初心者でも簡単にできるネイルアート

単色塗り
初心者でも簡単にできるセルフネイルのテクニックとして、単色塗りがあります。単色塗りとは、爪全体を1色で塗りつぶすことです。はみ出さないようにすることと、色むらができないように丁寧に塗ることがポイントです。
全部の爪を単色塗りすると、おしゃれに見えないようなイメージを持つ人もいますが、単色塗りも指ごとにカラーを変えるだけで、とても華やかでおしゃれな仕上がりになります。カラーの配置や組み合わせを変えるだけで、雰囲気もガラッと変わるので、いろいろな組み合わせを楽しみましょう。
10本の爪をランダムに2色で塗り分ける
セルフネイル初心者でも、簡単におしゃれに仕上げるテクニックが、単色塗りですが、その単色塗りを応用して、10本の爪をランダムに2色で塗り分けるテクニックがあります。たった2色のネイルカラーでも、ランダムに塗り分けるだけで、とてもおしゃれな仕上がりとなります。
おしゃれにまとまりを良くするポイントとしては、1色はスタンダードなカラーで、もう1色をアクセントになるような派手なカラーを選ぶと良いでしょう。塗りかたも、10本の爪を交互に色を変えるのではなく、ランダムにアシンメトリーにすると、おしゃれな雰囲気になります。このとき、アクセントになる派手なカラーは本数を少なくしたほうが、まとまりやすくなります。
ラメグラデーションネイル
初心者でも少し手の込んだデザインがしたいというときには、ラメグラデーションネイルから始めると良いでしょう。ラメグラデーションネイルは、簡単にできるのに、仕上がりはとても手の込んだように見えるのが特徴です。
ラメグラデーションネイルの作り方は、まずはベースカラーを塗ります。ムラがないように2~3回重ね塗りしておくと良いでしょう。ベースカラーが乾いたら、ラメを濃くしたい部分から塗っていきます。例えば爪先のラメを強くしたい場合には、爪先から根元にかけて薄く塗ります。ある程度乾いたら、また爪先から最初よりも短めにラメをのせていきます。最後に爪先をしっかりとラメで塗れば、ラメグラデーションネイルの完成です。
爪先だけラメを塗ったラメフレンチ
上品な雰囲気を出したい人は、爪先だけのラメを塗って、ラメフレンチを作ると良いでしょう。ベースのカラーをベビーピンクなど、もともとの爪の色に近いカラーを選べば、ナチュラルな仕上がりになるので、オフィスでもOKです。
ラメフレンチは、通常のフレンチネイルよりもラインがはっきりと出ないので、多少ずれてしまっても目立たないのが特徴です。セルフネイル初心者でも、挑戦しやすく、上品な指先を作ることができるでしょう。
初心者でもセルフで簡単にできるツイードネイルのやり方
まずはベースとなる色で単色塗り
複雑で難易度が高そうなイメージから、ネイルサロンでないとできないと思われがちなツイードネイルも、やり方さえ理解してしまえば、セルフネイルで作ることができます。初心者でも簡単にできるツイードネイルは、まずはベースとなる色を単色塗りします。
ベースのカラーによって、雰囲気が変わってくるのでいろいろなデザインを比較してベースカラーを決めていきましょう。単色塗りをするときには、色むらやはみだしがないように、筆をこまめに動かして、丁寧に塗っていきましょう。
濃い色で+をランダムに書いていく
ベースカラーがしっかりと乾いたら、柄を書いていきます。ツイードの柄で使いたい色を3色選んでおきます。同系色の色で、濃淡のあるカラー選びをすると、まとまりのあるツイード柄になります。
カラー選びをしたら、まずは一番濃い色で、柄を書いていきます。小さな「+」をランダムに書いていきます。できるだけ細い筆を使って、細い線でしっかりと「+」を書いていくと、よりツイードっぽい仕上がりにすることができます。この後もあと2色使ってデザインを書いていくので、少し間をあけながらバランスを見て書いていくと良いでしょう。
次に薄めの色で+や縦、横線を追加してツイード風にしていく
濃い色で模様を書いたら、次は二番目に薄い色で模様を描いていきます。一番濃い色で書いたように「+」を書いたり、バランスを見ながら縦や横の線を追加していきます。濃い色の線に重なるように書いていくと、よりツイードの布感が出るので、バランスがとても大切です。
最後に最も薄い色で+や縦、横線を書き足して乾かす
二色のラインが書けたら、最後に一番薄い色で+や縦、横線を書き足していきます。最後のラインになるので、全体のバランスを見ながらラインを書き足していきましょう。長さや太さを少しアンバランスにしておくと、手書き感も出て、可愛らしい雰囲気に仕上がります。
バランスよく柄がかけたら、しっかりと乾かしましょう。ここで焦って乾く前にトップコートを塗ってしまったり、爪に触れてしまうと、柄が崩れてしまう原因になります。焦らずにしっかりと乾かして、仕上げにトップコートでカバーをしておきましょう。トップコートも乾いたら、キューティクルオイルを使って、ネイルの保湿も忘れずに行いましょう。
