときれいに塗れます。

セルフネイルにおすすめのピンクネイルデザイン

美しい手に仕上がるチークネイル

モバイル画像だと少少わかりにくいのですが、頬にほんのりと色づくメイクのように、爪の真ん中にふんわりと色づく様が、チークファンデに似ているところから、名付けられたネイルアートの1つです。赤系やパステルカラーのピンクなどが使われる事が多く、柔らかくかわいらしい雰囲気を作り出す事が特徴です。男性受けも良く大人可愛いデザインを作りたいならオススメです。

男女ともに人気のフレンチネイルをする

ネイルアートの王道と言われるほどポピュラーなデザインです。セルフでも簡単にできる事や自己主張し過ぎない上品さが受けて、人気急上昇中です。

グラデーションネイルもピンクなら失敗しにくい

基本的なグランデーションは爪先から根本にかけてたてにぼかしていくパターンですが、ピンクが最も人気が高くよくみかけます。スポンジにカラーを染みこませたものを爪に軽く押し当てるようにして、色を乗せていくとセルフでも簡単にグラデーションを作る事ができます。

ストーンやスタッズだけでなくラメやシェルも相性がいい

ピンクネイルはマッドに塗るだけでも可愛いのですが、ストーンやラメなどワンポイントのアレンジを加える事で華やかさを増す事ができます。

まとめ

セルフでできるネイルを様々紹介しましたが、まずはカラーで遊んでみましょう。デザインもパーツを使ったアレンジも様々ありますから、オリジナルのデザインを考えていったらさらにネイルの世界が広がって楽しいかもしれません。