可愛すぎる若き日のキャメロン・ディアスと映画「マスク」
今やハリウッドを代表する大女優となったキャメロン・ディアスですが、彼女にも当然、「出世作」というものがあります。その出世作というのが、1994年に公開され大ヒットしたコメディ映画「マスク」です。
今回はキャメロン・ディアスとこの映画について、詳しく解説します。興味がある人は最後まで読んでみてくださいね。
キャメロン・ディアスが「マスク」に出会うまで
キャメロン・ディアスはカリフォルニアのサンディエゴで生まれ、学生時代は名門高校「ロングビーチポリテクニク高等学校」に通う秀才でした。あの美貌で勉強もできたなんて、まさに才色兼備ですよね。
芸能界入りしたのは16歳のときで、ファッションモデルとしてデビューしています。モデルの仕事で2か月ほど日本で過ごしたこともあったそうです。
彼女であれば当然のことかもしれませんが、モデルとしてかなり成功しており、カルバン・クラインやリーバイスなど、さまざまなブランドのモデルを務めていました。雑誌で特集が組まれるほどの売れっ子だったのです。
しかしやはりモデルさんなので、世間一般での知名度はハリウッド女優ほど高くありませんでした。
新人ながらオーディションに合格!
モデルとしては成功していたキャメロン・ディアスですが、女優としては新人です。普通であれば映画に出れたとしても、エキストラや脇役での出演になりますよね。
しかし、彼女の場合、いきなり映画「マスク」のヒロインを決めるオーディションに合格してしまったのです。いくらモデルとして成功していたからと言って、これは稀なケースでしょう。
映画の大ヒットにより一躍トップスターへ
「マスク」はアメリカのみならず、世界中で大ヒットを記録した大作となりました。これによってキャメロン・ディアスは世界中に顔を知られることとなり、デビュー作でいきなりハリウッドのトップ女優に躍り出たのです。
演技の経験すらなかった新人がハリウッドのトップスターになってしまう、という異例の事態が起こったのです。
「マスク」で売れたのはキャメロン・ディアスだけじゃない!
映画「マスク」が出世作となったのは、キャメロン・ディアスだけじゃありませんでした。あのジム・キャリーも、この作品でスターダムにのし上がりました。
ジム・キャリーはこの作品の前に「エース・ベンチュラ」で主演し、そちらが大ヒットしています。しかしそれも「マスク」と同じ年の映画ですので、「エース・ベンチュラ」と「マスク」の両方が立て続けに大ヒットしたことにより、コメディ俳優としての地位を確立したと言えるでしょう。
「マスク」ってどんな映画?
キャメロン・ディアスとジム・キャリーという2人のトップスターを世に送り出した映画となれば、やはりその内容は気になりますよね。
「マスク」は一言でいうとコメディです。ダークホースコミックの「マスク」が原作なので、既に認知度は高かったキャラクターですし、読者であればストーリーもある程度は予想できたものでした。
しかし、そんな「マスク」がどうして大ヒット作となったのでしょうか?
ジム・キャリーの顔芸がうけた!
「マスク」が売れた最大の要因は、ジム・キャリーの「顔芸」でしょう。
コミックが原作であったとしても、鳴かず飛ばずに終わってしまう映画はいくつも存在します。コミック原作だから売れると言うわけではないのです。やはり、作品として何か「特別」がないとヒットはしません。
その「特別」こそが、ジム・キャリーの顔芸だったのです。彼の表情豊かでコミカルな演技は言語や文化の壁を越えて人を笑わせる力がありました。
キャメロン・ディアスの美貌も相まって
さらにこの映画で衝撃的だったのが、キャメロン・ディアスの美しさです。
この映画をリアルタイムで観た人の中には「こんなに美しい人間がこの世に存在しているのか!」と驚愕した人も多かったでしょう。それほどまでにキャメロン・ディアスの美貌は並外れており、これも大ヒットの大きな要因となったことは間違いありません。
日本では吹き替え版が高評価!
映画好きの人の多くは、洋画を見るときに「字幕版」を好んで観ますよね。しかしこの作品に関してはぜひ「吹き替え版」も御覧になってください。
声優の山寺宏一さんがジム・キャリーの声を演じているのですが、これが当時、非常に高評価を得ました。ジム・キャリー本人の声にも劣らないコミカルな演技で、日本中が山寺さんに笑わされたのです。「吹き替え版は違和感があるから」と思っている映画通の方でも、違和感ないどころか字幕版以上に笑えるかもしれませんよ。
まとめ
キャメロン・ディアスにとって、デビュー作にして出世作である映画「マスク」は、人生を変えた非常に重要な映画であると言えるでしょう。ジム・キャリーにとってもやはり、重要な映画となったのは間違いありません。
とにかく純粋に楽しめるエンターテイメント作品ですので、ぜひ一度はご覧になってください。