セルフで簡単にできるタイダイネイルのやり方
薄い色でベースを単色塗り
カラーを変えることで、一年中メインのデザインとして活用するタイダイネイルも、自宅で簡単に作ることができます。タイダイネイルは、まずは薄い色でベースを単色塗りします。このとき、ベースカラーの選択が、全体の雰囲気を変えるので重要なポイントです。
ブルー系を選ぶと、さわやかでクールな雰囲気になるので、夏にぴったりの仕上がりになります。ピンクやベージュなどの暖色系は、柔らかい雰囲気で、柄に使うカラーによってはオフィスでもOKなぐらい、シンプルなデザインにもなります。グレーをベースにすると、かっこいい雰囲気にもなります。
ベースに使うカラーによって、いろいろなテイストに変身するタイダイネイルなので、やり方を覚えておくと良いでしょう。
ランダムにドットを乗せていく
ベースカラーを塗ったら、柄にしたい色をランダムにドットにしてのせていきます。細い筆の先端を使ってカラーを乗せても良いですが、つまようじなどの先を使って、カラーを乗せていってもよいでしょう。
ドットはきれいな形になっていなくても、形をぼやかしていくので大丈夫です。神経質にならずに、ランダムにドット柄を書いていくようにしましょう。ドットを乗せる位置や大きさもランダムにしておいたほうが、かわいい柄になりやすいです。
ドットは、できるだけ小さめにして、爪全体にちりばめるように配置したほうが良いでしょう。先の工程で、このドットがタイダイの柄になっていきます。大きなドットを少ない数で配置してしまうと、その分柄が少なくなってしまいます。柄の大きさや、数、配置によっても雰囲気を変えることができるので、いろいろなデザインをチェックして好みの配置を探してみましょう。
ベースの色でドットを乗せる
柄にしたいカラーを乗せたら、乾く前にベースに使ったカラーでドットを書いていきます。柄にしたいカラーのドットの周辺を意識して乗せていくようにしましょう。ベースのカラーのドットも、大きさや位置はランダムでOKです。
乾いてしまうと、きれいな柄ができなくなってしまうので、スピードが大切です。形や大きさを気にせずに、ポンポンと乗せていくような感覚で色を置いていきましょう。ここで、ベースの色ではなく、同系色の濃い色や薄い色を置いても、さらに柄を強調することができるので違った雰囲気になって楽しめるでしょう。
2つのドットの色をトントンと叩いてなじませて混ぜていく
二色のドットを乗せたら、トントンと叩いてなじませて混ぜていきます。二つのドットの境目を消すようなイメージで、トントンと叩いていくのがポイントです。あまり混ぜすぎてしまうと、柄にならなくなってしまうので、柄用に乗せたドットは、丸い形を崩すだけで、できるだけ色はなじまないようにしておきましょう。
トントンと叩いてなじませるのが難しい場合には、細い筆やつまようじの先を使って、混ぜていくテクニックもあります。トントンと叩いてなじませると、色がきちんとなじみにくかったり、ベースを傷つけてしまったりする可能性もあります。慣れていないと上手に柄を出せないこともあるので、自分のやりやすい方法を選んでやってみましょう。
タイダイネイルをやる時には、ベースカラーは完全に乾かしてから始めるのがポイントです。焦らずにしっかりとベースを乾かしておかないと、その後の工程でベースカラーに傷をつけてしまったり、柄と色が混ざってしまうリスクもあります。
ベースカラーはしっかりと乾かしますが、柄のためのドットを乗せてからは、乾いてしまうと混ざりにくくなってしまったり、きれいになじまなくなってしまうので、スピーディーに行うようにしましょう。
柄が完成したら、しっかりと乾かしてからトップコートを塗っていきます。柄に使ったカラーの量が多いと、おうとつが激しくなってしまうこともあります。トップコートでしっかりと平らな表面になるように調節しておきましょう。トップコートをしっかりと乾かしたら、最後はキューティクルオイルで保湿を忘れないようにしましょう。
まとめ
ネイルサロンでしかできないと思っていた、おしゃれなデザインも、実はセルフネイルで簡単に作ることができます。いくつかのテクニックを覚えておくことで、自分の気分で手軽にネイルを楽しむことができます。
ネイルをセルフでできると、ネイルサロンに行かなくても良いので、ネイルを変えたいと思った時に、すぐに変えることができるというメリットがあります。また、自分で材料を揃えればネイルサロンに行くよりも低コストでネイルを楽しむことができます。
セルフネイルのテクニックを身につけておくことで、手軽にネイルを楽しむことができますが、自爪のケアをしっかりとすることを忘れないようにしましょう。とくにネイルをしている時には、キューティクルオイルや保湿クリームをしっかりと塗って、乾燥しないように注意しましょう。ケアの方法もしっかりと身につけておくと、健康的な爪でネイルを楽しむことができます。